「うらぁぁぁ、どけや〜!ガンジーなのに暴力的な顔。よってガンジー失格!」


「なに撮ってんだっコラ!
 いや、撮ってくださ〜い♪」
August.21(Sat), 2002
場 所:川
天 気:晴れ
メンツ:NOV、イナゾー、ピトシ

今日はとてもスペシャルな日だ。なんと「トップ堂」に出ることになったのだ。そして今日がその撮影日なのだ。

「いつかトップ堂に出てぇな」としょっちゅう口にしてたし、去年の秋には『宴会部長は俺だ!』にも行ったりした(ボートが借りられず敗退…)。
オレラもそれぞれ気合いが入る。
オイラはトレードマークのアフロを洗う。リンスがイイ香り(おっと、誌面じゃわかんないぞ)。
NOVはこれまたトレードマークのサングラスを新調。ヘアスタイルも『つむじロング』にアッシュの短髪。ジャンルのわかんない危ない人になった。
イナゾーは、バリカンのアタッチメントをはずして刈り込んできた。親には「ヤクザに入んのか」と言われたらしい。オイラとしてはヤクザというよりも『ガンジー』っぽくてかなりイケてると思う。
ピトシは、前日になっても何も考えていなかったというしょうがないヤツなので、30分ぐらいいろいろネタをアドバイスした。にもかかわらず何一つ準備してなかった困ったやつだ(微怒)。

当日は、クルマの中からテンションを上げていきましたよ〜。もちろんノー睡。寝てなんかいられない。
待ち合わせ時間よりも早く着いたので、とりあえずパリオカ。危うく4本足を釣りそうになってしまった!「ブォウ〜ブォウ〜」ってね。

店長エバトさんと合流。
炎天下の中、順調に撮影は進みました。
自転車のおじさんがキィーと止まってしばし凝視してました。

エバトさんがファインダー越しに言う
「いいねぇ〜」
という言葉がやけに気持ちよかった。
「ああ、グラビアなんかのヘアヌードモデルとかって、こんな気持ちで1枚1枚脱いでいくんだなぁ」なんて思ったりして。
さらにピトシに、この風景を撮影してもらう。

どんな誌面になるのかは全然わかりません。
っていうか、実は載ってなかったら笑っちゃうよな〜。没だったりして(苦笑)。
発売日が今から楽しみだ。

「店長エバトさん。会社から来たとのことです。相変わらずのタフさには頭が下がります。見習わなければ。」



「撮影は終始楽しく進みました。楽しいが一番!しかしアッチィ〜」


「ンフ〜、没にしちゃイヤ〜ン」




「カッコイイねぇ。釣れちゃうんじゃないの?」
August.31(Sat), 2002
場 所:KKG
天 気:晴れ
メンツ:NOV、イナゾー、ピトシ

午後はKKGへ。風が強くてかなり波立ってる。
少しでも寝ようと夕方4時に昼寝開始。5時に起きるはずが5時半!でも、風もおさまり、たくさんいたクルマもいなくなってた。

前に来たときは全ゾリカマしてたので期待してなかったんだけど、なんか見た目がイイ感じ。
「釣れちゃうんじゃないの♪釣れちゃうんじゃないの♪」

国道の下をくぐって和船と護岸の間に『淀川ドリラー(仮)』をキャスト。和船の脇を通り過ぎようとした時に、
「ボカンッ!」
なんとまぁ、誰よりも先にオイラに来るとは。
もちろんバチコーンッと即合わせ!川バスだけあってかなり引きが強い。サイズはそこそこだけど、なかなか力強いヤツで嬉しい1本。「なんかイイんじゃないの♪」

その後、なにやらタライのほうが騒がしい。
「やったぞ〜」「うぉりゃ〜」「デケェ〜!」
おまえらの声のほうがデケェよなんて笑いながらも、活性の高さにかなり期待&あいつらの釣果にチョイあせり。
その期待通り、アシ前ではオイラの『セミヌード』に強烈バイトやら追い食いやら、タッチやらとなんかいつもとチガウ。
めずらしくNOVには来ないなと思ってると、『ZOUSAN』が立木脇を通り過ぎた時に「ボカンッ!」と。コテコテの出かたできたけどバイトのみ。そのあと、『ヒロポン』にも待望のバイト。しかもかなり強烈やる気満々のイイ出方。けど、これもバイトのみ…。

真っ暗になったあたりからまた風が吹き始め、それと同時にバイトもパッタリと遠のいた。NOVから操船チェンジの指名を受けたのでチェンジするも、時すでに遅し?
結局、延々と続くアシ打ちに釣れる気も失せて敗退。ホント時間割でもあんのかって言うぐらいパタッと出なくなっちゃった。
2時間チョイぐらいしかできなかったけど、バイトが多くてけっこう楽しめたね。イナゾー2本、ピトシ1本、オイラ1本、NOV…。惜しいね。もしあのヒロポンのヤツが獲れてたら、ボカン全員ゲットだったのに。う〜ん惜しいね、どうしょうもないんだけどさ。
『全員ゲット!』これはオイラの夢でもある。みんなで釣りしてみんなが釣れたらサイコーっしょ?
けど、いっつもそれを阻止してんのが、オイラなんだよなぁ。

「片桐ハイリ風(マニアック)
エラのハリ具合と口がポイント。目もちょっと寄り目がグー。ちなみに淀トーは道楽に修理に入りました。」




「久々のKYD。心配した水はなんとか回復したのだが…」


「最上流部。エレキは引きずりまくりのところでこの流れ込み。出たらカッコイイのにナー」


「夏なのにハイネック!このツラ見てもわかるように、ノリがイマイチ…マジでのぼせます。」
August.24(Sat), 2002
場 所:KYD
天 気:くもり&晴れ
メンツ:NOV、イナゾー、ピトシ

今日は久々にボカンオンリー。
小雨→大雨に変わる中、久々にKYDへ行くことに。ホントは味をしめてYRGに行こうと思ったんだけど、きっと以前のように、数時間後には流れが強くなってしまうだろうということで。
水量が心配だったけど、これはまぁだいじょうぶ。しかしKYDにしてはちょっと濁ってしまってるね。まっ、どのみち出るときは出る、出ないときは出ないのであまり気にせずやることに。

とりあえず流れ込みがいいだろうと、ちょこちょこ実績場所を打ちながら行くけれど、やっぱり…。真ん中の筋をおくまで進むと、岩盤沿いにイキオイよく流れ込みがいくつか出来ている。
「ここしかナイっしょ!」って思ったものの…
「ゴミの下だったのか!」って思い直すものの…

「ここで出たらカッコイイのになー」なんてNOVといいながら、別の筋をめざす。途中ですれ違う人も、チョイ出ししたもののまだ釣ってないんだって。やっぱ濁りみたい。

左の筋をちょこちょこ打ちながら、最上流をめざす。今日は首輪がついているのでテンションがイマイチ上がらない。おまけに気温が上がってくるとこの首輪の中が異常に暑くなってきて、脳ミソが沸騰しそうになったよ。
ようやくイナゾー&ピトシのタライと合流。なんとピトシが絶好調。やっぱり奥の激滝の中から、マンドリラーの早引きで出したらしい。その後もヒロポンにかなりバイトがあるものの、結局とれていないらしい。イナゾーはというと…。
オレラも滝へ行ってみたもののノーバイト。
もう一つの滝の方へ行ってみたけどこっちもノーバイト。

その後はもうすっかりダラダラとしてしまい、オイラはもう釣れる気がしねぇ。首輪がアゴの下に擦れてヒリヒリしてくるし、おまけに汗かくもんだから滲みるし…
そういえば、今日はNOVのマンドリラーも爆発しないなぁ。この間買ってた『ミスうなぎ』もクネクネピシャピシャしてイイ感じなんだけどね。おっと、『ZOUSAN』のポコポコも効かないみたいだね。
ということで敗退。なんか珍しくなんもオモロイことなかったなぁ。ん、なんだあのマスクの人は!アハハッ!このクソ暑いのにバカだねぇ〜

「っと、そんな時に謎のマスクマン発見!秘密の特訓してんのか?でもなんか悩んでいる感じ。」


「すいませんっ!もう何もできないっス!(ちょっとキレ気味)」



「オバハンもイイ感じ。
『もう、早く来てぇ〜ん』」


「いつも投げてしまうが、この滝壺から釣ったことはない!」

August.24(Sat), 2002
場 所:TFD
天 気:晴れ
メンツ:NOV、イナゾー、ピトシ

午後はTFD。午前中ダラダラとやっていたら11時半まで水の上にいたので、めずらしくTIGHT LINESに寄ることなく直行。
ここは水もきれいだし、満水だ。安心して昼寝に入る。


夕方、オイラの首の具合がイマイチなので、NOVが操船してくれた。パラダイスにむけてひた走る。ここはやっぱり景色がイイね。所々、岩盤&流れ込みの箇所だけ打ってみる。たまに、打ちまくったあとの流れ込みを、あとから来たイナゾー&ピトシに、「そこけっこう出るよ」なんていって時間稼ぎ。先を急ぐ。しばらくして、

「うおっしゃぁー!来たぞコノヤローっ!!」


イナゾーの馬鹿デカイ叫び声が聞こえた。
「マジで?!やるなぁ〜」なんて思いながらもかまわずキャストを続けていると、

「うわぁぁぁぁぁ〜、バレた〜」

ちょっとヒヤヒヤ、そしてニヤニヤ。
オイラは岩盤にからむブッシュの手前を『淀川ドリラー(仮)』でカチカチ引いてると、

「ボカンッ!」

やっと出た!いつもの即アワセをかますハズが、ロッドが立たない?!スゴイ力で潜っていこうとしてんのか、ゴリ巻きしようにもドラグガン締めでも空回りっ!強引に力で乗せようとしたら「プカ〜ン」とルアーだけが浮いてきた…。

「あはははははっ!出たねぇ〜」

NOVと大笑い!バラしたことより、まだ日が高いのに出たのが嬉しかった。「出ちゃってんの!!」って感じでテンション馬鹿上がり!!いっつも全ゾリ争いしてるイナゾーとオイラのバイトですっかり全員『釣れ釣れ』モードになった感じ。イイんじゃないの。
パラダイスに近づくにつれ、キッカケさんが調べてくれた『浮き草』絨毯が水面を覆う。何回かその絨毯を越えた頃、もうずっとずっと先のほうまでミドリイロ…。あきらめが肝心とスパッと切り上げ引き返す。
引き返す頃にはもうすっかり暗くなってしまった。さっきまであんなに景色がよく、いかにも釣れそーなブッシュの奥に見える濡れ岩盤とかも全然見えない。なんか急にやる気が萎えてしまってキャストもしなくなってしまったよ。テンション激落ち。

そんじゃってことで、例のポイントまで大移動。ここを打つのは久しぶりで、またやる気になってきた。ポイントが見えた頃、イキナリ「ボシャッ」なんて魚っ気あり。いいじゃん。
NOVは『ZOUSAN』でポコポコと。すると、

「ボカンッ!」

とはいわなかったけれど、待望のバイト!ゴリ巻きしてキッチリ寄せてようやくゲット。いやぁ長かったナー。しかもまぁまぁのサイズ。優しくリリースしてから次の1投目。

「ボカンッ!」

ぐらいじゃ済まないような強烈バイト!これは惜しくもバイトのみ。2投連続じゃん!パラダイスはここにあったんだ!!!
んじゃ、『ミスうなぎ』でやってみれば?来そうじゃない?」というと、NOVはさっそくチェンジ。これで釣ったら嬉しいね。ウネウネ、ピシャピシャ、ボカンッ!ってね。
ここでオイラは、丁稚ルアー『マイク』のノン・ジョイント版で勝負。まだ“丁稚”が活躍できる時期かを確かめたくて。そしたらイキナリ「チョボッ!」っと出た。次に、水面からちょこっと顔を出している冠水植物の脇を通すと

「ボカンッ!」

やった!ついに出たぞ!ちょっとルアーを持ってかれたけど、残念無念、乗ってない…。
するとNOVの『ミスうなぎ』もボートのすぐ脇で出るけど乗らず…。その後バイトは遠のいた。あんだけ打ったし、かなり興奮したから楽しかったな。あ〜、『マイク』は惜しかったなぁ。
結局ここで敗退。気になるイナゾー&ピトシと合流。やっぱりヤツらは全ゾリ。ピトシはまだTFDで釣ったことがない。あっ、オイラも全ゾリだ…。

今日は久々に3時間も昼寝を入れたおかげで、かなり楽チン。やっぱ睡眠って大切だね。全然チガウよ。こんな事いうなんて、ヤバイ?
「操船を変わってくれたNOV。いつもゲストが来てもゲストに操船させる男が舵を取る。たまには怪我もしてみるモンだ(笑)」


「なんかちょっとイイ感じ。」


「いや〜やっと出ました!久々のこの場所で。やっぱここは釣れんなぁ」






























「お盆最終戦。今日こそは!」


「風流ですなぁ。ご先祖様は帰ってこられたでしょうか?」
August.17(Sat), 2002
場 所:YRG
天 気:くもり&小雨
メンツ:NOV(旧姓NOBBY)、菊池さん、ノッチ(旧姓ナミウチ)、イナゾー

今日はどこに行こうか
…。出発直前までなんにも決まってなかったしメンツも決まってない。とりあえず集合しながらあっちこっちに連絡して、ノッチがひとりぼっちになっていたので、合流することに。
さて、次は場所だ。水はどこも減っているし、見て回る時間もないし…。アルミが出せないという事態だけは避けないと。ということで、大物一発狙いのYRGで朝セッションはやることにした。
着いてすぐイキナリ開始。ここもまた少し減ったようだね。
オイラとイナゾーがタライ、NOV、菊池さん、ノッチがボカン艇に乗り込んで、とりあえず下流方面へ。

岩盤やらシャローやらオバハンやらブッシュやら、ありとあらゆるところにブチ込むけれど、相も変わらずノーバイト。
ポイントらしきところもなくなりかけた時、滝でボカン艇に動きが! ハッと振り向くとNOVのサオが曲がってんじゃんっ!「おっ!」と思った瞬間、サオがまっすぐに…。
しかしこれでちょっと盛り上がり、NOVたちの動きもあわただしくなり次々と移動を繰り返す。
オレラはタライでドンブラコと
やっていると、またまたボカン艇に動きが!今度はなんとノッチだ。「えっ?」と思った瞬間、「あぁ〜っ」という声。どうやらまたゲットならず。しかしザラデッセで出すとはなかなかやるね。
個人的に、ペンシルで釣るのは一番カッコイイと思う。何たって自分が操って誘って釣ったという感じがサイコーだよ。次にダーター、ポッパー、スイッシャー、フロッグ、ノイジーといった感じかなぁ。

なんかボカン艇がにぎわっているのがちょっとうらやましい。オイラも加わってテンション上げたい。なんてたってタライはというと、オイラとイナゾーじゃ魚で盛り上がりっこないからね。
オイラはDUGWORKSさんに作ってもらったルアーをずっと投げてみた。40gはコツをつかむと軽々投げれるし、ブッシュの奥まで簡単に入ってくれる。
そうこうしてるとイイ感じのブッシュを発見し、一番奥にブチ込んで激シェイクッ!
「ボカンッ!」
とイキナリ出たのでビックリ。気のせいかなと思ってそのまま激シェイクを続けるとまた
「ボカンッ!」
やっぱそうだ!でも惜しくも乗らず、その後はパッタリ…出そうで出ないブッシュに早変わり。
引き返してまた滝のところに来ると、ボカン艇が先に入ってた。すると、
「おーっ!出たーっっっっ!」
とサオが曲がってるのは菊池さん。
ホッツィーで出した1本はガッチリフックアップしているようで、菊池さんも余裕で魚を泳がせている。グラスロッドが大きく弧を描いてブチ曲っている。
「デカイデカイっ!うっは〜!50あるよっ!!」
興奮するNOVの様子から見てもかなりデカそう。ようやく上がったのはブリブリの46cm。すっげぇカッコイイバスだ。菊池さんは行きの車の中でも「俺はちいせえルアーばっか投げてるからちいせえバスしか釣れねーんだよ。今日はデカイの投げてデカイの釣りたいなぁ〜」って切実に言っていたモンね。よかったっすね、菊池さん。そういう思いが叶ってなんか俺も嬉しいな。

その後上流のほうへ戻ったりするけれど全然ダメ。ボカン艇は、また滝のほうへ戻っていったけど3度目はダメだったみたい。KIKKAKE LURES“ラッキーボーイ”で逆転サヨナラを狙って激ネチるも、左手がちぎれそうになり、ここで敗退。

いや〜ようやくYRGでイイのを見れた気がするな。自分が釣ったんじゃないけど、すごく達成感があるなぁ。気分イイや。やっぱ1発狙いのYRG、釣れればデカイ!

「やったぁ!デケェー!
おおおっ、引く引く引くー!!」


「パチパチパチッお見事です。
 おめでとうございます。」


「いやぁ、菊池さん、よかったっすね〜」



「ちなみにオイラは
“アンラッキーボーイ”」




「こんな道をひたすら走る。
とてもじゃないけどすれ違えない



「おっ!あそこじゃねーの?」

「ノッチ特攻偵察隊長
パドルとかダリィ〜なぁ」


「ちょっと奥は、残念ながらこんな感じ。でも、時期を変えればけっこうオモシロそう。要再調査」
August.17(Sat), 2002
場 所:野池
天 気:晴れ
メンツ:NOV、菊池さん、ノッチ、Nori、イナゾー

Noriが合流して、とりあえずTIGHT LINESへ。
そこで深山さんから未確認の極秘情報を聞いて、さっそく調査に出かけた。

30,000分の1の地図じゃ載っていないような道を突き進む。「あっちっぽいな」とか言いながら、狭い田んぼのあぜ道を進んでいくと行き止まり…こんな事は野池探しにはよくあること。実はこういうのも楽しかったりするんだよね。
引き返してくるオレラを見て農作業中の地元のおじさんが、「あっちだよ!」って教えてくれた。なんていい人だ!ふつう嫌がるのに。おじさんに感謝!

ようやく到着したところは、なかなかオモシロそうな感じだけどちょっと水が減りすぎて濁ってる。とりあえずタライを下ろしオイラとノッチで偵察に。ぎこちなくパドルで漕いでいき、先行者のフローターの人に様子を聞くと、「バスが小さいですね。ワームじゃないと釣れないですよ。」と口数少な目に言う彼のロッドには小さいシャッド・プラグがぶら下がってる。

とりあえず減水のため範囲が狭くなっていることと、バスが小さいことをみんなに報告。しかし“やる”か“やめる”かの決定打にかけるため、イナゾーのロッドにドリラー改をつけて実釣検分してみることに。

1投目、岬ぞいのビタを通すけど…
2投目、ちょいと日陰になっている土と岩盤質の境目にビタキャスト。チョイポーズで激トロ引きで
「ボカンッ!」
「出たーーーっっっ!」
ってノッチと大騒ぎ!全然乗りそうもなかったんだけど、めちゃくちゃウレシーっしょ!堰堤で見守るみんなも大盛り上がり!
テンション上がりつつ、今度はノッチ。今度はブレイクと岬の変わり目の角にこれまたビタキャスト。ゆっくりただ巻きで
「ボカンッ!」
じゃなくて「チュポッ」ぐらいだったけど確かに出た。
「うわぁーーー!また出たー!」って騒いでみたものの、確かに小さそう。バイトだけではなんとも言えないんだけれどね。それから数投してみたけど反応なし。ふと振り返ると堰堤のみんながいない…
「まさか、もうやる気満々で準備はじめてんじゃ?」
みんなのところまでもうダッシュで戻ると案の定アルミは下ろされ、シートまでついている。
いちおう実釣検分の結果を報告し、みんなで緊急会議。
今回は取りやめて、水が増えたころ来るということに。そして実績のある野池へソッコーで移動。

ここは知られているのかけっこう車が止まっている。でもキャパもあるのでそんなに気にならないぐらい。
急いで準備。オイラはまたイナゾーとだ…。
しかし、このイナゾーがやってくれた。風が強かったので波風立たないワンドを中心に攻めていたんだけど、もうすっかり暗くなった頃、イナゾーのバドに
「ボカンッ!」
股おっぴろげて
「うぉおおおおおお、来たぁぞぉおお!」
ってゴリ巻きするイナゾー。ボート脇で慌ててラインをつかんだので、
「オマエまたライン持ちランディングすんのかよっ!」
ってなかば怒鳴りつけ、
「落ち着け、よく見ろよ。もう大丈夫じゃんかよ。」
って諭すように言うと、ようやく冷静になったのか、ラインからアゴに掴み替えて生涯初のアゴ持ちランディング成功!

「やったぞー!初のアゴ持ちランディングーーー!」

よかったなイナゾー。別にアゴ持ちじゃなくてもいいと思うけど、やっぱ余裕かましてアゴ持ちしたいジャン。
その後もイナゾー調子がいい。
「ボカンッ!」「ボカンッ!」「ボカンッ!」「ボカンッ!」
と出すものの、全部途中でバラしてしまった…

オイラもボカンと2発出すけど全然…
菊池さんは2本獲ったらしい。今日はノッてますねぇ。
NOV、午前中“オーバーヘッドキャストでスキッピング”を練習したせいでなぜか手のひらが腫れてしまい、午後セッションはキャストに力が入れられずほぼショート。思い通りのキャストが決められない。かたや菊池さんは調子いいとくればなかなか重〜い空気が船上をつつんでいたんじゃないかなぁ。途中で声かけても、反応イマイチだったし、ただ釣れないにしてはテンション低いなって思ってたんだよね。でも、最後にはきっちりドリラーで1本獲ったっていうからなかなかのモンだ。
Nori&ノッチは、お互い1本ずつかけるもバラシ…。

いつもより遅くまでセッションしてしまい、みんなかなりお疲れの様子。そりゃそうだ、今日もノー睡だったもんなぁ。
でも、野池探しって久々にやってみたけど楽しいね。見つかった時のあのワクワクする感じっていいよなぁ。
また今度、水が増えた頃に行ってみるか。

「ボク、初めてなんですぅ」


「アアァ、気持ちイイですぅ…うっ、あっ」




「久々のKTG。減水具合がかえってイイ感じに見えるが…」

August.14(Wed), 2002
場 所:KTG
天 気:晴れ
メンツ:澤木さん

今は盆休み。でもカレンダーでは平日。ということで、普段は絶対平日休みの取れないオイラは、かねてからセッションをお願いしていたTIGHT LINES 澤木さんと“タイマン勝負”することになった。
なぜ“タイマン”なのかというと、うちのメンバーは、仕事&帰省で自由に動けるのはオイラだけだったから。NOBBYは「まぁ、その2人だったらどうせ全ゾリだな」なんて言ってる。返す言葉ナシ…オイラもそう思う。

“タイマン”が決まってからは、タックルボックスのルアーを整理したり、壊れたルアーを修理したりと気合い満々!というほどじゃなかったけれど、ワクワクして寝坊してはいけないと思いガソリンを満タンにして夜12時には房総入り。TIGHT LIENSさんの駐車場で仮眠をとる。

午前3時に目覚ましで起きると、すでに澤木さんは起きていて準備をしていた。「おはようございますっ!」
澤木さんのアルミをオイラのクルマに積み込んで出発。
思い起こせば、澤木さんとの出会いはもう1年以上になる。ちょうどトップにハマリ始めたオイラとNOBBYにとって、トップオンリーのお店というはかなり刺激的だった。まだその頃はあまり話もしなくてなんかぎこちなかったなぁ。そして毎週お店に寄っていつも気になっていた道楽のマーク1を思い切ってボーナスで買って、今でもそれを使っている。

KTGに到着。ちょっと様子を見に行くとかなりの減水。夏真っ盛りだもんな。こんなに減ったのはあまり見たことないけれど、案外水はきれいで岩盤がずーっと続いてイイ感じ。さっそくボートを出す。
「ここ出ますよ!」
とカッコイイ岩盤の前でボートを止める澤木さん。オイラはあまりやらないエリアだったりするので「えっ?そうだったの!」なんて思ってちょっと得した感じ。
さて、いよいよタイマン開始。2人で岩盤ビタにブチ込んでみるけど……ハイ!移動っ!
しばらくして澤木さんのビタキャストに
「ボカンッ!」
と強烈バイト!乗らなかったんだけど、かなりイイ出かた。タイマンなんてすっかり忘れたオイラはすっかり興奮!
「おおっ!イイ出かたっ!」なんて言ってたら、澤木さん「そう言うしかないっしょっ?」とちょっと照れくさそうというか悔しそう。
かなり釣れる気になってさらに上流へ。
しかし、澤木さんはキャストが上手い。前にNOBBYとイナゾーがセッションした時に話は聞いていたけれど、ほとんどビタに決めている。
ボートが進んでいくとやたらと水面がワサワサしている。よく見るとバスがウヨウヨしている。慌てて止めてその付近を打ちまくり。するとまたまた澤木さんに
「ボカンッ!」
ロッドがしなって…と思ったらバレてしまった!
「あれを獲らなきゃダメだよな〜」
と苦笑い。俺にしてみればすでに2バイトもあってかなり十分なのに。
さらに上流を目指すといきなりクーラーを効かせたみたいに空気が冷たい。水とかも氷水みたいに冷たい。どうもすぐそばから流れ込んでいる水がかなり冷たいのかボートもルアーもすごく冷たい。真夏にこんなの初めて。
これじゃバスはいないっしょ」ということで今度は思いっきり下流へ。いくら平日とはいえ盆休み。フローターの人たちやヘラさんたちがけっこういる。それとは対照的にバスはいない。
ちょっとそろそろなんか起きないとねぇ」なんて話していたらまたまた澤木さんに
「ボカンッ!」
バイトの音で振り返ると今度は水面にしぶきを上げながらバスが暴れている。

「よしっ!3回あわせたよ〜」
といって待望のバスをゲット!
「やったやったやった!カメラカメラ!」ってすっかり嬉しくなっちゃったオイラ。今を思えばタイマンじゃないのって感じ。嬉しそうに笑う澤木さんをパチリ。おっとルアーは“マンドリラー”。立木の脇でボカンと。コテコテの理想的。こういうのって嬉しい。というか羨ましい。

減水しているせいかけっこう立木やらゴロタやらが出現してイイ感じなんだけど、釣れる気だけで釣れるモンじゃない。朝っぱらから風は強いし、すっかり日が昇ってきて暑くなりそう。なんかだれてきた感じ。釣れる気しねぇ〜。
戻りつつ実績エリアを打つけど水面は割れない。もう一度、朝イチのモワモワしたエリアへ。朝ほどじゃないけれどまだバスを確認できる。この頃になるともう“また澤木さん釣るんじゃ”モード。しかしこのモードもあっさり解除。もう少し上まで行ったところでゆっくりボートをUターンさせて敗退モードに切り替え。
帰りのボートで前から気になっていたOVER THE MOONの“メダカ”を澤木さんから借りて動きを見てみると、思った通りかなりの平打ちというかダートというかクネクネ動く。平打ちすぎてラインに絡んじゃったまま引いてみてもまだクネる。そのままクネクネさせていると目の前でいきなりグッドサイズが「スーッ!」と今にも食わんばかりの勢いで上がってきた!
「おおおっ!」と叫んでしまった。ピタッと止まったバスと目があったような気がして、その瞬間ヤツはスススィ〜と潜って見えなくなってしまった。
「今のけっこうデカかったんじゃないの?」
と澤木さんの言葉に興奮しつつもウンウンと言うしかなかったオイラ。う〜惜しかったな〜。でも寄ってきてくれただけでも嬉しかったりして。

結局、タイマン勝負は澤木さん1本、オイラ1バイトしそうなの1本という事で澤木さんの勝利!
とうとうオイラはバイトナシの全ゾリっぷりを目の当たりにされてしまった…ハッハッハッ!

お店があるのに睡眠時間を削ってまで一緒に釣りにいってくれた澤木さん、ホントにありがとうございます。楽しかったすね〜。オイラが釣ってたらヘラさんに怒られるぐらい楽しかったと思いますが、それはまたの機会ということで。
ん?ということは冬休み…賀正タイマン勝負って感じかな?

「こういう場所にブチ込むと」

「こうなります。」


「3回はあわせましょーね!」













「野池にしてはなかなかカッコイイロケーション。」


「Noriはタライ初乗船。窮屈そうだったけど、かなり気に入ってくれたみたい。」
August.14(Wed), 2002
場 所:野池
天 気:晴れ
メンツ:Nori

朝セッションの後、TIGHT LINES 開店からしばらくお店にいるとお客さんが1人やってきた。
「ボカンの方ですか?」
「えっ?」
「いつもHP見てますよ。“お気に入り”に入ってますヨ。」
「ええっ!あああ、どうも◎■×△」
すっかり照れてしまった。なんかイキナリ言われるとビックリしちゃうよ。そのナイスガイはサクマさんといって大工さんだった。いろいろ話したりしてすごく楽しかったなぁ。お互いトッパーというだけで会話が進む。気づいたらもう昼前。

午後は、Noriに連絡してセッションしてくれることになった。連日の釣りで疲れているだろうに快くつき合ってくれるなんてイイヤツだなぁ。
合流してタライをNoriの車に積み込んで野池にむけて出発。
小1時間走って野池に到着。いかにも野池っぽくてイイ感じ。少々減水が進んでいるのは夏だからしょうがないね。
さっそくタライを準備する。タライはアルミと違ってチッコイから準備も楽々。でも、178cmあるNoriにはちょっと窮屈そう…。
ここは減水すると上下2つに別れてしまう野池。真っ先に上の野池を目指す。途中でタライを降りて徒歩。けれど、たどり着いた先は…水たまり!
折からの猛暑で2,3日前に来たときよりもさらに減ったらしい。それでも2人、減ったんなら密度が濃くなっているハズと構わずキャスト。減ったばかりでドロドロの中にスネまで埋まりながらガンガンキャスト。一応対岸のオバハンの下に潜んでいるのは確認できたんだけど、バイトにいたらずとりあえず敗退。

気を取り直して下の池を攻めることにした。Noriは道楽の“ジャイアント河馬”。これをかなりのロングキャストで立木と岸の間のキワドイところにボカンとブチ込む。ワン・ツーアクションしたぐらいに
「ボカンッ!」
「うわーっ出たー!!!」
立木の根本で強烈バイト!しかもけっこうブーデーのイイサイズ。真っ昼間に激ヤバでしょっ!って思ったらアクシデント発生。そうです、太い立木に太いバスが引っかかっちゃったんです。こんな時に山根DXのバーブレスフックがアダとなって残念ながらバレてしまった。ホント遠目に見てもプヨプヨした感じでイイヤツだった。しかしこのクソ暑い真っ昼間に…さすがこの男、かなりやりますな。

やっぱ野池は熱いぜっ!と意気込んだモノのノーバイトが続き、池を2周ぐらいした頃、ちょっとしたワンドでNoriのお得意“ソノヒグラシ”にボカンッ!と。ほんとこの男、相当やりますな。しかも、隣にオイラも投げてたのにネ。
日がだいぶ傾いてきて、シェードとなる部分が増えてきた。風は相変わらず強いままだ。風を避けるような小さなワンドの奥に来たとき、またまたNoriの“マイドナルド”にボカンッ!と。ちょっと乗りかけたんだけど惜しくも乗り切らず!その横にオイラも投げてたんだけどナ。
すっかり暗くなった7時頃、帰り際のゴロタ、堰堤に期待するけど…ここで敗退。
午後のタイマンセッション、Nori-1本2バラし、オイラツルッツルの全ゾリ。最近ちょーしのイイNoriに悪玉全ゾリ菌を感染してやろうと思ってたのにな。

クルマを停めさせてもらっていたTIGHT LINESさんに着くと偶然、ナミウチ&オカヤマ&エミちゃんが来ていて、チョイとみんなで飲み食いすることに。途中でケッコー笑えるカリゴメを呼んだりして、
楽しかった。今日も昼寝ナシだったので帰りが辛くなると思い早めに切り上げるハズが、ザルのNoriも酔っぱらってきたのか「道楽は釣れる!」と熱く語りだし、ナミウチもベロベロに酔っぱらうほどまで…。結局そのままTIGHT LINESさんの駐車場をお借りしてクルマで爆睡!そのとなりではNoriも爆睡!

いやぁ〜なんか夏休みって感じでイイですなぁ。ホント朝から晩まで楽しかったなぁ。トップやっててホントによかった。皆さん、お世話になり放しでスイマセン。またヨロシク(笑)

「ホントやってくれマスこの男!お得意“ソノヒグラシ”でまだ日の高い時間にボカンッ!と。
Nori 曰く“道楽は釣れる!”
この絵、なんかカッコイイね」

 
August.11(Sun), 2002
場 所:YRG
天 気:晴れ
メンツ:ピトシ

今日はWBS主催の『53pick up』が高滝湖で行われるので、それに参加するため、前日の晩から早々と房総入り。 NOBBYとイナゾーは仕事のため敗退。よってオイラの愛車にタライを載せて出動。

夜10時には房総に着いたので、とりあえず先週の野池でちょっとやってみることに。
第1投目、今日は風が強いので用水路から打ってみると、マスジにいきなり「ボカンッ!」。しかし乗る気配なく、草ばっかりついてくるので、そうそうに敗退。

YRGへ向かう途中、ガス欠になりそうなのでGSを探すけど見つからない…もうとっくに“ENPTY”!とりあえず国道に出るけれどみんな閉まってる!ことごとく閉まってる!けっきょく市原(インター2個分)まで戻っちゃったよ。
ガス満になったところでアクセル全開。あっと言う間にYRGに到着。とりあえず仮眠をとる。

午後3時前、タライ出動。なんか懐かしいな。釣りを始めた頃はNOBBYと野池・川・ダムとあちこち行ったもんだ。
先週怪しげだった上流を目指す。相変わらずベイトフィッシュが豊富で、たまにタライの中に飛び込んでくる。
「こんなのをたらふく食ってるから
 ここのバスはデカイんだよな」
と1匹しか釣ったことないのに妙に納得したりして。

うっすら明けた頃、護岸ビタでアメリカンなセミルアーに強烈バイト!!!いわゆるオチパクで。乗らないんだけれど、「今日はいける!」と楽勝ムード。
しかしここはYRG、そんなに甘くない。(もうこんなフレーズ使いたくない…)。その後ノーバイトが続く中、急にタライが激しく揺れ出す。
「来ました。」
普通のテンションでピトシがつぶやく。
振り返るとグリグリとリールを巻くピトシ。ケッコー真顔。
「おぉーっ!とうとうYRGで釣ったじゃん!」
「やりましたっ!このロッド買ってから初めて釣りました!!!」
と無事ゲットでかなり嬉しそうに叫ぶピトシ。そりゃそうだ。いわゆるトッパー系タックルにする前は「男は数ですよ!」と言っていた男が、1ヶ月の全ゾリを喰らってようやく釣った1本。きっと忘れられないだろうね。

その後、さらに上流を目指すけど、あまりに浅すぎて座礁。ボートから下りてボートを引っ張ったりしながら突き進む。それでもダメなので、川に立ち込みながらパリオカスタイルで続けてみる。浅瀬のせいかけっこう流れが強く感じる。なんかフライフィッシャーみたいだ。

「うわぁぁぁ〜」
という情けない声に振り返ると、ピトシが腰まで浸かって笑っている。ただ単に深みにハマッタだけだと思ってニヤニヤしながらもほっといた。何せエレキもろくに回せないぐらい浅いし、どこも底が見えてるからね。
しばらくしてみると、アルミの人に助けてもらっている。「???」と思って急いで行ってみると、どうやら底が砂地のため、流れの強いアウトサイドは動けば動くほど砂が掘れてしまい、飲み込まれていったようだ。幸いゾウリを片方飲み込まれただけで済んだけど、どうせそこまで浸かったんだったら、泳いじゃえばよかったのに。
なんてことはあまり言わない方がいいね。イイ勉強になった。

結局オイラはあの1バイトだけ。YRGにしてはイイほうだ。戻ってくると、Nori&キッカケ艇と遭遇。その後、ナミウチ&ケッコー笑えるカリゴメ艇も合流。またまた水上井戸端会議スタイルでしばらく雑談後、いよいよ「53pick up」に向かう。

(カメラを積み忘れたためこのラウンド画像ナシ…
ピトシ、カメラのないところで水没…落ち損)

 


「まずは参加費を払って、名誉あるアイテムをゲット!
みんなさっそくかぶってました。(オイラはBBキャップが似合わんのよね〜)」


「ほら、サボってないよ!ゴミ拾いすると決めたからには誰よりも多く拾ってやるぜ!!!」


「これ焼酎“大ちゃん”軽く二桁はピックアップしたよ。まぁ、これほど飲んだらゴミをもって帰ろうって思わないか」


「“ライフガード”。守られるのは飲んだ人だけ?」


「コンバットバイブ in ニゴイ
 ラインは太めにね。」


「どう、けっこーやるでしょ?」
August.11(Sun), 2002
場 所:高滝湖
天 気:バカっ晴れ
メンツ:60人

初めて参加する『53pick up』。前の日からゴミを挟むヤツとか軍手とかいろいろ入念にチェックする。

参加者の中には知ってる顔もチラホラと。
さっそく参加費を支払いキャップとステッカーを受け取る。これは参加者のみ手にすることが出来る名誉あるアイテムだ(大袈裟だなこりゃ…)。

ゴミ袋を受け取り、「誰よりも多く拾ってやるぜ!」とゴミ拾い開始!
ナミウチ&ケッコー笑えるカリゴメといっしょに拾うことにした。みんな黙々とゴミ袋を満たしていく。いつもは釣り以外のことにはやる気なさそうなナミウチも黙々と拾ってる。意外な一面を見たって感じ(笑)。ケッコー笑えるカリゴメは、「オレは53pick upが終わってもこれから毎回釣り場で続けますよ」って無表情ながらも良いこと言ってる。これは燃える方で良いのかとか何とか言いながら汗水たらしてピックアップ。

なんか知らないけれどこのエリア、焼酎「大ちゃん」の紙パックがやたらと落ちている。流行ってるのかな?それともうまいの?ようやく大ちゃんを拾いきった頃になると、今度は不燃ゴミ、いわゆる缶とかビンとかを拾いたくなってくる。けれどもオイラがやってる土手はなかなかこれらが落ちていない。さらに夢中になってくると、なんか変わったモノが拾いたくなってくる。ナミウチがエロ本をピックアップ。今日の中では珍しいけれど、土手ゴミの定番だ。土手にはエロ本が似合うのはなぜだろう。
土手の下の水際で、ピトシがニゴイの死骸をピックアップ。なぜこんなモンまでピックアップなのかというと、ニゴイがコンバットバイブレーションを丸飲みしているからだ。ここで、コンバットバイブレーションは燃えるゴミか燃えないゴミかで少々もめるが、リグとラトルは燃えないゴミ、それ以外は燃えるゴミということで解決。しかし、誰もニゴイの口からコンバットバイブを取り出せず、悔しいがあきらめる。よって“ピックアップ返し”(スイマセン)。

しばらくして、Nori&キッカケさんがボチボチ上がりでいいらしいよと知らせてに来てくれた。目に見えるモノを追加でピックアップして終了!土手は見事にきれいになった!う〜ん、気持ちいいな。
集合場所へ行き、ビールやら飲み物がふるまわれ、しばし参加者と団らん。
先週一緒にセッションした深山さんが吉田幸二御大にサインをもらいに行くんだってドキドキしてる。もちろん色紙とマジックまで用意してかなりの気合いの入りよう(奥さんが買ってきたんだけれど)!
さっそく御大にお願いすると快くオーケー。そして深山さんから預かったカメラで記念撮影。なんと深山さんはオイラにも色紙をわけてくれて、感激! 御大お願いするとこれまた快くオーケー!

「トップボカン、マッキーへって書いてもらえますか?」
「トップボカン?なんかタイムボカンみたいだな〜ハッハッハッ!」
なんて笑いながらサインをしてくれて、ニコニコ笑顔で撮影!(あぁ!アフロ忘れたっ!)

その後は協賛品を巡ってのジャンケン大会。今回の責任者澤木さんが大勢をうまくさばいている。あれやこれやと群がり、大盛り上がり!!!
締めは主催者の吉田幸二御大からのご挨拶。
「ゴミを拾うんだという感じじゃなくて、みんなで集まって弁当食ったりビール飲んだりするついでに“ゴミも拾う”みたいに思ってくれればいいんじゃないかな」というような言葉が印象に残った。オイラの同じ捉え方だ!

澤木さんの挨拶の後、またしばし団らん。タイトラインのお客さんたちと少々話をする(またやってしまったのは、名前を聞くの忘れちゃったこと…その場の楽しさに流される悪いクセ)。

53pick up、動機は何であれ、結果的にきれいになるのは気持ちいいし、やってる自分もなんか夢中になっちゃったりしてなかなか楽しかった。こういうイベントだと、ゴミを拾わされているという人が来ているんじゃなくて、拾いに来ているという意識を持っているので、何事も気持ちがよかった。
自分ちのゴミ捨てとか分別とかはスッゲ〜面倒クセーのにね。なんか変なのなんて思いつつ、また次回、今度は激寒の2月「冬の陣」もいっちょ参加してみるかって思った。
イベントに参加した皆さん、主催者・関係者の皆さん、お疲れさまでした。次回もまたサクサクと拾っちゃいましょう。


「買い物帰りのオバチャリかっつーの」


「トップボカン、マッキーってお願いします!(ちょっと緊張)」


「トップボカン?なんかタイムボカンみたいだな〜」


「ハッハッハッ!」
「ありがとうございますっ!
(まだちょっと緊張)」


「こういうイベントで初めて賞品もらった〜!って大興奮のナミウチ」


「ちょっと下から見るとこんな感じ。サメっぽい口がいたずら好きそうな感じで笑ってる。なんかボカンっぽい」
「“TopBokan 2002”って書いてある。いいでしょ?」
















「こぢんまりとした感じが野池っぽくていい」
「アメリカンなセミルアー“Hi-Fin バスクリッパー”ちなみにウッドです。ガンガンブチ込んでも羽が曲がらずいつでもイイ音出してくれる頼もしいヤツ。セミというより犬っぽい」


「関東野池秘密兵器?“ドリラーTOKIO”改。ヒヨコ山科さんスンマセン…でもかなりイイ動き。出てマス!」
August.11(Sun), 2002
場 所:野池
天 気:晴れ
メンツ:ピトシ、ナミウチ、カリゴメ

午後セッションは、野池へ。今日は昼寝ナシだ。
その前にDUG WORKSにオーダーメイドしていたルアーができあがったのでTIGHT LINESで受け取った。
すっげーイイ感じ!40gのブチ込みルアー。普通に売っていても買っちゃいそう。
ネチネチネチネチ、あぁぁぁぁ〜ボカンッ!」
そんな感じで出ちゃうかも。ん、俺じゃキビシーかな…


これがオーダーメイドルアーだ!
全長mmzスg。
ビルダー川島さんから
制作についてのコメント
+++
今回の材質は桂(カツラ)の木です。
ラトルルーム内は音を響かせる為に
瞬間接着剤で固めてあります。
ガラスラトルを入れ、銅板で塞ぎ、
ウエイトは(ラトルルームを広く使う為)
板オモリを使いました。
+++
画像が荒れちゃったけど、かなりイイ感じ!
名前なんにしよっかナー


険しい山道を突き進み、草をかき分け野池に到着。
小さい野池ながらも水はきれいだし日陰だし、まるでプライベート・ポンドだ。いいね。2つに別れた野池なので、小さい方にはタライ、大きい方には魚心のアルミを浮かべて途中で交代することに。
まずは小さい方をオイラとピトシ。万が一に備えて普通のカメラを忘れずに持ったりして。
さっそくDUGWORKSのルアーを試してみると、40gはマーク1でもちょっと重い感じだけど、軽々ライナーがブチ込める。ちょっと反り返ったシェイプなので、着水後プルプルと揺れている。このルアー、ウッドボディなのに中にラトルが入っているから、この微妙な揺れも相当効きそう!ビルダー川島氏のアイデアだ。テーブルターンも軽々こなしかなり移動距離の少ない感じ。“ブチ込みで使いたいルアー”とお願いしたので、すごくよく出来ている。

激ネチッてると、いきなり
「ボカンッ!」
なんてさすがにすぐ釣れちゃうほど話はうまくいかなかった…

どうもこの野池、ベイトフィッシュというよりは虫を食ってんだろうなって感じだったので、またまたアメリカンなセミルアーをブチ込んで、久々の“痴呆ステイ”。タバコに火をつけて、ピトシのキャストなんか見たりして。…まだステイ。ゆっくりとラインスラッグをとって、軽くロッドをあおると
「ボカンッ!」
かなり強烈なバイトで、ちょっと乗ったんだけど乗り切らず…
「おいっ!出たなぁ〜」

セミルアーに反応しなくなったので、今度は関東野池用に作られたという“ドリラーTokio”改(Mac.keyチューン)にチェンジ。またブチ込んで“痴呆ステイ”すると、
「ボカンッ!」
また出た!乗るというよりは叩くような感じでルアーが吹っ飛んだ。けど早くも2バイト!いつになく調子がいい。
またブチ込んだらちょっと枝にひっ掛かったので、かなりのロングチョウチンをカマしてたら、プルッとはずれて落水。するとそれに「ボカンッ!」また叩かれる…

ひたすら“痴呆ステイ”を中心に、リアクションバイトを狙うけれど、その後“落ちパク”の1バイトを追加するのみ…。
結局ゲットならずで、1時間弱で4バイト、ピトシはノーバイト。オイラにしては上出来だった。

そこへナミウチ&ケッコー笑えるカリゴメが迎えに来た。
「どう?」
「やりましたよ!デカイの!」
ナミウチはとぼけたことを言うんだけれど、まだまだ読めない…もしやと思って彼らのもとに行ってみると、なんだ、ケッコー笑えるカリゴメがビッグギルを釣ったのか。しかもスレで!ちなみにルアーはkikkakeさんの“ラッキーボーイ”。

マヅメを迎える頃、今度は大きい方の野池で魚心艇に乗る。「スッゲー広ぇ〜!」
野池が広いんじゃなくて、今日1日タライでボートピープル状態だったので、豪華客船に乗ったかのような広さ。シートは面倒クサかったのでつけてないせいか、よけいに広く感じる。さっきけっこわらえるカリゴメが釣ったビッグギルの臭いがボート上に漂っていること以外はかなり快適!
気分新たにブチ込み開始。オバハンの奥の黒いところを中心にブチ込み“痴呆ステイ”でじらす。けどいっこうに反応ナシ…。「これは魚心が持ってないタイプのルアーを試してみるか」と思っていた頃、ピトシがバドに交換。魚心はバドをあまり使わないので、ナイスチョイスと思っていると、立木の脇でいきなり「ボカンッ!」
「来ましたっ!」
と今回はケッコー興奮気味。出方もイイし、かなり引きがイイ!落ち着いてゲットした本日2本目は37cmながらもナイスなヤツ。ピトシ、今日は2バイトながらもキッチリとっている。

バイト数では先行していたオイラも、1本釣られちゃ真剣モードにならざる得ない。調子のいいアメリカンなセミルアーで勝負に出て、立木エリアを丹念に攻める。こういう時、マヅメを迎えても止まない風でボートが流されるのがかなりウザイ!
そしてオバハン+立木の絡むイイところでようやく「ボカンッ!」と来たときも、エレキ操作中…ぁぁぁ〜。
またいつもの調子に戻ってきたのか?と思い始めた頃、オイラもバドに交換。しつこく立木を攻めるけど、どうもボートが流されるし巻くスピードが速いような気がする。気を取り直して、エレキを操作しつつも、耳を澄まして超スローで引いてみる。そしてさっきのオバハン+立木のところがどうも気になるのでもう一度試してみると、
「ボカンッ!」
ロッドを持ってかれそうなぐらい強烈なバイト!今度こそブチあわせたのでしっかり乗ってる!おおっ、こいつもかなり走り回ってるよ〜!!!久々に「やりとり」して無事ゲット!歯がガチガチに堅くてアゴもしっかりしてる。しかもチョイプヨのグッドなヤツだ。
ピトシもオイラがダンマリ入ってあまりにも真剣にやっていたので、かなりビクついてたのかホッとしている。こうなるともう船上は和やかムード。
「あいつらも釣ってるといいな」
「オレラ真剣に53拾ったからな〜」
なんてこんな状況じゃないと言えないような言葉も次々と出てくる。
その後、アメリカンなセミルアーに落ちパクからの追い食いという興奮する場面もあったけれど、これは乗らずに敗退。
そこへヤツらが様子を見に来た。

「どうですか〜?」
「出たぞ〜!!」
「…またまた〜」
「何で俺がアフロスタイルになってると思ってんだ?」
「えっ?…ってことは!」

結局、ケッコー笑えるカリゴメがまたまた“ラッキーボーイ”で30後半を出したらしい。今度こそバスだったみたい。おっと、総長ナミウチは“全ゾリ”で。かなり悔しそうだったなぁ。
カメムシスプレーを吹きかけられながらの撤収作業。

前から気になってたんだけど、最近野池がオモシロイ!先週パリオカで釣ったしね。
けど、野池だけに大事にしていきたい。先行者がいるときは、野池のキャパも考えて敗退するっていう決断が必要なときもあるかも。これは野池に限らず釣り場全てに言えることかも知れないけれど、ゴミや深夜早朝の騒音、クルマの止め場所など、もう一度キチッと考えてみないと。目先の楽しみばかりにとらわれていると、どんどん釣り場がへっていっちゃう。行ってみたら金網が張られていたとか、ぶっといチェーンがしてあったなんて悲しい。

帰りは京葉道路&首都高バカ混みのため、サービスエリアで爆睡! 目が覚めた午前1時頃、首都高はまだ渋滞!「さすが盆休み恐るべし」と思ったが工事渋滞。まぁ、楽しかった1日なので話のネタはつきないし、運転はピトシだしということでノンビリと帰宅。


「先に釣ったピトシ。
 あれ?怒ってんの?」


「一度やってみたかった!“メンターキャッチ”。
でもなんかイマイチなのでよぉーく研究してからもう一度挑戦しよっ!」


「久々にこのスタイル。今日は屋根積み」


「氷の固まりで手を洗うのが魚心流。ケッコー笑えるカリゴメ、なんかツラそーな顔してんなぁ」


「ちょっと寝た間に渋滞は解消!京葉道路&湾岸線はガラ空き。
しかし、この後は首都高で11kmの渋滞が待っている。また眠くなってきた…



「やっぱ手厳しいYRG」


『おはようございまーすっ!』とローカル・冨山さんとスワブ・杉中さん。オイラのリクエストに応えて“杉中式Vサイン(古?)
そしてローカルさんのG3。
“反りトン”で釣るとはさすが!」


「じっとビルダーのテクをうかがうオイラ。たまにはマジメです」


「もう全然ッスね〜。そろそろイっちゃっていいっすか〜?」
August.3(Sat), 2002
場 所:YRG
天 気:くもり
メンツ:深山さん、NOBBY、イナゾー、ピトシ

最近クソ暑い日が続く中、ほどよい夕立があったとのことでひさびさにYRGへ。

現地で久々セッションの深山さんと合流し、到着すると即座に準備にかかる。ちょっと減水しているのが気にかかる。
またまたノー睡セッションだけど、竿を握るとやる気満々になるから不思議だな〜。

とりあえず流れ込み・護岸の多い下流へ。久々に来たYRG、すっかり草木が生い茂っていて夏っぽくなってる。
さすがというかやっぱりというかバイトナシ…。
先週に引き続き、けっこういいところに決まったりしてるけどそこはYRG、簡単には出てくれない。
BFDの松木さんからいただいた“ジーザスシット”をさっそく試す。ポッパー風のデカイ口にデカイリップ、ボディに杉を使っているので、「ボコッ!」っていわせてもリップの抵抗と杉の浮力でキックバック気味。かなりその場でネチネチできる。そしてただ巻きでは、今までに見たことないようなウォブリングとローリングが混ざったようなアクションで、かなりの水ヨレを作り出す。これ、かなり使えそう!しかし、使っているのがオイラだからね。そうそう簡単では釣れない…。
深山さんのデカダンス・トイ“溺れていますっ!”アクションもYRGでは炸裂しない…。
さっきまでは暗かったからよくわからなかったけれど、ルアーを引いた後がアワアワになって残ってる。む〜ん、読みが全然甘かった…。

しばらくすると1隻のボートが下流から上ってきた。
目の悪いオイラはもうTKTKDからレンタルボートが上がってきたと思っていたら、「おはようございま〜す!」って爽やかな声が。
あっ!ローカル冨山さんだ!
「遠くから見ても絶対ボカンさんだと思いましたよ」
もう一人真っ黒に日焼けした人が乗っていて、もしやと思っていると、
「Swabの杉中さんです。」とローカルさんから紹介される。
今日はローカルさんが最近G3の12ft.を購入したのでスワブさんと一緒に釣りをしに来たとのこと。しかもローカルさんは釣っているというのだから驚き。もちろん“反りトン”で。
スワブの杉中さんはHPなどで見るとおり、なかなかはじけた人でスッゲー面白かった。オイラのスピンダウトのペラが怪しいので見てもらうと、もう壊れそうだったので「出血大サービスだっ!」て杉中さんのタックルボックスから同じスピンダウトと交換してくれた。なんていい人だ!その後なんやかんやとボートを連結してしばし雑談。ほんとトップ好きって楽しい人たちばかりだ。

その後、各々のルアーをビルダーがどう使うのかをよーく見て、マネしてみるとなるほど釣れそう!
ビルダーがどう考えて作ったのかを目の当たりにしてちょっと感動した。

その後ローカルさん・スワブさんたちと別れ、一路最上流部を目指すことにした。どうせ釣れないなら下見がてらに行ってみようということで。するとみるみる水は澄んでいき、その分ドシャローとなる。エレキギリギリでもうダメだという頃にはかなり雰囲気の違うところまで来ていた。なんか気持ちいいな。おまけにゴボッ!と目の前でデカバスがライズしたり、澄んだ水の中で悠々と泳ぐデカバスもいたり。もちろん釣れないんだけどね。

目標に達しなかったということで、ノーフィッシュで敗退です(“マネーの虎”風)。
クルマまでの長い距離はいつものことながらバカ騒ぎがはじまった。釣れないときほどエスカレート!深山さんもニッコニコだーっ!!!
あ〜、笑った笑った。釣れなかったのに、なんだこの充実感は!
トップの釣りって変わってんな〜。
久々にタイトラインズへ。


「スイメン出会い系記念撮影!すんばらしいっ!」


「まじめモードはあまり長く続かない…釣れないときは、やっぱこれでしょ!ワーワー!!!」


「なんなんだよこれ↑、オレですらコメントできねーよっ!」


「『なんかやらなくちゃ!』って深山さん。モコモコグリップ、イカチーッ!」


「ウワ〜!これってバスだよね?
 持ち方こうだっけか?」


「反対側に回ってこんなところを攻める。ケッコーイイ感じ。魚雷もいるらしい。釣りてぇ〜」
August.3(Sat), 2002
場 所:野池
天 気:バカッ晴れ
メンツ:NOBBY、イナゾー、ピトシ

タイトラインズにお邪魔すると、NoriとNoriのお兄ちゃんが新規開拓調査を終えてきた。いつも会っているのになんだかんだと話が尽きない。みんなで昼飯を食ったのち、解散&爆睡(ようやく寝れた)!

夕方、中途半端な時間だったので野池にパリオカしにいった。
国道から見えちゃうような野池で、よく釣りしている人を見かける。あれっ?夏なのに水がある(あとから聞いた話では、田んぼには専用の水路が出来ているらしく、ここから水を引いてないらしい)。

堰堤からはどう見ても釣れそうにないし、案の定釣れない。
ピトシが用水路の方で
「バイトがありました!しかもちょっと乗りました!」

ってコーフン気味!
へぇ〜なんて思って、何気なく目の前の用水路の出口にほおったらいきなり

「ボカンッ!」
「出た出た出た出た〜!!!!」

って足元なのにリールグリグリ巻いても全然巻けない。
「おおっ!ケッコーデカイよっ!!!」
バスはかなり元気に暴れまくっているし、しょうがないので後ずさりして陸にあげた。パリオカならではだ。

その時ちょうど国道を通りかかった“京都ルアー”のビルダー鈴木くんとお兄ちゃんがやってきた。どうやらボカンのクルマが見えたようで様子を見に来たみたい。
しかしグッドタイミング!オイラが釣るところは滅多に見れないからね。オイラも見てもらってちょっとウレシー。貴重な証人だ。
「デジカメデジカメッ!」
「アフロアフロッ!」

イナゾーにアフロを被してもらい、NOBBYに撮ってもらう。
おっと、肝心のバスはというとブリブリの44cm。オイラの生涯ランキング2位のサイズだ(ショボいなぁ)。でも、かなり歯が鋭く口の中もプニュプニュしていて、かなり重い。他のパリオカの人からも「デカイなぁ」なんて言われてちょっとウレシー。
NOBBYも「いやぁ〜良かったよ、おめでとう!」なんて言ってくれて照れくさい。「どうも、恐縮です。」

すっかりみんなやる気になって対岸に回ってみるけど、あとが続かなかった。怪しいんだけどねぇ。久々のパリオカも楽しいね。今日はタイトラインズのお客さんたちと飯でも食おうということになったのでここで敗退。

2〜3時間かけて帰らなきゃいけないオレラには、“みんなで飯を食いに行く”ということさえなかなかできないので、ゆっくりと釣り以外の話やいろんな話をしてかなり楽しかった。
たらふく飯を食って飲んで笑ってもうサイコーの時間だったなぁ。丁稚ボカンの企画に乗ってくれた“魚心”の総長ナミウチも“丁稚ルアーで釣ったそ!”ってニッコニコで合流。オカヤマもこれから出陣するって気合い入ってるし、テキトーに座ったテーブル全員が坊主頭だったり。このあたりトップ好きが集まってるって感じ。「これから行きましょうよ!」って言われて断るのがツライゼ。オレラも釣りバカだからね。イナゾーが仕事だったため、敗退して帰路につく。

ここ最近ロクなことが起こっていなかったのに、
朝は、ローカルさん・スワブさんに会い、
昼は、タイトラインズでBBSに遊びに来てくれたことがあるシゲさんと初顔合わせ!
夕方、オカッパリで44cm
夜は、大勢で焼き肉
と1日中楽しいことしかなかった。
あるんだなぁこんな日が。またあるといいな、こんな日が。


「無事奉公を果たした丁稚ルアー『マイク』。総長ナミウチも嬉しそうで何より何より!」



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