AKASHI BRANDアカシさんの
タックルボックスには
使い込まれたカメさんやクラバズ
そしてプロトのルアーが。
あっ、親ガメは
やっぱり一番下の広いところに!

他のHPではよく見るトンネル。
ここにあったのね。

ここ、デカイが岩陰から
ボカンッ!と来そうでしょ?
でも異常なしっ!

いつも一緒の
Swab杉中さんとLocal冨山さん。
いつもイイ顔してくれます。

October.20(Sun), 2002
場 所:亀山ダム
天 気:くもり→雨
メンツ:ゲストを含む40人近い熱きトッパーたち

今週は、TIGHT LINESの第4回釣り大会だ。豪華ゲスト陣も来るとあって期待に胸が膨らんだ。
とりあえずチビでも1本獲れば入賞できる、あわよくば優勝にもなりうるのがこの釣り大会。それぐらい魚は上がらない。しかし、やるからにはデカイのを釣って「優勝」をとってやるぜ!

大会数日前、TIGHT LINES澤木さんから一本の電話が。
「よかったら、AKASHI BRANDのアカシさんと同船してみませんか?」
「ええっ?マジっすか?な、な、何で?」
「やっぱ、アカシさんと同船するのはTOTO AKASHI BRAND賞を受賞したMac.keyさんしかいないとっ!お願いします。」
「いえいえ、もちろん喜んで。こちらこそお願いします。」

と、まぁこんなやり取りがあったわけで、当日オイラはアカシさんと同船できることになった。イェ〜イ!
「イェ〜イ!」なんて盛り上がったけど、一体何を話せばいいだろ?…ちょっと考えてみたけど、結局いつも通りでいくことに(でも、タイミング良く発売されたシンプを都内で買っていったりして…もちろんブルーを)。

今日はボカンメンバーにテッチャンも加わり5人だ。2時には集合場所の「よりともボート」に到着。またしても一番乗り。気合いがチガウ!そして朝5時半。誰よりも遅く起床。すでに澤木さんの開会の挨拶が終わろうとしていた。

バタバタと準備をして桟橋に行くと、もうみんな出陣していた。
「しまった、アカシさんを待たせてしまった」と大慌てでボートのところに行くと、あれれ?トップ堂のエバトさん。?と思いながら、ちょっと話してすぐにボートに。

「遅くなってスイマセンッ!」
まさか、こんな挨拶がアカシさんとの第一声になるとは…ホント申し訳ないっス。
アカシさんが操船してくれて、いざ出陣。
「どこがいいん?」
またまたしまった!オイラはここの地理を全然知らない。ボート屋の親父から仕入れた情報
「数なら島まわり、サイズアップなら上流」
を頼りにとりあえず島まわりから。
パンパンと打って行くけどバイトなんかありゃしない…
「あんの親父め〜、沈め情報かよっ!」

ところでアカシさんは、オイラより1つ年上。だけど随分しっかりしている。何でしっかりしてると思ったのかというと、何か訊いてもだいたい答えが返ってきたところ。
ルアーの話からはじまり、塗りやチューニングの話、池原は一度は行った方がいいという話、琵琶湖の外来魚の問題、関東スタイル・関西スタイルの違い(岸からの距離や打っていくスピードなど)、むかし東京に住んでいた話、AKASHI BRANDのロッドについての話。ついでにTopBokan誕生秘話(?)等々、上げればきりがないぐらい話をした。実際のところパンパン打ってたけど、釣りしながらも話してばっかり。いろいろ話したけれど、『関東スタイル・関西スタイル』についてだけは、体験しなくてはわかりそうもなかったので、来年あたり関西遠征することにしよう。
あと、アカシさんのタックルボックス「OKABAKO」なんだけど、ABマークがレリーフのようについていてカッコイイ。仕切り板が自由に組み替えられるから、便利そうだし。でも、ハンドメイドなんで、2段トレー付きのデカイヤツは、5万ぐらいするんだって。

今日は、今にも雨が降り出しそうで、ちょっと肌寒い。でも曇っているから何となく出そうな気はする。
「パーン、パーン!」と猟師がハンティングをしているようだ。上陸しなければ撃たれないらしいのでとりあえず、攻めスタイルで一番奥の上流に。
怪しい雰囲気に思わず二人ともニヤリ。「これ借りモンやからエエわっ」と、浅くなってきた川底
の岩にガツガツ当て込みながらガンガンエレキを回すアカシさんがかなり好きになった。
行けるトコまで行き、そこから滝壺めがけてクラバズをブチコミ、高速引き。
「ボカンッ!」
と出ればカッコイイんだけどそうはいかない。ここは亀山、そして投げてんのはオイラ。並大抵のことじゃ出ないだろう。
アカシさんも釣りをあきらめ、「TIGHT NINE」に楽しみが移ってるし。

ションベン・タイムでいったん桟橋へ戻ることに。桟橋に戻ると「Mac.keyさんですか?」とさわかやナイスガイから声をかけられた。もしかしてと思っていると、ボカンBBSによくカキコしてくれる“todam”さんだった。しかも39cmを釣ってる!これまで暫定1位だった『京都ルアー』の鈴木くんの33cmをブッチギリ!現段階では、この2本か…なんとかなるかもな。
しばし桟橋でくつろぐ。『WILL LURE』の中村さんの新作ロッドを投げさせてもらったけど、縦繊維のみのグラスロッドは、とても軽くてとても扱いやすい。WILLLUREのプラグを軽々と投げられる。



大会終了のこり20分。「ほな、最後にいっとこか?」そろそろみんなが戻ってくるのと逆行して、最後の勝負、島周り1周。ちょうど小雨も降り出したし、並大抵じゃないことが起こりそう。
するとNOBBYたちも帰ってきた。時間通りに帰ってくるとは珍しい。釣果は全ゾリ。これは珍しくない。
最後はかなり集中してたんだけど、並大抵のことは起こらずオイラもアカシさんも全ゾリ。
アカシさん、はるばる亀山まで来て、こんな結果でスンマセン!アカシさんは来る前から予想してたみたいだけど。

結局優勝は、暫定1位だったtodam(東田)さん―39cm、2位は鈴木くん―33cm、3位は…いない。とにかく、おめでとうございますっ!
やっぱりTL釣り大会、1本獲れば入賞できることが改めてわかった。しかし、40人近くトッパーがいて、獲れたのが2本とは…亀山恐るべし。


これが優勝をかっさらったtodamさんです。
アウトフィッターズのジョイントダーターとはお見事っ!

そして表彰式、Teat山本さんとHIYOKO山科さんの提案で、豪華賞品は釣った2人で山分け。
ジャンケン大会を期待した全ゾリトッパーには辛いところだが、筋は通っている。
釣り大会なんだから、欲しけりゃ魚獲ってこい!
当たり前の話だと妙に納得しながら、山分けする2人に熱い視線を注いだ。
この結末に不満の参加者もいたんじゃないかなと思います。しかし、トッパーにしてみればどうってことないかな?ルアー欲しかったら買えばいいんだしね。いつもはそうしてるしさ。
むしろ「TL釣り大会=何かスゴイことが起きる」ってことのほうがオモシロくてイイよ。行き当たりばったりで、まさにトップウォーターの釣りと同じだよね。まぁそんなところが、この釣れない釣り大会の『オモシロさ』のひとつだと思った。エンディングがいつもチガウ。NOBBYなんか前回2本獲っていながら優勝できないし、その前は、ジャンケン大会で負けて、参加者のうちたった2人だけ手ぶらで帰った内のひとりだし。それでも、楽しいっていって毎回参加してる。

そしてもう一つのお楽しみだった
TIGHT NINE(キャスティング的当てゲーム)」
は、雨が降っていたので取りやめになり、さささっと大会終了。豪華ゲスト陣は一度TIGHT LIENSに戻ると言うことなので、お話ししたい人はお店に、釣り足りない人は釣りにということで解散!



大会に集まった皆さん、お疲れさまでした。相変わらずシッブ〜イ釣果だったけど、また会いましょう。ここは『巨大魚の棲む亀山湖』、いつの日かゴロンゴロンとデカイのしか上がらない大会にしましょうや。房総のトッパー恐るべしみたいにね。


帰着時間を1時間間違えた
キッカケさんとNori。
しかもキッカケさん、片足落水してたし…



大会後、表彰式を前に
豪華賞品が次々と並べられる。
期待に胸を膨らます
参加者の皆さん。
しかし…


豪華賞品は
2人で山分け。

「おおっ!」
と声出し役に徹する参加者
いや、ギャラリーといった方が
イイかも知れない。

優勝者、準優勝者
それと近くにいた人。
★京都・鈴気くんの袋に注目★
紙袋破けちゃってマスっ!


勇気を出して1人で初参加、
そして優勝とは
スバラシすぎるので
新作『ボカT』贈呈!