ピトシのせいで出遅れ出船。
ピトシのせいでチョイ濁り。
ピトシのせいで風がウゼー!


稚魚バスハンターTOM
コメカミの青筋が目印。

10発以上の
「釣れないバイト」に
苦しんだのちの1本。
カレオツで!


ピトシのせいでノー睡なのに
ピトシ釣る。
初「反り」オメデトウ!
September 27(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、Mac.key、ムネちゃん、TOM、ピトシ

ピトシの野郎がかなりの出遅れをみせ、全体的なスケジュールが遅れる。
結局、朝マズメを逃すことになっちまったよ。なんだかんだ言って、浮かんだのは6:00頃。しかし今日は、気持ち減水してて感じがいい。なんか、えれー釣れそうな感じだな。ムネ・MACはチキバン艇(通称タブネ)で下流方面、TOM・ピトシ・俺はボカン艇で上流方面へ。

やっぱ基本は流れ込み&チビレ込み(チョロチョロ系)&モトレ込み(もともと流れ込みだったであろうトコ)。しかし、流れ込みばっかに気をとられると、前回同様やられることもある。よって、今回の攻めのパターンは、流れ込みメインではあるが、他のエリアもきっちり撃つことに。
まずは、最初の流れ込みを攻める。TOM&ピトシが、何回か攻めるが反応なし。
じゃーあれっしょ!ってことで、俺が「ジョー」をぶち込む。チョンチョンと揺すりを入れると、
「ボカンッ!」
1・2・3秒待ってきっちり合わせる。が、「ジョー」だけがすげー勢いで帰ってきた。
「おかえり・・・。」
しかし、乗んねーよ!出るんだけど、乗んねー。ビックリ合わせはしてないのに、乗らないだよね。柄にもなく針とか研いでんだけどね。まーでも、出るだけいいか!
次の流れ込みを目指す。が、他のエリアも丹念に撃つ。と、TOMのパラノイア「スピットラット」に、
「ボカンッ!」
TOM特有の鬼合わせ。ありえねーぐれーのエビゾリスタイルだ。しかし、上がってきたのはTOMの合わせで吹っ飛んできちゃいそうな稚魚。ここんとこTOMは、稚魚ばっかな。前に俺が言った「魚と人間の大きさ比例説」はやはり正しいと確信。
しかし、釣れないよりは釣ったほうがいいんだろうな。かなり、嬉しそうだ。
「俺は上手いから、小さいのも乗せちゃうんだよね。」なんて、ホザいてるし。2回ぐらい死ね!!

そして次の流れ込みに到着。ここは、流れ込みにテトラが入ってる、+αのエリア。ここは、マジで出る。
一本獲ってるTOMはかなりの余裕をかまし、俺とピトシに譲ったりしてる。
じゃー俺も一本獲って余裕カマすか?ってことで、容赦なく「ジョー」をぶち込む。
と、テトラの向こう側で水柱が上がる。
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってるし。しかし、ラインがテトラにかかっていて合わせが効かない。またしても、バラシ・・・。
その後も、バイトはボチボチあるが乗らないってのが続く。
今度は、ブッシュの中に「ジョー」をぶち込み、チョーチン。
「ボカンッ!!」
激烈系バイト。ちょい乗りするが、完全にフッキングに持ち込めない。まだまだだな、俺も・・・。
さらに上流へあがっていくと、トッパーらしき船を発見。100mぐれー離れてても、トッパーは判るね。基本的に座ってるし、ロンキャスだし、偉そうだし。近づいていくと、久々の寺岡さん艇。今日は、ダメらしい。前日に結構デカイの獲ったらしく、今日も来たらしい。しばしの談笑の後、寺岡さん達と別れさらに上流へ。

テトラエリアが気になる。どうしても、気になる。スゲー投げる。しかし、出ない。なんて感じが、延々続く。しかも、今日の俺は、ギャグかも妙にさえない。TOMがいるからか?ツマンナイ菌に侵されたか?
ある程度のトコで見切りをつけ、今度は下流へ。その途中、TOMの携帯がなる。
「もしもし!んっ?44cm!」。MACがテトラ地帯で、「反り」で44cmを獲ったらしい。
この情報で、俺達3人のテンションは持続することが出来た。だって、あのMACがヨンヨンだよ。今日はイケる!!
そんな感じで、流れ込み&テトラを中心に真剣に撃っていく。と、ピトシの「反り」に、
「ボカンッ!」
細い目を気持ちデカくしてやりとりするピトシ。上がってきたのは、まずまずのサイズ。30後半ってとこかな?
俺達は、今年の釣果の大部分を「反りとんぼ」で獲ってる。テツにしろMACにしろ俺にしろ。しかし、ピトシだけは獲ってなかったんだよね。ようやく、獲れてホッしたのか、またいつもの細目に戻ってる。
こうなるとプレッシャーがかかるね。3ケツで2人に釣られると。しかも、別艇も2人とも獲ってるし。
もう時間はとっくに昼をまわってる。今度は、こっちから電話。
「どう?」
「ムネちゃんが、マイティーでラの字!」

それ以外にも、バイトはかなり多いらしい。「このままやっちゃうか!」ってことで、ぶっ通しのツーラン目に突入。
しかし、しばらく無反応状態が続く。全く、出ない。めちゃくちゃネチっても、どんだけぶち込んでも、無反応。
とりあえず、コンビニで食料を買いに行く。ん?そういえば、こん時のメシ代もらってねーな。

そのまま今度は下流方面に突き進む。チョーシのいい流れ込み発見。
俺が「ジョー」をぶち込む。と、
「ボカンッ!!」
しかし、またしても乗らず。完全に持ってったのにな・・・。こういう日は、あんだよ。出るけど乗らねー、乗ってもバラす、みたいな感じ。
しかし今日の俺は妙に元気。ノー睡なのに、全然眠くねー。俺、結構寝ねーとダメなんだけどな。しかし、ギャグはいっこうにさえないけど・・・。なんか空回りしてる感じ。
徐々に陽も傾き、プライムタイムに突入。俺の大好きな夕マズメだ。テンションも持続しつつ、撃ち続ける。出ない・・・。
と、TOMの「ウォーターガッチャ(カタカタペラ仕様)」に、
「ボカンッ!」
いつもの、鬼合わせ。と、その瞬間、
「ブチンッ!」
痛恨のラインブレイク。っていうか、そんなに鬼合わせすりゃ当然か!
しかも、切れてルアーを持ってかれたのを、ピトシのせいに。「なんですぐ寄んねーんだよ!」と訳のわからんこと言ってるし。
と、ピチャッピチャカタカタッ!さっきの奴が跳ねた。間違いなく奴だ。カタカタってTOMのペラの音がしたし。そんでもってもう一回跳ねる。と、「ウォーターガッチャ」がフワンと浮いてきた。
俺もピトシも間違いなく見た!奴は、13cmぐらいの稚魚だったのを。またしても、稚魚ハンターかよっ!人間の器だけじゃなく、すべて全部ちっちぇーんじゃねーの!
一気に日が落ち、ナイト突入。と、「ジョー」を回収中のボート際で凄まじい激烈バイト。その後、稚魚ハンターTOMにも激烈系。俺達3人は、えれービビる。と、ピトシの「ビートクイーン」にも激烈バイト、
「ボカンッ!」
しかも、乗った。結構、引いてる。上がってきたのは、ヒゲ面のナマズ君。激烈の正体は、コイツだった。その後もまだ粘る俺達。流れ込み中心に撃っていく。どの流れ込みも反応はある。しかし、乗らない。
テトラエリアをゴージャス引きする。
「ボカンッ!」
しかし、乗らない。こんな日は、何やってもダメだな。もちろん、ギャグもさえない。
最後の最後、流れ込みの感じのいい音。俺のこん身の一投。「ヒロポン」をぶち込む。トロトロ引いてくると、
「ボカンッ!」
バシャバシャ!乗った、よっしゃー!と思ったのもつかの間、即バレ。これで終了。

別艇はというと、ムネ3本+ラの字1本、MACヨンヨンに続きヨンロク追加のアベレージ45cm。
13時間にもおよぶ死闘の末、ゼンゾリは俺ただ一人。お前等、全員ぶっ殺す!
ただ一つ教訓、
「ギャグがさえねーと、釣果もさえねー!!」


もう昼寝しようぜ」
とか言ってた矢先のヨンヨン。「
反り」で「ゾリ」を回避。
New ロッド「Impact」で
最初の1本!
あっ、写ってネーや…


マイティ丸飲みのラの字。
丸飲みされたけど、
ラの字の扱いを知ってるので
スムーズにリリース。
しかし、デケーのばっか釣るなぁ


ナマズかラの字だと思ってた
4投連続バイトの正体は
なんとヨンロク!


ピトシのせいでズーナマ。
ズーナマのせいでピトシ。
どっちでもいいか。



打たれた後でもこのとおり!
「今日はいける!」
と思わせるほど
さっさと釣れた1本。
-未計測-


余裕の2本目!
-未計測-

スケール積むの忘れた…。
September 20(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:くもり
メンツ:N@BBY、Mac.key、不良公務員、テッチャン、チキバン、ピトシ



今回は久々に、オイラMac.keyのレポート。ところでこの画像の方を知ってる?
そう、『Sports & Fishing News』編集長、萱間 修さんだ。
で、何でこういうことになってるのかというと、B.P.松井さんからの紹介で、「釣果云々に関わらずトップを楽しむ人たち」ということで、我らがTopBokanに白羽の矢がたった。萱間さんとは今年2月の東京ババショーで一度面識があるけど、ほとんど話したことがなかった。改めてお会いしてみると穏和で気さくなナイズミドルだった。

「いつも通り釣りして下さい。」

そんな感じで、一番釣りをしていて気持ちイイ房総へ向かうことにした。
車中、さまざまな会話が飛び交う中

「ZZZzzz…」

萱間さん、相当お疲れのようだ。ここんトコ飛び回っててあまり寝てないとか。ホント大変な仕事だよなぁ。
途中、TIGHT LINESさんに取材艇としてボートをお借りした。澤木さん、快く貸していただいてありがとうございますっ!
現地で不良公務員オカノさんも合流。夜明けを待っていざ水面へ。

萱間さんはN@BBYとオイラのボカン艇に。あとは、チキバン艇、オカノ・テツ・ピトシ艇
チキバンたちは早々に上流へと向かう。ヤツらが打った後をN@BBYが『反り』で狙い撃ち。1本いっとく?

「ボカンッ!」
「よっしゃーーーーー!」

マジかよ?! 開始早々キッチリあげるあたり、この男、相当ヤバイ!
そして『反り』も相当にヤバイ!
と同時に、萱間さんのフラッシュ攻撃。おおっ、なんかスゲェ!

もちろんテンション激上がり! 今度は最近調子がいいバスカヴィル『Jack O Popper』。“岩盤+チョイ濡れ+立木”といった複合エリア。N@BBYがそこへビタキャスト。あぁ、出そうだなと思った矢先、

「ボカンッ!」
「よっしゃーーーーー!!」

ゴリ巻きブチ上げでまさかの2本目。けっこう引いてるし、イイじゃん!
この間のTL大会といい、この男、本番強ぇ。
オイラはというと、いつも通りのノーバイト。『反り』をつかえどノーバイト。萱間さんから言われてた「いつも通り釣りして下さい。」を忠実に守っただけだ。ふつうならあせる場面だけど、いつも通りマイペース。さらにいつもと違う取材という特別な日ということと、ついに完成した極太スウェルバットロッド『Impact』(build by B.F.D)があるから楽しいよね。まぁ、このロッドについてはオイオイ書くとしよう。

その後しばらく萱間さんといろいろ話しながら、ボカン艇は上流を目指す。萱間さんは、その何気ないところまでカメラに収めている。
萱間さんは古くからバスに限らず釣りをしてきた人で、釣りを取り巻く環境にまで深く精通している。何かを聞いてもだいたい答えが返ってくる。こんなスゴイ萱間さんだが、「これはダメ」「こうしたほうがイイ」とかそういうことは一切言わない。そのせいか、世代の違いを感じさせないし、何の違和感もなく、ボートの狭い空間で長い時間気持ちよく過ごすことができた。人間の器がデカイとはこういうことなのか?

最上流部に到着。いつの間にか他の2艇をブチ抜いていたコト以外は異常なし! 引き返して見るからに釣れてなさそうな2艇と合流。しばらくいつものバカ話で盛り上がった。
再度釣り開始。すると萱間さんから

「トップウォーターの神髄とは何ですか?」
「……う〜ん……」

これがなかなかズバリが出てこない。いろんな言葉が飛び出すけど「トップウォーター」に限ったコトじゃなかったりするから意外と難しいんだよな。みんなはすぐに思い浮かぶ?
あとから来たチキバンも交えそれぞれ自分にとってのトップウォーター論をあーだこーだ語るのを萱間さんがメモってたけど、結局、後日まとめてから原稿を書くことにした。
天気予報どおり、雲行きが怪しくなってきた。北風が吹いてきてスッゲーさみぃ!先週はクソ暑かったのになんだこの変わり様は?!
結局、1ラン目はN@BBYの2本のみ。その他全員全ゾリ!っつーことで、撤収!果たしてこれでイイのだろうか?と思いつつ不良公務員ご推薦の「アヤシイ焼きそば屋」へGO!


こんなのんびりした感じも
「トップウォーター」に
ハマってから
するようになったなぁ。


実は一番奥のオカノさんは
前日(平日)も仕事休んで
釣りしてたっつーんだから
不良公務員といわれるのも納得。





「味自慢」だったとは
気づかなかったなぁ。


恵みの雨到来!
ちなみにみんなで爆睡してた時、
震度4の地震があったことに
気づいたのは翌日の新聞だった。
September 20(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:雨
メンツ:N@BBY、Mac.key、不良公務員、テッチャン、チキバン、ピトシ

「アヤシイ焼きそば屋」は、いつも通っていた国道沿いにあった。こんなのあったっけ?というほど、目にも留めないような焼きそば屋だ。誰かに教えてもらわなければ、見た目だけじゃ絶対は入らないような店。つまりボロい。
まずは駐車場。無人駅っらしいんだけど、言っちゃ悪いが「駅」というよりは「公衆便所」っぽい。
恐る恐るのれんをくぐると小さなバアちゃんが2人。フロアレディとシェフのようだ。オモシロイのがここのメニューシステム。大きく分けて「肉なし」「肉入り」「肉入り+ソーセージ」の3タイプ。そしてそれぞれ、¥100、¥200、¥300、¥400、¥500となっている。つまり料金に応じて量が増えるわけだ。とりあえず全員「肉入り+ソーセージの¥500」を注文。8人分だからけっこう時間がかかりそうだ。
ところでこの地域は、近々、
市議会議員選挙があるらしくて、やたらと選挙カーが走ってる。その度におばあちゃんたちはお客そっちのけで店を飛び出し国道を通る選挙カーに向かって元気よく手を振る。そして、どこか淋しげな表情で店に戻ってくる。そんなことが2回もあった。店内を見渡すと向いの壁には今月のカレンダーが3種類…。それも隣どうし並べて3種類…なんともミラクル。
そんなこんなでようやく出てきた焼きそばは「別にまずくはない」非常に微妙な感じだった。あっそうそう、ソーセージは予想どおりピンク色した「魚肉」だったよ。でもまた来ようと全員思った。まだ何かありそうなんで。

ここでオカノさんは後楽園に野球を見に行くため敗退。オレらは2ラン目の場所へ移動し爆睡。
目覚めると、予報どおりの雨。やっぱ楽に済むワケないか…。しかしこの雨、ここ最近降っていないので、貴重な変化になるハズと意気込んで出船!
午後はN@BBYが操船してくれた。チキバン艇はそのまま、テツ&ピト艇は初組合せだ。
目指すは上流。レインウェアを着て傘をさす萱間さん。カメラをガッチリガードしてる。すると、またN@BBYの『反り』に
「ボカンッ!」
立木のモシャッとしたところでチョウチン。しかし今回は乗らず…。雨はけっこう本降り。このぐらい降ってると、上流筋の狭いところでもこっちの気配が消せるからいいよね。どこでも釣れそうな気がするよ。するとまたN@BBYがモシャ+チョウチンでバイトがあるが乗らず。
「やっぱ出るねぇ、雨が効いちゃってんなぁ」
そんな感じで思ったよりバイトが多いワケじゃないけど午前より反応はイイ。
「やっぱ房総なら房総のルアーで釣りてぇな」
っつーことで、この間も釣れたOver the Moon『ダンサー』投入。岩盤にビタキャスとし、ちょっと強めにスライドさせてると
「ボカンッ!」
おおっ!とバイトのみ…。でも魚体が見えるほどの激しいバイトにテンション激上がり。すでにボートは水溜まり。かまわずさらに上流を目指す。この雨にも関わらず萱間さんは写真を撮っている。機材は大丈夫だろうか?ちょっと心配になる。

かなり上流部、岩盤のくぼみがアヤシイ。そこにずダンサーをキャスト!…ミスキャスト。肝心なところでオイラはこれが多い。微妙にショート。とりあえずスライドさせると、
「ボカンッ!」
「よーし来たぁーーーー!」
ガツンと合わせてゴリ巻き。浅くなってきたせいかけっこう走る。ニューロッドでの劇的な1本目。今までのロッドとはチガウロッドのしなりを堪能してるとボートの下へと潜り込んだ。「やべやべっ、とっとと上げよう」と思った矢先、上がってきたのはダンサーのみ。
「あぁ〜、やっちったぁ〜」
いつものゴリ巻きブチ上げにしておけば、ヨカッタのにね。魚持ってかっこよく(?)雑誌に載れるのに、アホだなホント。まぁ、後悔してもしょうがないな。それよりも萱間さんのほうが残念がってた。スイマセン、ホントに。

なにやら後ろのほうが騒がしい。チキバンのようだ。
なんとひとり1本ずつ獲ってきた。オレらの打ってきた後を見事にカマ掘りされた。朝のリベンジって感じ。KAITYは道楽『サヨリスト』、TOMはパラノイア『スピットラット』。萱間さんが激しくフラッシュをたきまくる。誇らしげなチキバンにはさすがにチトあせった。何せこっちは1本も上がってないからね。
その後KAITYに『サヨリスト』でもう1本カマ掘られる。またシャワーのようにフラッシュを浴びながら「『サヨリ』はエサだ」とほざくKAITYに殺意を憶えた。

N@BBYもすぐさま『サヨリ』にチェンジするも時すでに遅し! マヅメ近くなってくると、体がふるえるほど寒い。こりゃ、オイラも『サヨリ』で釣って熱くしてやるかと思ったけど、時すでに遅すぎっ!時間も時間なんで敗退決定!

別の筋にいたテツ・ピト艇はというと、何と2人とも2本ずつ?!しかもテッチャンは、サヨリストより2cm長い『テツリスト』。どうも長モノに軍配があったようだ。
結局ボカン艇以外で計7本。やはりこの「雨」が効いちゃったね。
祭り(?)の後はズルズルドロドロになりながらの撤収作業。そんな中、萱間さんもずいぶん手を貸して下さいました。帰りの新幹線の時間があったので、ボカン号を飛ばす。帰りの車中もまた楽しい。「楽しかった〜」という萱間さんの言葉が印象的だし救われた。何とか時間に余裕をもって川崎駅到着。ここで萱間さんと別れ、取材終了!

とまぁ、こんな感じで無事(?)終わったわけだけど、萱間さんはスゴイなって思えることが多かった。前に書いたこともそうだけど、釣りもしないでずっと1日中ボートに乗って人の釣りを眺めるなんて今のオイラじゃとうてい出来ないよ。シャッターチャンスを見逃さなかったり、何気ない会話から重要なキーポイントを聞き逃さないようにしてるのかなぁ。とにかくいろいろな面で勉強になったなぁ。でも一番勉強になったのはこれかな?

「トップウォーターの神髄とは?」

ここらで一度真剣に考えてみるのも悪くないと思った。
10月下旬発売の『Sports & Fishing News』に載ります。立ち読み回し読みしないでマストバイ!ヨロチク。

最後に、いい機会を与えてもらった萱間さん、B.P.松井さん、ボートを貸してくれたTIGHT LINES澤木さん、本当にありがとうございました。



この雨でボートを
ライブウェル代わりにして
上流まで上ってきた。
しかし2人してとは
やるよなぁ!


ガン降りの雨も気にせず、
パシャパシャとシャッターを切る
萱間さん。




現地到着。
そのころN@BBYは...
(画像にタッチ!)


そんなこんなで出船。
房総の雰囲気に
慣れているオレらにとって、
見た目の魅力は薄い。


あっ!
テッチャンまた落水か?!
残念ながら
今回はダイジョーブ。。。


第1回
“ジョー”顔コンテスト
<N@BBY編>
「ヒックリージョーと宍戸ジョー」

おっと、
鼻の感じが雰囲気出してるね〜。
ほっぺの下の膨らみがもう一つ!
ここがムズカシイんだよね〜
(つづく)

September 13(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、Mac.key、テッチャン、チキバン

怒濤の2日間、秋の荒喰いとやらを体験しに、茨城県某川に行ってきたぜ!
ここ最近、房総へのトリップが多いんだけど、たまにゃー違うトコもいいっしょってノリ。俺は、房総が大好きだ!愛してる!しかし、浮気心って誰でもある訳よ。ってことで、いつものチキバンの二人&MAC・テツ・俺の5人セッション。

まず朝マズメの1ラウンド目は、某ショップ情報の某川。噂が正しければ、数は出ないが出ればデカイらしい・・・。ボートも、比較的下ろしやすい。この川はかなり流れがきついので、ボカン号を下流においといて、ひたすら川下りをすることに。しかも、流れの速い川対策で、アンカーも準備。俺達は、タライ(初代ボカン艇)にアンカーがオプションで付いてきたのでそれを用意。チキバンは、そこら辺の石で自作アンカーを作る。これを引きずりながら流されれば、ゆっくり流されるっしょっていう単純な発想。
しかし、これが結構いいんだよね。上手くバランスがとれて、比較的ボートも安定するんだよ。流されんのも多少ゆっくりになるしね。
そんなノリで、出船。雰囲気はいい。と、その直後、MACのフルサイズ「ハナゲ」にいきなり、
「ボカンッ!!」
しかし、乗らず。
おいおい、この男なんかいつもと違うぞ!?って感じ。いやー本当に、この2日間はこの男違ったんだけどね・・・。
そんなノリで、テンション高めキープの俺達。釣れる気満々で、下っていく。
と、またしてもMAC。フルサイズ「ハナゲ」で、
「ボカンッ!!」
またしても、乗らず。
今日はほんとに活性高けーぞ!いけるっしょ!と更に、テンションアップ。
マジで、この男が幸先よく、2バイトもとることなんて、ホントありえねーからね。じゃーマジで獲っちゃうか?ってことで、最近の俺のハヤリ「ジョー」君を装着。この後、あまり出ない感じが続く。が、あまりテンションは落ちない。っていうか、逆に上がってる感じだな。
そうこうしてっと、俺の「ジョー」に、追い喰いの炸裂バイト、
「ボカンッ!!!」
かなり強烈なバイト。ちょい乗りするが、即はずれ。
ブッシュにかかった「ジョー」にまず離れバイト、その後外れた「ジョー」に再度ボカンってノリよ。ヤベー出方だったね。
テツは依然ノーバイトが続く。俺とMACも、朝イチのあれ以来異常無し。と、かなり怪しげな水門発見。水門の手前は、全テトラ。エレキがぶつかっちゃうので、手漕ぎで進む。こういう時、テツは大活躍する。パワー自慢炸裂。しかし、バイトは炸裂しねー。狭い水門の中に入って、奥の流れ込みを撃つが、異常無し。途中、ボラの攻撃にあって、俺等3人はちょっとビビったりしたけど・・・。

水門から出ると、ちょうどチキバン艇と合流する。バイトは相当数あるらしいが、獲ったのはKAITYの1本。しかし、かなり派手な出方だったらしく、かなり興奮気味。でもって、サイズも40ぐらいでそこそこ良かったらしく、かなり引いたらしい。
TOMはというと、いつものバイト自慢のみ。
ただ、結構楽しめたよ。このフィールドは。次回、カマせば爆釣か?!

その後、仮眠とってからメシ食って、チキバンの二人が頼んでたロッドが出来上がったということなので、うらしま堂さんにお邪魔した。
TOMのロッドは渋めの緑系、KAITYは派手目の紫ラメ。どちらも、ベースはローハイド。さすがうらしま堂さんという感じの仕上がり具合。二人も、かなり嬉しそうだ。待ちに待ったので、当然だけどね。ただ一つ、KAITYのロッドにカタカナで「チキバン」って入ってたのが、相当気になったけど・・・。ダイナシじゃねーの!?



第2ラウンドは、バスのフィールドとしてはかなり有名な某川へ移動。この移動が思いのほか掛かっちゃったんだよね。
第1ラウンドと一緒で、上流と下流に車を止め、ただひたすら川下りセッション。
かなりのロングコースなので、即出船。流れが相当キチーー!&流れとは逆向きの強風。流れと逆向きならいいじゃんって思うかもしんないけど、これがまた相当やっかいなんだな。ボートがすぐ回転しちゃって、釣りにならねー。アンカーを前に垂らしたりいろいろしたけど、回転は止まらない。じゃーってことで、思い切って後ろ向きに流そうということに。そんでもって、アンカーも垂らしてバランスを保つ。
これが、結構いい感じ。エレキとバッテリーが前にあるので、一番重いからそっちから流れるっしょ。そんでもって、アンカーをバッテリーとかの逆側たらしてあっから、意外とバランスはいい。まー、でもなんだかんだいっても、川攻めはフットコンだよ。ハンドコンとのダブル掛けがサイコーだけどね。
そんな感じで悪戦苦闘を重ね、ようやくどうにかやりやすい感じになったよ。
今までずっと一番前に乗ってたテツは自動的に一番後ろに、MACが一番前で操船、俺は変わらずってノリ。
風と川の流れが逆向きなので、これがまた微妙にやりにくい。しかし、これもコツさえ掴んじゃえば、逆に利点にもなるんだよね。
そんな感じの中、とりあえず怪しげなトコを撃っていく俺達。ブッシュ・杭・テトラ・シャロー・ブレイク等々。このフィールドは、ホント怪しいトコ満載。どこ撃っても出そうな感じだよ。どのフィールドでも言ってる気がするが・・・。やっぱ、アトラクションが豊富なフィールドって投げてるだけでも楽しいんだな。

そんな中、俺のバスカビル「ジャックオーポッパー」が、ブッシュに引っかかる
。それを、チョンチョンとはずした瞬間に、
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってる。流れに乗って少し重いが、バスが引いてる訳じゃねー。上がってきたのは、30cmそこそこのチビバスちゃん。
けど、やっぱ嬉しいんだよね。そりゃそうっしょ!誰でも、釣れれば嬉しいに決まってる。バスプロが、コバッチを釣ってポイ捨てしたりすっけど、ほんとは嬉しいんだよ。麻痺しちゃってるだけで、きっとそういう感情はあるでしょ。嬉しくねーなら、バス釣り止めちまえよって感じっしょ。なんの為にやってんのでしょ!
まー、俺の一本により二人のやる気もあがったに違げーねーっしょ。ってことで、テンションアップ。

ハイテンションを保ったまま下っていくと、MACのパラノイア「ジャンボナット2」に、
「ボカンッ!!」
んっ?違う、違う!正確に言うと、やや潜らせ気味だったので、「ボカンッ!!」ではねーな!
しかし、しっかりあわせてきっちりゲット。やっぱ、30cmぐれーのおチビちゃん。
まーいいんだよ!小さくても、釣れれば楽しい!間違いない!!
と、その瞬間テツの様子が・・・。「んっ!?俺だけ釣れてねーじゃん!」とか言ってるし。これが、結構笑えれるんだけどね。しかし、その後テツを観察してても、そんなに焦ってる様子もない。イライラしてる様子もない。やっぱ、成長したんだな。前みたいに、キレまくって全裸で暴れたりはしないようだ。トップウォーターは、人を成長させる遊びな訳だな。強いて言えば、気持ち力み気味で、バックラは多めな感じだったけど。

更に下っていくと、怪しげな杭エリア。トップ野郎っぽい感じの、二人組みが結構出して騒いでる。敢えて逆サイドを撃つが、あんま出ない。。。
これだけ流れがあるとじっくり攻めてないっしょ!っつーことでダッシュで杭エリアへ。
と、MACのオーバーザムーン「ダンサー」に、
「ボカンッ!!」
一番手前の杭を抜けてくる瞬間の激バイト。気持ちいいねー!
しかも、完全に乗せて、難なくゲット。サイズは・・・。言うまでもないっしょ。釣れれば、嬉しいし楽しいんだからいいっしょ。しかし、この釣れないマンがワンラン2本もゲットするとは、この川ヤベーな。月間2本とかもあんだから、この男は。
その直後、テツの「ホッツィー」に、
「ボカンッ!」
しかも、結構激烈系。しかし、惜しくも乗らず。めちゃめちゃ悔しがるテツだが、こういうことは結構あんだよな。釣れてない奴に限って、出ても乗らなかったり、バラしたり。再度、テツの「ホッツィー」に、
「ボカンッ!!」
またしても、激烈系。
しかし、ことごとく乗らず。そんでもって、俺のバスカビル「ウォーターガッチャ」にも、
「ボカンッ!!」
ちょいノリ&バラシ。
しかし、連発じゃん!!もうテンションMAXを通り越して、ヤベー感じだよ。
と、そこへチキバンの二人が、
「マイナスドライバー持ってねー?菊地さんのエレキがトラブってんだよ!」
菊地さんとは、地元のショップで知り合った人で、トップをこよなく愛する男の一人。
菊地さんからは、いろんなことを教わったし、いろんな人とも知り合わせてもらってる。
いやー、困った時はお互い様っしょ!と、上流に引き返すことに。しかし、後ろ髪引かれる俺達は、セコセコ撃ちながらだけどね。
「スンマセン!お待たせしました!」って感じで、ドライバーを渡すが直らず、結局引っ張っていくことに。
辺りは、完全に日が落ちて真っ暗。しかし、心残りな俺達は、ガンガン投げ続ける。しかし、全く異常無し。ってことで、本日終了。しかし、この人助けが明日の栄光に繋がってるとは、この時の俺達は知る由も無い。
MAC2本、俺1本、テツ・TOM・KAITYの3人はバイト自慢ってことで。

その後、メシ食って、千葉のシゲんちに向かう。シゲんちでシャワーとか浴びさしてもらって、俺とMACは爆睡。テツは全く寝てないにもかかわらず、シゲと朝まで飲み明かしたらしい。テツ曰く、
「酒があれば、眠くなんねー」
ちょっと違う気がすっけど、まいっか!!


やっぱ最初はN@BBYだ!
どこでも最初に釣るのは
やっぱスゲェよ。
この時、なかなか操船慣れず
ムカついてて
一緒に喜べなかった自分に
反省…。


「ボカン!」じゃなくて、
「ブルブル!」だった1本目…。
操船でムカついていたのも
吹っ飛ばす
スゲー嬉しかった1本。


すっかりリラックスして
操船も快調!

そこに驚愕の2本目!
しかも初“ダンサー”
「マジかよ?」




TIGHT LINES澤木さん。
今年はこの亀山で
ヨンキューを釣ってる実力者
(っぽくない画だけどね…)


<劇画調テッチャン>
同船のシゲも、
昨晩から飲みっぱなし。


やっぱ房総は景色がイイ。
ちょっと減水したぐらいが
一番いいね。


「えっ?もう釣れた」
大会開始30分後に
亀山初バスを手にした!
カエルがダメならトンボでしょ!
大会に出場し続けること
1年ちょい、やっと釣ったぜ!


1本釣ったらルアーを替えるのに
大会モードで“釣れるルアー”を
投げ続けた。調子こいて2本目!
メンターの方、いかが?


「一本いっとく?」
と呪文を唱えてから
「反り」を投げるのがボカン流。
釣れます!
大会開始から1時間チョイで
すでに3本!!!
September 14(Sun), 2003
場 所:亀山ダム
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、Mac.key、テッチャン、イナゾー

朝の4:00に、テツに起こされる。この男、妙にテンションが高い。いわゆるストレンジハイって奴か?ん?違うな!酔っ払ってるだけだな。ホント、テツとシゲは変態だよ。飲む量とかもありえねーしね。そんな感じで無理矢理起こされた俺達は、そそくさと準備し、一路亀山ダムへ。
そう!今日は、タイトラインズの釣り大会。俺達は、何連続で出場してんだろうな。しかし未だかつて、優勝の経験は無い。ホント、釣れねーんだよ、このダム。プレッシャー高すぎっしょ。アホみたいに人いるし、アホみたいにネチってるし、要はトップで釣るのはマジでキツイってことよ。メンターの人でも、あんま釣れないのに、デカトップで釣るのは至難の業。しかも、今回は減水状態なので、フロッグなしのルール。ということは、「ジョー」は使えないってこと。
とこの時点で、半分諦めな俺。MACは、根拠のない自信で、「釣るよー!」とか言ってる。馬鹿ばっかしだな。今回は総勢21人。前回とは違い、チーム戦ではない。俺的には、結構チーム戦好きだったんだけどな。
俺はMACと同船。亀山ダムに向かう途中、「川からダムへの切り替えが大事だな!」って話してた。要は、早い釣りからスローな釣りへ、全ての面で切り替えねーとダメちゅーこと。ってことは、「激ネチリ作戦」ってことで!! 単純っていうか、それしか思いつかねーだけなんだけどね。
午前5:30、大会スタート。あいかわらず、ダラダラなスタートだ。しかし、こんな感じが結構好きなんだけどね。
しかし、亀山って雰囲気いいよなー!しかも、減水してんのでめちゃくちゃ釣れそうだし・・・。でも、釣れないんだよな。 いや!ダメっしょ、しょっぱなからマイナス思考じゃ全然でしょ!!減水してっから、釣れるっしょ!と思考回路を変更。

何も考えずに、一本の筋に入る。遠くでテツの叫び声がする。
「出た!マジで出た!」
岩盤で出たらしい。しかし、乗らなかったらしい。
とその時、MACの「反りとんぼ」に、いきなり
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってるし。
おいおい!どうなってんだよ!!なんて思ってるうちに、MAC簡単に一本ゲット。サイズは、小さいがMACにしてみれば、亀山初バス。今回は大会なので、ゴミ袋に水をいれ優しくバスを入れる。とそこへ、シゲ・テツコンビ登場。
シゲが魚篭(ビク)をもってたので、借りることに。そんなことしてっと、またしてもMACの「反りとんぼ」に、
「ボカンッ!!」
またしても、乗ってる。ゴリ巻きで簡単に2本目ゲット。おいおい!ありえねーっしょ!! さっきの奴よりは、ちょっとデカイ感じだな。しかし、この男、どうしちゃったんだよ。ノリノリじゃん! 昨日も2本獲ってるし。っていうか、やっぱ「反りとんぼ」ってヤベールアーだよ。間違いなく、ハンドメ最強でしょ! 俺もMACもテツも、今年の釣果の半分ぐれーは、「反りとんぼ」で獲ってる。これは、間違いねーな。

よし!じゃー俺も!!久々の「一本いっとく?」ってことで、「反りとんぼ」装着。もうこの時点では、釣れることしか考えてねー。
少し進むと、如何にも怪しげな立木。そこに、「反り」をぶち込む。ラインが変なかかり方をしてっから、上手くチョーチンにならない。少しルアーをあげると、そのからみがとれる。今度は完全にチョーチンに持ち込める体勢。
どうすっかな?抜いちゃうか?とりあえず水面に落としてみっか!」
スルスルと岩盤沿いに「反り」を落とすと、
「ボカンッ!!」
もうコテコテな出方っしょ!しかも、乗ってるし!ボートを寄せて、難なくゲット。しかしよく見ると、皮一枚。あぶねー!! サイズは、微妙だな。MACの2本も俺のもそんなデカクはない。しかし、亀での3本は価値があんじゃねーの。
その後、シゲが3発出す。またしてもローカル「食用がへる」で2発とボッコム「テュララ」で一発。しかし、全部乗らず。
もう俺達は余裕だよ。なんてったって、3本も獲ってんだから。ちょっと、自慢!!
桟橋に戻って、大会主催者の澤木さんに計測&記念写真。俺のが37cm、MACが36cmと33cm。
っていっても、魚篭ん中でまぜこぜになっちゃってどっちがどっちか分かんねーので、なんとなく俺の釣った奴がデカかったんじゃねーかということ。
この時点では、まだ誰も釣ってない様子。

完全に日もあがりきっちゃってるし、これはもしかしたらもしかするんじゃねーの!?
その後、俺達は余裕の巡回をかます。
「どう?」「ダメ!」。
「どんなあんばい?」「ノーバイツ・・・。」
テツ&シゲ艇は完全諦めモード。ありえねー勢いで酒を飲んでる。そんでもって、更に買出しいってるし・・・。つくづく、アホな二人だな。
そろそろ大会終了の11:00がせまってくる。「じゃーそろそろ戻るか?」ってことで、桟橋に引き返そうとすっと、ニコニコ顔のNoriが近づいてくる。
キッカケさんのプロトで釣りましたよ!」
なに!!?釣った!?大会終了間際の10:40頃、キッカケのプロト「サーフカッター」で、釣ったらしい。ビニール越しに見ると、結構デカそう。おいおい、またかよ!!
そう!昨年の大会で2本獲った俺は、優勝だななんて余裕ぶっかまして逆転されたことがあんだよ。しかも、この男、Noriな訳よ。コイツ、かなりのツワモノで大会2連覇とかしてんだよ。しかも、毎回キッカケルアーで優勝。またしてもあの悪夢が・・・・!!??
大会終了直前、Noriの釣った魚の計測がはじまる。この時点では、俺等以外に一本出てるが、サイズは28cm。
ということは、Noriの魚にかかってる訳。気になるサイズは、32cm!
とうとう勝ったぜ!悲願の優勝だぜ!!
でもって俺とMAC、ワンツースリーフィニッシュ!!完全勝利!


神様は見てんな。間違いない!!
しかし、一番スゲーのは、50時間ノー睡のテツ?!
名言、
「酒さえあれば俺は寝ねー!!」


↑コレのおかげで


コレもんです。
パトロール開始!


オカノ艇も異常なし!


「あわや!」と思わせられた
kikkakeコタキ&Nori艇。
バスタブに浸かってるみたいな
コタキくんだが、
今度のWスイッシャーはなかなかアイデアが盛り込まれてる。


いつもとちがい
ドキドキの表彰式!
しかし、優勝者発表の時、
当のN@BBYは
仕事の緊急電話が中のため不在。
何ともボカンっぽい。


協賛「Boka-T」を
ゲットしたのは、
若干19歳の高橋くん。
それを着てボカン!と
釣っちゃってくれ!


あれ?テッチャン、
コンドーユタカスティックなんて
持ってたっけ?
(ちなみにまだ呑んでる)



今日は水がキレイ!
コレは何かが起こるのか?


おっ、やっぱり!
まずはTOM。
へそは出てない。


「ヒックリー」改め「ジョー」で
(結局どっちも一緒だろ?)
っつーか、いつものでヨンサン!


逆にN@BBYを
「ジョー」で攻める。
もうメロメロ!
しかし、出るけど乗らず。。。
September 6(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、Mac.key、ムネちゃん、チキバン、イナゾー


今週のトリップは、房総の某川セッション。メンツは、いつものチキバンTOM&KAITY、ムネちゃん、MAC、イナゾー、俺の6人。ムネ艇にKAITY&ムネちゃん、チキバン艇にTOM&俺、ボカン艇にMAC&イナゾー。ムネ艇だけ上流から下ろし、チキバン艇とボカン艇はいつものトコから下ろす。いつものトコから下ろした俺達は、上流方面へ向かう。

このフィールドは、基本的に流れ込みが多いし、バイトも多い。よって、流れ込みメインで撃っていくことになる訳。まー、これがおいおい違うってことに気づくんだけどね。実際いい思いをしたポイントって次にきたときも、攻めちゃうんだよね。どうしても、捨てきれない。要は、そこに縛られちゃうことで、ホントにおいしいポイントを見過ごしちゃうってことが多々ある。
魚は、一年中同じトコにはいない。そん時に一番いいトコに移動してるんだけど、人間のほうがそれに対応できないんだよ。これに対応できれば、釣果ももっと良くなるハズなんだけどね、なかなかね・・・。
みんなもそうじゃない?おいしいポイントって執着しちゃうっしょ。実際はおいしい思いをしたトコであって、ホントの意味でおいしいポイントではないんだけどね。

そんなんで、流れ込みという似非おいしいポイント中心に撃っていく俺達。
しかも、朝マズメ出ちゃうんだよ。これが・・・。だから、よけい勘違いしちゃうんだよね。TOMのパラノイア「ナット2」に、いきなり
「ボカンッ!!」
しかし乗らず。って思ったら、追い喰いで
「ボカンッ!!」
今度は乗って、余裕でゲット!30cm前半ぐれーのチビだけど、幸先いいっしょってことで、テンションは上がりまくり。
朝イチ、いきなり獲ると心に余裕が生まれるよね。TOMも完全にそんな感じだよ。「次はN@BBYっしょ!」って感じ。
俺も、最近買ったパラノイア「ジャンボナット2」を流れ込みに投げる。と、
「ボカンッ!」
しかし、乗らず。いやー、「ジャンボナット2」はいいね!動き、重さ、見た目、どれをとっても言う事ナシ。釣れればもっと言う事ナシ。
で、お次の流れ込みへ向かう。ここは、先々週MACが獲ったトコ。TOMは一本獲ってるので、俺に優先的に投げさせてくれる。まー、獲ってなくても投げちゃうけどね。
ここはとりあえず一本いっとかねーとなってことで、「ジョー」を装着。あえて、「ヒックリー」とは言わない。

流れ込みが落ちるテトラの奥に「ジョー」をぶち込む。俺の視覚から「ジョー」が消える。テトラの奥に投げたのに、テトラの手前でバシャバシャと魚が暴れる。んっ!?試しに、ガツンとあわせる。バリバリ乗ってんじゃん!そう!奥で喰って、手前に走ってきてたんだな。ゴリ巻き&ゴリ抜きでゲット!
計ると、43cmのいいサイズ。太ってはないけど、頭は結構デカ目。いやー、これまた幸先いいねーー!始めてまだ、30分ぐれーのもんで、二人ともゲットだよ。ヤベーっしょ!!それからの俺達は、余裕綽々な訳よ!わかるっしょ?
しかし、これが最初に言ったホントにおいしいポイントを見失う原因になるとは、こん時の俺達は知るヨシもない。

二人とも、釣ったポイントはいつも通り「流れ込み」。ってことは、流れ込み=おいしいと錯覚しちゃうっしょ。その後も、俺達は流れ込み中心に撃っていく。が、反応ナシ。一番水量が多い流れ込みも、全く反応ナシ。このフィールドの俺たちが撃ってるトコは、エリア的に流れ込みが一番多いエリア。よって、テトラやオバハンはほとんどパス。流れ込みに絞って撃っていく。
ホントは何箇所か撃った時点で、流れ込みは見切るべきだったんだけど、朝イチに二人とも獲っちゃってるから、どうしても捨てきれない。これが、おいおい釣果も差となって現れちゃう訳。流れ込みに執着した俺達はその後バイトもない。ただ、一本獲ってんので余裕はある。「そろそろ下るか?」これも、判断ミス。ここで下がらず、上ればいい思いできたかも?
下流にはMAC&イナゾー、上流にはムネ&KAITYがいる訳で、俺達はMAC達に二人とも釣ったの自慢しに行っちゃったわけだな。どうせムネちゃんは1〜2本は獲ってるだろうし、MAC&イナゾーは獲ってないだろうという判断。
そんな感じで、余裕ブッカまして下っていく俺達。日も完全に上がりきって、かなり暑ちーー!もうこうなると出ないなんて思い込んじゃうトコも良くないな。でも、ダム湖よりは川のほうが出るので、それなりに撃ってはいくけどね。
ボートを降ろしたトコより更に下流にくだる。一向にMAC達の姿は見えてこない。
電話すっと、更に下流に行っちゃってるということなので、俺たちも更に下流へ。
やっとのことでMAC達の姿を確認。
「どうよ?」
「釣ってないよ。」
案の定だ。
「俺達は二人とも獲ったぜ!」
「・・・・。」

変な優越感にひたる俺達。MAC達も、バイトは朝イチ結構あったらしい。全然釣れないので、MACがオーダーメイドで作ったロッドを投げさせてもらう。これも今日の目的のひとつ。ブランクはマタギ、その他のロッドビルディングはBFD(埼玉の坂戸にあるショップ「ビッグフィッシュ・ダイナマイト」)の松木さんにお願いしたもの。見た目はかなりヤバイ。めちゃくちゃ、渋くてエロい。バットがありえねーぐれー太てー。ローハイドが細く見えちゃうぐれーよ。
俺的にはライトレンジ(1/2〜5/8)をカバーするロッドが欲しいので、まずそれを試す。もちろん「ジョー」を投げてみる。結構いい感じ。俺のロッドよりは数倍いいし、投げやすい。何投かしてみるが、全然ストレスなくいけちゃう。いいじゃん!いいじゃん!バットも太てーし、カッコいいし。しかし、このロッドはそんなもんじゃない。オンスオーバーも楽々しょえちゃうんだよ。これは、驚きでしょ。フルサイズクラスでも、何の問題もなくいける。っていうか、フルサイズクラスのほうが、いい感じかも?かなりのオールラウンダーなロッドだな。俺もこのブランクでつくっちゃうかな?あとは、色だな。

そんな感じで、ダベッたり、釣りしたりしながら、2艇で上っていくと、ムネ艇が見えてきた。なんかえれー真剣にやってんな?でも、もう昼まわってるしこんなに暑ちーし、釣れてるわけねーっしょ。なんて感じで近づいていき、「どう?」と俺等。こん時は自信満々。
「ムネちゃん6本、俺3本!」
とKAITY。
「なにっ?!6本に3本!?ありえねーっしょ!?」
俺達は、こん時気付いたんだよね。自分達の間違いに。流れ込みではなかった訳よ。
ムネ&KAITY曰く、どこでも出るよとのこと。ということは、俺達はたまたま流れ込みで釣れただけであって、釣れたのは朝マズメというファクターだったくさいね。
しかし、どうなのよ!!ワンラン6本って。俺らなんか、月間6本も厳しいトコだぜ。
しかもこの男、途中ずっと寝っくりカマしてたらしいし・・・。
KAITYのほうは、多分便乗の3本ってトコだな。俺らと乗ってたら、3バラシってトコでしょ。便乗だよ、便乗!!

しかしこれだけは言っとく、
一番デカイの釣ったのは、俺!やっぱ、俺ってスゲー!?


この船、すでに9本。


慌ててキャストするも、
時すでに遅し!
この船、仲良く2本。


爆睡中のイナゾー
コレじゃ釣れネーわけだ...
この船、やっぱり0本。



おいおい〜、
ニューロッドで
初めて獲ったのが
カエルかよっ!
ある意味
今年のボカンは
カエルづいてんな。
September 6(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、Mac.key、ムネちゃん、チキバン、イナゾー


第2ラウンドは、某ダム湖の某川筋。いつもの、お決まりのパターン。しかも、タイトラインズの駐車場で寝すぎて、ホントの意味でのナイトセッションに。まーこのフィールドは、ナイトしか出ねーんだけどね。ムネ艇にワンランと一緒のムネ&KAITY、チキバン艇にTOM&MACの癒しコンビ、ボカン艇にイナゾー&俺で出船。

一目散に本湖方面を目指す。途中、護岸&竹シャローを撃ちながら。
しかし、出ねー出ねー。何投げても出ねー。こうなったら、アレしかねーっしょってことで、一撃必殺の「ジョー」を装着。
ナイトの「ジョー」はマジでヤバイ。一撃必殺だよ、マジで。何やってるか、全くわかんねーけどね。しかし「ジョー」はやっぱ、期待に応える訳。いきなり、
「ボカンッ!」
しかし、乗らず。
さっきまで、何やっても出なかったのに、やっぱ一撃必殺でしょ!!
しかし、この後は沈黙・・・。ここからは、イナゾーへの俺からの人生のアドバイスたいむに突入。タダで俺の人生論聞けるんだから、この男ラッキーでしょ。もう、釣りどころじゃない感じ。ナンパの仕方からはじまり、クンニの手ほどきまで、俺のテクを洗いざらい教えてやったよ。マジで、2万ぐれー払えよ!!まーでもいずれコイツが、いい感じの男になった時に、違う形で払ってもらうか!
そんな感じでやってると、イナゾーの「キールヘッド」に、激烈バイトが。しかも、えれー追ってるし。一発じゃなくて、何発も。しかし、百姓イナゾーは乗せることもできない。ホント、シャバ憎だよ、コイツは。要は、ノリノリのネーチャンがガンガン来てんのに、べラの一つも噛めない感じだな。まだまだだな、イナゾーよ!魚なんか釣ってねーで、まず女でも爆釣してこいよって感じだな。

本湖まで行くが、あんまよくねーので引き返す。途中、チキバン艇と遭遇。なんと、TOMが42と45を獲ったらしい。やるじゃねーか、TOM。MACは、バラシ1。
今度は、ムネ艇と遭遇。二人とも、獲ってないということ。バイトは結構あるらしい。
更に上流へ行くと、ヒサビサに魚心のノリと遭遇。ヒサビサだったので、色々語る。最近購入したノリの愛車(ワゴニア)が、ガソリンメーターが壊れ、もともとトリップメーターもないし、メーター自体がマイル表示なので、カンで給油してる話とか、まーそんな他愛もない話。

その後、出発地点に戻ると、2艇とも敗退してるし、キッカケの小瀧くんとかいるし、そんな感じでツーラン目は終了。

最後にひと言、イナゾーよ、小さくまとまんな!デカく行け!デカくな!!


MJでかる〜くヨンニー!
顔が木彫りの人形みたいだ。


MJでかる〜くヨンゴー!
顔がゴルゴ13みたいだ。


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