いつもは攻めないこっちの筋も















































「スゲーヤツ」です、どうも〜。
気合いの1本、ヒレピンだ。
カメラのレンズの水滴は
一応拭いてからな、ピトシ。






タックルボックスも水没気味…
防水デジカメでよかった〜











ズブ濡れのタックルボックスを
部屋で乾燥中です。
あれっ?金ペラ?
October.12(Sat), 2002
場 所:KTG
天 気:冷たい雨
メンツ:N@OBBY、ピトシ

ホントは今日は冷たい雨が降るというのでやめておこうかと思ったけど、ピトシが「どうしても今日じゃないとあと3週間は来れないっス!」というので、とりあえずKTGに。

朝7時半頃起きると、かなり小雨だけど降っている。しかも寒ぃ…。スイメンからは湯気まで上がっている始末。けど、この間までかなりよどんでいた水もすっかり入れ替わったのか、キレイになっている。
ちょっとやる気になったのでさっそくレインを着込み出船。

今日はレインのフードをかぶっているので操船しづらい。いつもならみんなのキャストのタイミングとかみながら操船するんだけど、今日はこのフードが邪魔して全然見えない。移動しようとするとキャストした直後とかでちょっとキマヂィ…。
オイラが操船する上で気をつけているのは、身の安全はもちろんなのだけど、全員が平等にキャストできるようにポジションを取るよう心がけること。だから我先キャストなんてしやがった日にゃかなりムカつく。そして風や流れでボートが回転しはじめたら、すぐに修正すること。回転しはじめたのに無理して投げようとすると、後ろに人の顔スレスレをルアーが通ったりするからだ。ちょっとかがんでいたりしたら、頭にブチ当たる可能性もあるし、ロッドを立てていたら、ひかかって傷めてしまうかも知れない。当たる当たらないの問題ではなく、目の前をルアーが通るのは恐怖だし、後ろに人を背負った状態でキャストさせないように気をつけているつもりだ。もしオイラがトラブっている最中だったら、済まないけどパドルで修正してもらうか、後ろを確認してからキャストして欲しいと思ってる。

幸い今日は風がほとんどなかったんだけど、問題発生。何と、オイラのレインはボロくて、モモのところがタバコで焼けて穴が開いていたのだ。いち早く雨が進入し、ズボンに浸みはじめた。寒さレベル★。
いまだ湯気を割って出てくる気合いのはいったヤツはいない。そうこうしているうちに、手首の隙間からも雨が侵入し、中に着ていたスウェットがキッチリ水を吸い取り、寒さレベル★★。

雨が少し強くなってきた。「この状況で1本出たヤツはスゲーな」とN@BBY。確かに。しかし岸ビタ、シャロー、立木、岬、岩盤、流れ込みと執拗に攻めるけど、相変わらずノーバイト。この時点で、レインのフロントチャックがブッ壊れていて、マジックテープで留めていた隙間から水が侵入。またもスウェットがキッチリ水をキャッチして、上半身が姿勢を変えるだけでピヤッと冷たい。大丈夫だと高をくくっていたケツまでびっしょりだ。きっと縫い目がもうダメなのだろう。替えのパンツは持ってきていない。寒さレベル★★★★まで一気に上昇。こうなるとちょっと回路がショート気味、ボートの上で立ち上がり「出てこいヤーッ!」と大声で叫びはじめたり…これにはN@BBYもビックリ!

ようやく実績エリアだ。
さっそく「よし出たっ!」とN@BBYの一言。
「ウホ〜(裏声)!けっこうデカイっすよ!」
とピトシ。
「ヨシャーっ!」と上がってきたのは43cm。
釣ったのはいうまでもなくドリラー改。新しい金ペラ。この時点でN@BBYは、「スゲーヤツ」に。


その後、相変わらず雨が降ったり止んだり。身動きひとつするごとにいちいち冷たい。すれ違ったゴムボの人がさらに上流でけっこう出したという。「オレラほとんどノーバイト」というと驚かれたほどだ。
ンじゃってんで上流に行くけど、全然出ない。だんだん狭くなってきて、みんな無言のマジモード。こうなるとケッコー我先キャストされるんだよね。ボートも1速とかで進むから、我先キャストされやすくなんだよな。そうなるとオイラは、打ち尽くされてみんなに見切られたところを打つしかないんだな。だから釣れないってことはないんだけど、「釣れる気=楽しい」はしない。
だんだんイライラしてきて、
「おいっN@BBY、こんな状況で1本とって満足だろ?何バンバン打ってンだよ。操船代われよ!」
とブチ切れてみようかと思ったけど、
なんか大人げないしな。釣れネーからって読まれるとよけいムカつくし。
しかし、心は殺しても、態度に出てしまう。バック3速からいきなり前進5速の荒操船!狭いのに我先キャストされてもガンガン前進!
そんな最中、空気を読んでいたピトシは頭を使う。真ん中のN@BBYがキャストした後に残っているところを打てば、オイラとはかぶらない。
そんなピトシが「来ました…」
振り返るとオイラの目の前に曲がったロッドティップとその先にはドリラーに食いついたバスが。
「バラシトケ…」
心のどこかで唱えた呪文が効いたのか、またまたピトシが空気を読んだのか、バラしました。
ちょうど寒さレベルがMAXに達したのでここで敗退。

帰りは、ブルブルガチガチと仲良く震えながらお互いのロッドを替えてみたり、ルアーを替えてみたり。ところでドリラー改のこの金ペラ、ホントよく見える。オイラは目が悪いんだけど、ボカンとブチ込んでゆ〜っくり巻いてもその回転具合が見える。目の悪いオイラにとって遠くのルアーの様子が分かるっていうのは、けっこうありがたいことだ。まっ、ただ引きルアーで味気ないことに変わりないんだけどねぇ。

なんとボートを撤収してビックリ、もう午後2時半。今日はワンランで終了だな。とりあえずTIGHT LINESへ。
「番外編」
その辺のヤツには負ける気がしないというほど、アームレスリングに自信のある2人がついに対決。

パッと見は、どう見てもテッチャン(左)なのだが、噂ではピトシもかなりヤルらしい。実際、ピトシもハナからあきらめていないところが、自信の裏付けなのだろう。それでは、レディ…


GO!ウオーッ!!!!
勝負は一瞬にして…つかなかった!
やはりギリギリまでテッチャンがねじ伏せるのだが、何度もフンッフンッ!とテッチャンがたたきつけようとしても、ピトシの手首がなかなかテーブルにつかない。しかも、その状態から少し巻き返そうとする。何回かそんな状態が続いた後、返しきれないピトシの手首がテーブルにつく。


☆★WINNER―テッチャン★☆
おめでとう、さすがだ!
ベンチプレスは100kg以上持ち上げるんだとか。
ピトシもかなりショックのようで、リベンジマッチに向けてトレーニングを開始するようだ。目指せバッテリー4個。たのむぞっホントっ!
リベンジマッチの模様は、またオイオイ。



October.20(Sun), 2002
場 所:亀山ダム
天 気:くもり→雨
メンツ:ゲストを含む40人近い熱きトッパーたち

「第4回 TIGHT LINES 釣り大会」
に懲りずに参加しました。

午前のようす
午後のようす



「平地にあるのでこんな感じ。いつもの岩盤・オバハンとはまたひと味違った感じがとても新鮮。」


「またまたローカルさんたちと出会いました。左から、よしさん、冨山さん、ろかさん。」
October.12(Sat), 2002
場 所:kawa
天 気:晴れ
メンツ:N@OBBY、柿下、キッカケさん、NORI

今日は気分転換にいつものフィールドを離れて、新たな場所探しへ。
一緒にセッションしたのは、千葉で一番釣れるルアーを作ると言われる???キッカケさんと千葉で一番釣れるルアーで一番釣るという、テスター???NORI。

朝5時過ぎに久留里のコンビニで合流して打ち合わせ。しかし、NOBBYと柿下は一歩もクルマから出てくることなく爆睡。キッカケさんの要望もあり、房総半島を離れた川を目指し一気に70kmほど北上することにした。

太平洋に流れ込むこの川の河口付近から、川沿いの道を様子を見ながら進む。潮の影響を受ける部分は減水している。どこかに水門があるはずなのでそこを確認しながら、釣りに来ている人たちの様子を見るなどして、淡水域を探ってみる。
カーナビだけでは細かい道がわからないから、ここからは千葉の詳細地図で細かくチェック。用水路と川の合流地点の様子を見に行ってみることにした。アルミを下ろす場所も見つけなければ。
こぢんまりとした用水路に着くと、護岸にバスを狙う人たちがポツポツ出てきた。すぐそばのアルミで浮かぶ人に話しかけると、快くアルミの出せる場所を教えてくれた。あっ、遠くの方にもアルミが浮いている。どうもトッパーっぽい。アルミを出す場所を探しがてら近づいてみると、なんとローカル冨山さんぢゃないか!今日は51会のろかさんとよしさんと一緒で、ろかさんはキッチリ釣ってるっていうからスゴイ。

橋のたもとから簡単に下ろせる場所を発見。車もキチンと止められるスペースもある。
ソッコーで浮かんで上流を目指す。見た目はトローとした川でも浮かんでみるとケッコー流れているモンだ。今日は3人乗りだしあまり釣り出来そーじゃないな…。するとすぐに、ローカルさんたちと遭遇。やっぱ出会いはスイメンじゃないと。またアルミをジョイントさせてしばし雑談。トッパーの友達はみな友達って感じで、初対面でも会話が弾むのが何より楽しい。

さて、釣りの方はというと、流れでアルミを蛇行させながらの釣りなので、なかなかうまいこといかないんだなこれが。一気に上流まで上がって、下りながら釣ればいいんだろうけど、めぼしいところを見るとキャストせずにいられない。この辺がまだまだなんだよな、オレラは。
おっと、ヘラの人が釣ってる。なんにせよ、魚を釣っている人を見るのって楽しいし嬉しい。邪魔にならないように対岸によりつつエレキをさらに回す。岸がわりと近いので、ショートピッチでスボスボ入れる。
調整した天狗ベイツの『アンクルバード』の羽の具合を見ていると、だいぶ感じがよくなってきた。ちょっとあおると「ゴプッ」、ただ巻きすると「ボコボコ」と低い音を出してくる。気に入ったのは、
『着水→ポーズ→派手な泳ぎだし→ポーズ→また派手に』。
そんな感じでやってると、ピックアップ間際にいきなり
「ボカンッ!」

「うわぁ〜っ!」
って強烈バイトに思わず情けない大声を上げちゃったけど、全然のってない。白っぽいアゴと腹が見えたんで、たぶんバスだと思うんだけど…。
結局、バッテリー残量が黒に変わったこと以外は何事もなく敗退。千葉で一番釣れる・釣る???コンビもバッテリーが赤に変わったこと以外異常なし。
5時間でたった1度の強烈バイト。見た目はアシ際ばっかりで飽きちゃうんだけど釣れるまで来てみたい。要再調査。

「千葉で一番釣れるルアーを作るキッカケさん。全ゾリもなんのその、この後気持ちよく爆睡。」


「房総野池集団のNORI。前日飲み過ぎたのか、それとも川は苦手なのか?やっぱり全ゾリ!」

「最近このひきつり顔がマイブーム?かなりモイキー。後ろのニセ爽やかさん柿下ともに全ゾリ。」




「かなり釣れそーな雰囲気を醸し出してる野池。パラダイスになり得るのか?」


「クルマの脇から下ろせるのはサイコーだ。特に気がはやっている時は、なおさらね。」


「しかし、あっけなく玉砕。“釣れる気しねーよっ!”」
October.12(Sat), 2002
場 所:noike
天 気:晴れ
メンツ:N@OBBY、柿下、キッカケさん、NORI

午後はバッテリーの残量もあるので、こぢんまりとした野池を捜すことに。
ここでバッテリーよりも早くオイラが落ちて、肝心の野池探しには参加せず…。

クルマの揺れに気づくと、「ここいいんじゃない?」「釣れる釣れる」という声が。ムクッと起きあがるとそこはいかにもアヤシイ野池があった。
すでにキッカケさんがパリオカで奥の方の角を攻めている。
千葉で一番釣れる・釣る???コンビも,「ここは釣れる!」と断言してるし、かなり期待できそうだ。やっと釣れそう。

日没まで1時間半ぐらい。ゆっくり回ってちょうど1周できそうな大きさの池だ。
オバハン、立木、ゴミ、シャローと狙い所は豊富。しかしというかやっぱりというか、「ここ出ないとおかしいでしょ?」というところでことごとく出ない。柿下につつかれバイトがあるけど、イマイチ船は盛り上がらない。そのぐらいこの池には疑惑が浮上し始めていた。

すっかりあたりが暗くなってきても何事も起こらなかった…またか。
困ったことに釣れる気までもしなくなってきた…またか。
「あぁ、人しか出てこないTBレポートになってしまうな」…またかと思いつつ早々に敗退。

ちょっと遅れて千葉で一番釣れる・釣る???コンビも帰ってきた。房総野池集団のNORIは釣ってるだろうと思ってると、なんとキッカケさんが自身のLBで2バイト、バドで1バイト!ダークホースだ。大袈裟だけど結局バイトのみなんだよね。要するに全員全ゾリ。
でも、見た目は濃いが生命感は薄いこの野池で、けっこうイイバイトをもらったキッカケさんはなかなかやるね。

ここで2人と別れ、オレラは久々にTIGHT LINESによって来週の大会の申し込みを済ませる。


「アンタたちまた全ゾリ?道具ばっか買ってないでたまには釣りなよっ!」


「本日のスーパー全ゾリくん。バイトってなんですか?どこで売ってンの?」


「千葉で一番釣れる・釣るコンビも玉砕!粉砕!こっぱみじん!
もしかして、来週のTL大会3連覇を狙ってンのか?」






「久々のKYD。朝モヤが雰囲気を盛り立ててくれる。」















「左端のところでボイル発生!イセキさんが挑むけど…」
October.5(Sat), 2002
場 所:KYD
天 気:くもり→晴れ
メンツ:NOV、イナゾー、ピトシ

もう10月か。今年は早いな。
釣れない秋を打破すべく、今日は久々にKYDの様子を見に行くことに。

朝目覚めて水の様子を見に行くと、この間の雨のせいかチョイ濁り。そしてどんどん水を抜いているのか、かなり減水気味だ。

橋の方を見るとNOVが誰かと話してる。あっ!この前KTGで会った「チキチキバンバン」の二人だ。何でも金曜から房総を放浪しているらしい。う〜ん、うらやましい。

減水でアルミを出すのがかなりキチー!一汗かいて、NOVの直感を頼りに右の筋を攻める。
雰囲気はいいけど…生命感を感じない。手当たり次第、実績ポイントを打ちまくり、最上流まで行くけど、やっぱり出ない。最近NOVは、『釣り態病』にかかってしまい、ちょっと出ないとすぐ「釣れネーなー」「どうしても釣りて〜」「なんで出ねーんだ?」をローテーションさせる。きっと針先からそのさっきが伝わっているんだと思う(かなりテキトー)。俺的には、秋は9時以降が釣れる!って思いこんでいる。

大移動して、最実績エリアの左の筋へ。あそこしかない!
するとチキバンのイセキさんが浮いていた。様子を聞いてみるけど「……」。その先にいたコンドウさんも「……」。どうにもイマイチらしい。そういう時は、スイメントーク。いろいろはなしてると、コンドウさんとNOVん家がスゲー近いことが判明したり、フックはほとんどダブルフックに替えていたり、よく行く場所が似ていたりと、けっこうスタイルが似ていることに気づいた。そしてイセキさんがプー生活ということも。どうして知り合うトッパーは、みんな一癖ある人たちなんだろう。すると、すぐそばでポイル発生!しばらく見ていてもまだボイルしている。イセキさんがたまらず『ハングくん』をブチ込むけど、撃沈…。やっぱボイルは釣れない。

時間は9時前、俺的には丁度イイ頃。さっきのボイルでみんなやる気になり、釣りモードへ。
奥に進むけど、めぼしいところは全て打った。たまにボイルが見られるけど、ぜーんぜん釣れない。けっこう奥まで来ると、イナゾーとピトシが奥から戻ってきた。
「異常ナシっす!」
またしばらくここでボートをつなげてルアーをいじくったりなんだりしてるうちに、もう11時半。あきらめてノロノロと引き返す。途中の岩盤で『30m遠投競争』をしてみるが、これがなかなか届かない。岩盤ビタには入るけれど、岩盤ブチ当てには及ばない。なぜブチ当てなければ意味がないかというと、岩盤までの距離が30mもないからだ。まだまだ修行しなくちゃな。

最後の最後、アルミを上げるところの前がゴミ溜まりになっていて、いかにもアヤシイ(実は、朝からずっとアヤシイと思うところを打って総すかん喰らっているから、それほどアヤシイとも思っていない)。
とりあえず「最後の一投だ!」と『淀トー』をキャスト。岸ビタのスタンプに引っかかりチョウチン。ペラのみチョウチンでペチペチやってると、音もなくスタンプごと水の中に崩れ落ちてしまった。

「あ……ぁ〜」

このまま沈んじゃうと根掛かりすると思い、ロッドをたててゴリ巻きしてると、手前の倒木に引っかかったあたりで、不自然な水しぶきが。
「あっ、バスついてんよっ!(笑)」と目のいいNOV。
「ああっ!ホントだっ!(笑)」さらにゴリ巻きして上がってきたのは、ホントにバスだった!
あれれ、チッコイ。そして激ヤセ。ハラの凹み方がなんか不自然だ。なんだかビックリしたような顔してる。
急な水の変化で餌がとれなかったんかねぇ。大丈夫だよ、おまえを食ったりしないから。
とりあえずちょっとカメラの方に魚を突き出しながらパチリ。
リリースすると、一滴も飛ばすことなく、沈むようにゴミの中に消えていった…。去り際まで静かだ。

いや〜、スタンプがバスに化けた。こんな不思議な出方は初めてだ。不思議なうれしさだ(ビミョ〜)。記録に残んないけど、記憶に残るバスってヤツかな。

「あぁ〜釣りてぇ〜」


「くわえタバコで
笑える余裕の1本。腕の違いを見せつける。チョウチン入ったら『ペラペチ』効くよ」


「台風のあとの土砂災害には十分ご注意して下さい。」




「昨晩の出発時から一番眠っていたクセに、昼間っから居眠り運転しそうになったNOV。笑っちゃいるけど、まだ眠い。」

October.5(Sat), 2002
場 所:KYD
天 気:くもり→晴れ
メンツ:NOV、イナゾー、ピトシ

さっさと撤収して、海沿いを南下する。久々に野池攻めをしてみることにした。

メシ食ったあと1時間以上運転するのは、ドライバーにとってけっこうイカチー作業だ。案の定、ダンマリはいったNOVも、半分まぶたが下がってた(先週も工事現場につっこみそうになったし)。
左側を見るとサーファーたちがフラットな海に浮かんでる。サーファーって、いつも波が無ェ〜っていうくせにけっこうイイ感じに割れてたりしても、デカすぎるとかダンパー気味だとか不満そうなのが不思議だ。あまり「今日はよかったな〜」って話を聞いたことがない。

野池まではけっこう遠い。イカチー道を上り詰め、3時に到着。今日は1台しか先行者がいない。水がエメラルド色しているせいかな?とりあえず昼寝。

台風21号のせいかかなり増水していて、オバハンがぴったり閉じている。わずかな隙間から、魂込めてブチコミ!ブチコミ!ブチコミ!
しかし、やっぱりノーバイト。たまに奥の奥の方でガボッと喰ってる音がするんだけどな。
夜6時。すっかり真っ暗になると、オバハンに岸際を占領されては打つことが出来ずにとっとと敗退。

NOVとオイラはテンションが上がんないので、すでに撤収してアルミも屋根に縛り終えていた。イナゾートピトシはしぶとく近くのワンドで粘っている。そこで、

「よっしゃーー、出たーっ★」
「うおぁぁぁ、デケー!!!」
「やべーっ☆イッたでしょ!」

とNOVと叫びまくってると、ワンドの奥からスーとヘッドライトの明かりが出てくるのが見えた。

「バスもあれくらい簡単にでてくるとイイのにな」
ってNOVと大笑い。

「……」
イナゾートピトシが帰ってきた。
オレラのイタズラもクルマのライトの位置ですぐにバレてしまったようだ。

まぁ、とりあえず1バイトのみってことで本日敗退。
オイラ以外は、ガン首そろえて全ゾリ。みんな口先ばかりで参っちゃうなぁ〜。
しかし…こんな日も珍しいな。今日は不思議だらけの1日だ。

「ガタガタ道を進んでいくと」

「こんな神秘的な表情を持つ野池が存在する」










「うひゃえへぇっ?今日は俺だけ?みんな口先だけじゃのぅ」



   
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