オハヨーッス!
と可愛いウソをついてみたけど、出船したのは午後3時ごろ。
オレらの寝坊グセは
直さない直らない?


<TOP BRIDGE>

上が先月発売された
「ヘッドバンク」
下がプロトのダーター。
埼玉県川口市在住:
ビルダー・ザキ(山崎)の
こだわりコーティング。
けっこうツボにハマる
ルアーが多い。



自宅から目覚まし時計を持参し、
気合いがチガウぜ!と思いきや、
いざ鳴ったら即消しして、
また爆睡した男、
イナゾー。
「まかしといて下さいよ!」
そのひと言がまかせられない…。
January 24(Sat), 2004
場 所:RSV
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、Mac.key、イナゾー

俺の初レポートは、MAC・イナゾー・俺の3人セッション。
なんだかんだ言って、俺等は誰も初バスをゲットしてないもんで、とりあえず1本いっときたい感じだね。山(スノーボーディング)に行くか、釣りに行くか迷ったんだけど、とりあえず初バスいっときたいんで釣りに決定。
日本海側は今期最大級の寒波がきており、雪山は最高のコンディションのはず・・・。なんてことも考えながらも、初バスゲットの為気合いの房総トリップ。

しかし、実際はそんな気合いもあんま入っておらず、昼過ぎまで寝っくり・・・・。
起きたのはなんと午後2時・・・。出船したのは、3時少し前ぐれーだったかな。遅せっ!! まーでも早起きしたって釣れねー時は釣れねーし、寝坊したって釣れる時は釣れる!確率は低くなっけどね。
そんなチョーシな俺等。根本的にいい加減。これに関しては、変わらんだろうな・・・。しかし3時ってことは、ヘラのおっちゃん等も敗退の時間。ってことは、激釣?! と、根本的にノー天気&プラス思考も変わらず。

俺は今回のトリップに、以前も紹介した「トップブリッジ」のダーターを風来堂さんからお借りしてきた。
このダーターは、まず見た目がカッケー。そんでもって、動きもかなりいい。でもって、塗装の強さは抜群!!そんな武器を身につけた俺は釣れねー訳がねー。と、勢いだけってトコも変わらず。
とりあえず、真ん中の筋へ入る。相変わらずガンガン撃ちまくる俺等。
んっ?イナゾー、なんかキャスト上手くなったんじゃねーか?岸ビタ、ガツガツ入れてんじゃん。
まずは、一発目の流れ込み。3人でガンガン撃つが、全く反応なし。そんでもって次の流れ込みにって時に、ムネの言葉を思い出す。

「トップ堂の取材ん時、入れにくい流れ込みあんじゃん?
 あそこで一発目出たんだよね。」


そう!ブッシュの奥に小さい流れ込みがあんだよ。ぱっと見気づかない。ブッシュに完全に覆われてっからね。気づいたとしても、これがなかなか手強い。奥に入れるのは至難の業。水面とブッシュの隙間がほとんどないから。
角度的に、イナゾーがベストの位置。「イナゾー!とりあえずお前いっとけ!サイドできっちり決めろよ。」
「うぃーす!とりあえず一発練習していいっすか?」と、流れ込みと違うトコに、サイドキャストの練習。
なんと!岸ビタ!
「お前、ホント上手くなったな・・。」
「うぃーす!んっ!?スンマセン・・・、ひっかかちゃいました・・・。」
岸ビタのヒゲみてーな奴に捕らえられ、イナゾーあえなく敗退!
ってことで、お次は俺。サイドハンドなんて出来ねーので、男一発オーバーハンド。ブッシュの上からぶち込む。
ルアーはトップブリッジの借りてきたダーター。流れ込み脇の岸ビタのいいトコに決まる。

「ボカンッ!!」

俺の位置からは良く見なかったけど、MACの位置からは見えたらしい。ルアーがはじかれる。
俺、今期初バイト。しかし、惜しくも乗らず。ってことは、フォローに「ジョー」っしょ!!
しかし、ふとMACを見るとMACモロ嗅ぎ「イヤーン」が装着してある。
「MAC、イヤーンいっとくっしょ!」ってことで、MACが「イヤーン」をブッシュの上からぶち込む。
これがまた、ナイキャスで流れ込みの壁際をコロコロと転げ落ち、岸ビタ&水浴び。俺とイナゾーは、「ヤベー落ち方したな!!」と期待する。
MACは、チョーチン状態の激ネチリ。しかし、そうは甘くねーのがトップウォーター。そう簡単には出てくれねー。
ってことは、やっぱ「ジョー」か?ってことで、装着しようとしてっと、

「ボカンッ!!」

出たっ!!しかも乗ってる!!
MACにとって初バスだ!いや!ボカン的にも初バスだし!これは、どうしても獲っときてー!
しかし、ブッシュの一番奥でかかっているので、取り込みはかなり厳しい。とりあえず、オールでブッシュにボートを寄せる。
しかし、なかなか取り込めない。
「ちょっと竿持っててくんない?」とMAC。
「テンション保っといて・・・!」
これはかなり重要な役割。とりあえず、俺がロッドを持ちMACがブッシュの奥に手を伸ばす。
「よっしゃー!!」というMACの雄叫びがダム中にこだまする。サイズはサンパチ。っていうか、サイズなんかどうでもいい。獲ったことがすべて。良くやった、MAC。初バスおめでとう。俺もイナゾーも心から嬉しかったよ。

出船してから30分もしないうちの出来事だった。
おいおい!今日は、イケんじゃねーの!!と、俺達のテンションはMAX状態。
しかーーーーし!!やはり、そんなに甘くねーよ、トップも人生も。俺もイナゾーもガンガンいくけど、全くもって反応なし。この時期の魚って、やはり貴重なんだよね。昨年も俺の初バスって、2月だったしね。
って感じで、少し日も長くなり夕マズメのおいしい時間帯が長くなったにもかかわらず、俺&イナゾーはゲットできず。
帰りにチキバンの2人にも会いゾリ確認。当然だよ、お前等。俺が初バス獲る前に、2匹目釣んなよ!!
いやーしかし、イナゾーの奴キャスト上手くなったな。相変わらずの馬鹿さは変わんないけど、なんか気持ち成長したような・・・。
んっ?気のせいだな!!そんな訳ねーな。なんか、褒めるのなんて俺のキャラじゃねーな。イナゾー、死ねっ!出直して来い!!

こんな感じで、今年もやってきます!!昨年以上に、様々な企画を盛り込んでいこうと思ってんので、皆さんシクヨロっす!!


あぁ、下アゴに掛かってる…
頼むから暴れんな!


よっしゃーーーー!
初バスゲットーー!
あまりに久々すぎて、
ニオイとか忘れてた。
くんくんくんくん…、
おぉ〜スウィ〜ト〜


ン、次はオレか?



最近じゃ
朝イチにはガイドが
凍るほどらしい。

<'04
初のスイメンデアイ系>



トキタさん(上)とオオノさん(下)。ご当地だけあって
かなりのザウルスファン。
かなり残念そうでしたね。
January 10(Sat), 2004
場 所:RSV
天 気:晴れ
メンツ:SWaB杉中くん、N@BBY、Mac.key

新年、明けましてオメデトサンです!
今年も気合い満点でガンガン行くんでヨロシク!
って遅めの挨拶もそこそこに、もうすでに全国アチコチで初バスを手にした熱きプラッガーたちもいることだし、「とりあえず1本とっとく?」って感じで初釣り行ってきた。

今回は、ブラックバスの大好物「ヒロポン」の生みの親、SWaB杉中くんとのセッション。オレらもヒロポン、デカポンは多用してる。杉中くんは底抜けに明るいし、よくウンコネタとか言うしオモロイよ。そんな人柄がルアーにも現れてる気がするなぁ。どこかお茶目な感じとかね。
いつものように朝マヅメは車内で爆睡。日が昇って暖かくなった頃、ノロノロ出陣。どうも冬の朝マヅメは苦手だ。体も脳の回路も凍っちゃってるみたい。凍った回路をいつものアク強ぇーところからボートを下ろし、解凍する。いつもながら汗だくだ。

いつもの筋は、ずばり飽きた。最近あまりに釣れないので、釣れないどころかバイトもない。“釣れる気のしない筋”にならないように夕マヅメにとっておこう。ということで、最初は様子見で右の筋に行ってみる。
ちょっと進むと、明らかにプラッガーらしき船が下ってくるのが見える。今年初のスイメンデアイ系か?!
「どうも!この先どうです?」
「1本バラしました。あと1バイト。この先の狭いところにヘラ師がいて奥に行くのはやめたんですけど…。あっ、僕、オカノ(ドロボーさん)と幼なじみなんですよ。」
とトキタさんとオオノさんのバルサ50大好きコンビ。
おっ、魚っけあるジャン。しかもドロボーさんの幼なじみとは、世の中狭い。っつーかここはドロボーさんたちの地元房総だから、よくあることなのかな?

しばらく話して別れると、今度は1パドルでヘラボートが3艇下ってくる。そのうちの一人はどうもヘラ師っぽくないオーラと風貌だ。ヘラ師にしてはちょっとカッコイイ感じっていったらいいのかな?すれ違いざまにその人が、
「高滝じゃたまにワカサギが上がってたりするから、トップでも出るかもね!」
「そうなんですか?どうも(???)」

過ぎ去る後ろ姿を見ながらオレらは顔を見合わせ、
「アレ、ノリちゃんだろ?」
そう、パターンフィッシングでおなじみの田辺哲男氏だ。ヘラもパターンフィッシングなのかな? さらに先に進むとヘラさん渋滞にさしかかる。
「通ってイイですか?」
「いいよ〜。田辺さんいたでしょ?ブラックじゃすごいけど、ヘラじゃこっちが先輩だからネ〜」
と陽気な感じ。それもそのハズ、この人すでに30枚もあげている。釣って陽気な人を見てるとこっちも和んでくるね。
デッドスロー操船でヘラさん渋滞をスリ抜けているとオレらが通ったあとはみんな釣れてる。ヘラは爆釣だ。昔っからよく目にするんだけど、エレキで通った直後に釣れるってなんかあんのかな?この説が正しいとすれば、ヘラさんたちから「このへん通ってくれよ」なんて声がかかるかもね。



こうして今日も上手くコミュニケーションをとりつつ、ヘラさんによってガードされていた未踏の上流へと進む。いつのゴミがだいぶ流されたようで、オレらはヤル気満々!ここにきてやっと釣りモード。
第1回「スワブvsN@BBY ☆ヒロポン対決ぅ〜」。
2人いっせいにヒロポンを投げ、先に釣ったほうが勝ち。
「うぉ〜〜、N@BBYさんのヒロポン、なんか泳ぎ方がチガウ〜〜〜!」
そう、N@BBYのヒロポンはブチ込まれ過ぎて何度も修理し、なおかつ修理しきれない部分から水やら何やら吸っているので、微妙に膨らんでいるようだ。色もなんか黄ばんでるし…。そういえば、昔わざと日焼けさせたワームでよく釣ったっけな。しかし、今回はどちらも釣れなかったので、ドロー。
杉中くんのルアーの使い方は、けっこうスローなアクションが多い。特にデッドスロー。ヒロポンやゲロッパのチビチビ巻きはけっこうヤバイ。特にヒロポンのは、5秒ぐらいかけて左右に首振りさせてっからね。スイメンで落ちた木の葉が風で揺らめいているような感じ。これが釣れちゃうらしいよ。

でも、1月に釣れちゃうほど甘くはなかった。っつーがバイトもないからね。遅めのランチをとって、引き返す。さっきのヘラさんはすでに60枚釣っていた。通りすがりのメンター系に様子を聞くと、まんざらでもない様子。こりゃ、マヅメいけちゃうでしょ!
っつーことで、温存しておいたいつもの筋を攻めると、またヘラさんから声がかかる。このヘラさんはいかにもヘラさんの風貌だが、釣果は2枚…。20枚の聞き違いかと思ったが、やっぱり2枚。「60枚釣ってる人もいましたよ」なんてことは口が裂けても言えなかった。

いよいよ夕マヅメ。オレらは全員スワブ縛り、っつーか“ポン”縛り。杉中くん-デカポン、N@BBY-ヒロポン、オイラ-デカポン。誰かのポンに出るだろっていう「ポン・ローラー作戦」を展開。全員でスイメンをコチョコチョくすぐりまくるが、全然出ない。出るのは屁とオレらの
「スワブ、釣れネーなー」
っていう野次ばっか(笑)。
「くっそ〜〜、釣ってやるぅ〜〜〜」
というビルダー杉中の本領発揮か
「ボカンッ!」
「あっ!…」
おぁ〜っスゲェ!…が、乗らなかった。その後も作戦を続けるが、結局その一発だけで終了。

釣果は寒いが、ホットなトークで楽しい1日を過ごせた。プロトのペンシルとか見たけど、リグがカッコイイ! うーん、今年のスワブの意気込みが感じられたね。こういったエネルギーってかなり刺激受けるよ。「スピンダウト」とかもかなりのポテンシャルを秘めてると思うし再度要チェックだなぁ。
そうそう、「TopBokan☆aBsス??:」コラボ企画も展開していくつもりなので、チェックヨロシク!オレらも落ち着いちゃわないよう、パワー全開でいっとくか!

風だってこの通り!
こんな時って何かが起こる?!


ほらっ!
あわや落水という場面ながらも
このとおり!


2003年&自作ルアー初バスの41cm。
実物はケッコーブリブリよ。
テッチャンおめでとう!


やっぱこの「どうも」に
バイトしたんでしょ!
礼儀正しくブチ込もう。
左がN@BBY、右が杉中くんの
ヒロポン。
N@BBYのが黄ばんでいて、
水死体のように膨らんでいる。
ついでに「MRXグリポン」
「つのだ☆ひろポン」などアレンジバージョンをいろいろ考えた。「MRXグリポン」は
釣れそーだけど、
「つのだ☆ひろポン」は
売れネーだろーなぁ。



スワブ釣れネ〜な〜おぃ〜



カメラを向ければこの通り。
画的にも助かる杉中くん。
今年もヨロシク!


   
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