ためにならない釣行記

ヒャーコで釣れ!(後編)

どうやって起きたのかわからない2日目の朝、遅れてくるドンチームと合流。

 

とりあえずちゃんと一本釣りたいところなので鉄板ポイントへ。ドン・フジタ艇、ナカセ・石井チャン艇、ザキ・マッキー艇に別れて思い思いのポイントへ。

昨日、戸田たちが入った時の様子からお気に入りのポイントは行けそうだぞと言うことで流してみる。ここもまーまー剛毛だけど、こちょこちょやってると飛沫をあげてスイメンが割れそうな感じ。

で、

20140913-15_016

ちっこい

ちっこい

 

んん〜、飛沫は上がるけれどこつぶっこ。そしてザキがあることに気づく。

 

ザ「あ〜、また水漏れてるのかなぁ」

 

言われてみると、乗る時に入ったにしては足元に水が多い。エントリーで擦っちゃったか?

プライムタイムにアクシデント発生。雨降りじゃないからビルジ積んでないので、たまに手で汲み出しては釣りを続ける。沖目のブイに寄せられたちぎれウィード。そのエッヂをミニプルできっちり攻めると、

 

「ボカンッ!」

 

房総サイズだけど、わかりやすいところで狙ったとおりに出るのはやっぱり気持ちいい。よく引いたし嬉しい一本。

 

ここいらで、水の溜まる頻度が上がってきた。よく見ると2年前とは逆側の角の溶接がとれたっぽくて、イイ感じに浸水している。これからという時間なんだけど先に応急処置をしないとね。

目の前で陸っぱりの人がグッドサイズを釣るのを尻目に上陸。

たいしたものは持っていなかったんだけど、防水バンドエイドとビニールテープで応急処置。

やっぱりガムは持っとかないとダメだな。

 

こんなんだけど、みごとに穴がふさがり釣り再開…かと思いきや、ホッとしたのかザキの肛門ちゃまがワガママを言い出したので再度上陸。そこにドン・フジタ艇も合流して、ドンが連れグソ。まーまー良い時間なのにこのありさまw

ちょっとウンチついちゃった!…みたいな1枚。

しばらくこんな感じでワイワイと。爽やかな朝の空気の中、こんな時間が楽しい。

 

お腹もスッキリ、ドンのダメっぷりをみんなで笑って釣り再開。戻りながら早朝には暗くて見づらかったところをじっくり打つ。よく見ると釣ったところよりもえらく濁ってる。

 

マ「もーさー、こんな時間に

  クソバイトで釣れたら最高なのになぁ」

 

とか、ほざきながらじっくりやってると

 

「ボカンッ!」

「!!!」

 

背後からクソバイト音が! 振り返るとザキのポッパーが襲われてる!! イイ感じにロッドも曲がっているぞ。慌ててフォローに入って無事にランディング。

おみごと! 房総サイズだけど気持ちいい1本。青空がいいね。

ナカセたちも少し釣れてるみたいだけどウスラデカイのはノールック。ということで、宿でみんな集まって大反省会。オイラはチョイ飲み&チョイ飲みであえなく戦線離脱。。。

 

たいしたコトもしていないのに2日目の午後は疲れのピーク。起きるのつらかったなぁ。

ノビーとアックンは、和邇ヨット付近にエントリー。オレらは朝のエリアをおかわりすることに。

しかし、

琵琶湖大橋激渋滞(←中国語っぽい)。なんでも「イナズマロックフェス」なるものがこの連休中に開催されているからっぽい。FUCK’n イナズマだな。。

午後はナカセ・フジタ艇、ザキ・マッキー艇。ドン・石井チャンは、ドンが別エリアにどうしても入りたいというので別行動に。

で、初日に比べ今朝はみんなバイトが多かったのでこのエリアにしたんだけれど、またしても爆風を喰らう。操船のザキには申し訳ないほどに。。とりあえずウィードに船を突っ込んで四方八方を攻める。ウィードにはヘドバンS。波があってもアピールグンバツ。ウィードポケットにバンSをキャスト。ゆっくりきっちりとアクションをしてはポーズ。ポケットを抜けてウィードの上ではアクションを強めに。すると、

 

「ボカンッ!」

「出たっ!!」

 

待望のメガバイトで軽く持ち込んだのを見計らって鬼アワセしたものの乗らない。くっ!

しかも、今までと違いボートのすぐそば。オレらはウィードと同化していたんだろう。その後、杭エリアでもザキが船縁で炸裂バイト! これも乗らないっ! 荒れ荒れバイトだからかなぁ。惜しいぜ。

どっぷり日が暮れると風が止んだので、ちょっと沖に出てみる。ようやくまともにキャストできるんだけど釣れるのはウスラじゃない。「イナズマロックフェス」の〆の花火を湖上から眺めて撤収。

そうそう、フジタがようやくサカナをキャッチ。オレはこのラウンドバイトのみ。そうそう、思い出に浸るドン・石井チャン艇は全力ノンバイだったとか。ヒャーコ恐るべし。

残すは明日の朝のみ。遅くなったので来来亭で痛烈反省会。

この子、まえ来た時もいたな。

頼みすぎちゃったことにも反省。

 

宿に帰っても厚木チームはまだ帰っていない。アカシさんと呑んでるようだ。この宿で釣れてないの戸田だけだ。みんな聞くに聞けずに夢の中へ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

寝ても覚めても最終日。

1時間ぐらい寝坊したおかげで目覚めスッキリ。しかも暖かいし無風。今日は行けるかも?!

 

ノビーからナカセは津波のノイジーとポップRでよく釣るって聞いていたので、どのくらい釣るのか見てみることにした。ザキ・ドン艇、石井チャン・フジタ艇、ナカセ・マッキー艇にて7時撤収予定で最終ラウンドに挑む。

思ったよりも剛毛じゃないし、イキフングンバツ。とりあえず薄暗いうちは「角」狙いで。

しかし、ナカセは全然炸裂しない。あ、オレもだけどね。途中でフジタ艇とすれ違うと石井チャンが釣ったようだ。

マグトーいいね!

 

お、釣れるんだということで、ナカセのオススメポイントに行ってみる。が、まさかのノンバイ。

そろそろ帰着時間が…。他の連中はというと、

あれ?釣ってる?!

様子を聞いてみると、とあるパターンがあったようだ。ザキ、フジタはゴージャップも混ざってる! もう7時なんだけど、みんな30分延長するということになり、遅いかもしれないけど釣れ釣れパターンを試してみる。

 

マ「………(真剣)」

ナ「ほんとにこれ出るんすかねぇ」

マ「これを信じてやりきった人が結果を出しているんだよ」

ナ「ですね…」

 

こんな感じで修行モードに突入。すぅぅ〜と深呼吸し、姿勢を正してキャストを繰り返す。が、ナイスキャストなのにトラブルばっかり。。ココロが負けはじめる。

時間的に最後のポイント。平静を装いキャストを続ける。

 

「出たっ!」

 

背後からまさかのヒトコトが。振り向くとナカセのロッドが綺麗な弧を描いている。よし、バレそうにないな。サッとアミを取り無事にランディング!!

 

「よっしゃ!!」

 

ヨンジュウ何センチぐらい。〆はやっぱりブラックサチコ。

 

ポキッ…

完全にココロ折れました。気持ちは完全にヒサシ……心の中をヒサシが横切った(友情出演)ので、平静を装い写真を撮って旅を終えることにした。

ドンもザキの3本連発に心乱されノーフィッシュ。よしっ!

撤収時にはルワー談義とか、

記念撮影とかw

渋滞が怖いので8時半にはヒャーコを後にする。

順調に浜松に到着。小腹が空いたので慌てて駐めたらグイッと押してた。

ここまで順調に走ってきたのにレジで渋滞。。

ドンの写真の撮り方がクソだっ!というクレーム話で盛り上がりながら

2時すぎに無事東京に到着。

怪しげなビルの地下へ潜り、

ラーメンで〆っ! 麺に始まり、麺に終わる。

ヒャーコ恐るべし…やっぱり秋は苦手。

残念な釣果だったけれど、いろいろ刺激も受けたしネタに事欠かないゆかいな仲間たちと過ごす時間は楽しい。自分なりに次への課題がみえたのでまた来よう。

 

みんなおつかれで!

次へ 投稿

前へ 投稿

2 コメント

  1. ヒサシ 2014/09/29

    ちきしょー、俺も行きたかった。
    来年は絶対行くぞ!

  2. Mackey 2014/10/01 — 投稿者

    ヒサシ、
    ビッグダディの復活をまってるよ!

返信する

© 2024 TOPBOKAN