June 26(Sat), 2004
場 所:RVR
天 気:ガーっ晴れ
メンツ:ヒゲ、アツシ、チキバン、N@BBY、Mac.key

あれまー、久々のTBレポート。
臥竜堂いわき店のヒゲとアカスタ・アツシが福島から房総にやって来た。GWトリップではさんざんわがままいって小奴らの体力を使いまくったから、今回は癒し&ゴージャスにしてやるか。

とはいうものの、天気予報では雨のはずが、今年はどうしてだか、ガーっ晴れの風ビュービュー。前日ちょっと降った雨で流れ込みが生きてることだけが頼みの綱だよ。
最初はアツシ・Tom・N@BBYのチキバン艇、ヒゲ・KAITY・おいらのボカン艇。操船嫌いのあの二人、どうなることやら。。。

ボカン艇は最初にKAITY操船。まー、サクッと釣ってすぐ変わってやるよ!おっとその前にヒゲだな。ヒゲが釣らんことにははじまんねーよ。
最初のヨダレ込み。みんなで交代交代に打つけど…出ない。ど真ん中にKAITYがスケーターだったかな?ポト落とワンクションで
「ボカンッ!」
「おっ!出た!」
「うわぁああぁ〜」
KAITY得意のバラし。こいつはほんとによくバラすんだよね。久々に見たよ、このバラシっぷり! でもさ、予想通りに出てっから、全然ヨユー! 思いっきり笑ってやったよ。っつーか思い通りに出ちゃってるから、うれし笑いって感じ。

次は、ヒゲ。先週テッチャンがバラしたイチオシ流れ込み。
「おいヒゲ、一投目から出るからな。決めろよ!」
こんなこと言わなくてもヒゲのブチコミはなかなかのもの。で、やっぱり一級ポイントにキャストが決まる。
「オイオイ〜出ちゃうよ〜(ニヤニヤ)」
「ボカンッ!」
「うひゃひゃーっ!出たよっ!」
しかし、痛恨のバラしっ!おいっKAITYのまねか?バラスのが房総流なワケじゃないぞ。すげー悔しがるヒゲ。でも、おれらは余裕。だって、こんなに思い通り名乗ってあんまないじゃん。でもさー、バラした時の顔ってそのときの感情がモロに出ていいよね。悔しいとか恥ずかしいとかそれを取りつくろったりとか、、、。

なーんかえらそうに言ってるおいらだけど、いぜんノーバイト。このがっついていない雰囲気においらが癒されちゃってるよ。
その後、何度も出るけど乗らずが続き、KAITYが寝ちゃったりとかでダラダラと癒しの時は進む。えれ〜暑い。そういや珍しくほかの船が浮いていない。それどころか、ヘラ師もいない。まったり、、、、、すると、ついにその時は来た。
護岸の切れ目にモシャがかかるところ。「一本いっとく?」とヒゲが言ったかどうかは定かじゃないけど『反りトンボ』。
「ボカンッ!」
「こんちくしょう!おしっおっしっ!」
このデカイ図体のくせにえれークイックな追いアワセを2,3発! 無事あがってきたのは、サンパチだったか?の房総初バス。ひとまず良しっ!

次に、通称「ケミカル」という流れ込み。なにやら化学なニオイのする水がいつも勢いよく流れてる。で、さっきまで寝てやがったKAITYが『バルサ50オリジナル』で
「ボカンッ!」
なーんどもみんなで打ってしかもボートとか岸に寄っちゃってんのにすぐそこで出ちゃったよ。今度はちゃんと乗ってる。っつーかよ、あんまいなしてんなよ、暴れてしぶきが目に入ったじゃねーか!

でも、釣ったから良かったな。後はおいらだけか…。こーゆーパターン、今まで何度も経験してるからヘッチャラ。おいおい、俺より先に投げんじゃねーぞ。っつーか投げないで。
そんな感じで、年上とかそんなのカンケーなく、次のさっき出まくった活きのいい流れ込みを独り占めさせてもらう。
結構流れが強いんで、流れに負けなそうな…『31baits』でいくか。こいつはおいらのロッドとめちゃくちゃバランスがとれてて、キャストが決まるんだよ。で、いきなり大本命ポイントにキャストが決まる。
「ボカンッ!」
汗だくだけど至ってクールに対応。慌てずにロッドに乗ったところでブチアワセ!
「あれ????」
ガマちゃんトリプル2つ付けてんのに、スッポ抜け。今日は1人1バラしてからじゃないと1本釣れねーのか?

<本日のメニュー>
「バカッ晴れの強風添え」
でございます。


そろそろラの字の季節か。
それなりの準備もしとかないと!


テツルアーに大ウケの
吉川さんとテラオカさん。


テッちゃん…寝てていいの?
June 19(Sat), 2004
場 所:RVR
天 気:晴れ、極強風
メンツ:テツ、N@BBY、Mac.key、(ムネ、ザキ、イナゾー)

「テツ初バスゲット作戦」。今年何度目だろうな、この作戦。シーズンも半分終わってしまったので、いい加減釣ってもらわないとヤバいでしょっ!
今日は風来堂の『ラバジ集会』参加をとりやめてまで来てんだからね。ネタ的にはオモロいんだけど、やっぱり釣ってほしいよ。おいらが操船する時は、同船者には全員釣ってほしいんだよね。そういう操船を心がけてるから、オレより早く釣ったなら、とっとと変わってくれ!(笑) 数日前、テッちゃんのテンションを確認すると、
「オレ、今週は釣りそうなきがするんだよね」
こういう根拠のないことスラスラという時って…と思いきや、口調が全然ガッついていない。みんなの心配をよそにえらい余裕だよ。

当日、ノリノリのテッちゃんの運転でちょうど朝マズメ前に現地到着。久しぶりに来てみると、珍しく水が澄んでる。ここは基本的には典型的なマッディなんだけど、どうやら先週の大雨以来降ってないようだな。こんな水を目の前にしてダラダラしてらんないからN@BBYを起こしてすぐに出船。先頭はテッちゃん、真ん中N@BBY、操船おいら、N@BBYとおいらは、おいしいポイントはまずテッちゃんに打たせるという『テツシフト』をひく。
手始めに2種類の異なるポイントを攻めて様子を見ることにした。まずは、護岸。しかもヌレヌレのやつ。マニアックなテッちゃんはひときわ濃いめのモジャに真っ向からぶち込む。これにはN@BBYも
「男らしいキャストすんね〜、いいトコ入ってんよ!」
「ボカンッ!」
いきなりの炸裂バイト!いい出方だったなぁ、乗ってないけど。幸先いいじゃん!今日はイケる!
オイラが同じモジャのサイドを『反りとんぼ』でフォロー。
「ボカンッ!」
おっ、出た!でも乗らない。チョンチョンチョンチョン…
「ボカンッ!」
うぉ、また出た。でも乗らない。けど、このバイトラッシュで「今日はイケる!」って3人とも確信した。

しかし、今日はバカッ晴れ。おまけに朝イチから風が吹いている。早いとこ確実に1本獲ってほしいところ。ほら、下流から1艇あがってきてるぞ。次は流れ込みを打ってみよう。
一気に実績ポイントまで急ぐと、なんと今度は上流からも1艇下りてきた。今日は混んでるな。とりあえず最高実績の流れ込みは押さえたので、テッちゃんに打ってもらう。しかし、キャストが定まらずなかなか入らない…っつーか入っても出ない。水面も船上もしばらく沈黙が続く。
ところでN@BBYが最近ハマっている50の『スケータービッグ』。昔は金属パーツがついてなければ釣れる気がしないと言っていたが、クルクルとハンドルを回すだけの釣りは卒業したのか最近はちょっと変わってきてる。その『スケータービッグ』をシャローにキャストした瞬間、バシャッと水面が割れて何かが逃げ出した。ちょっとビックリしたけど、そのままアクション。スイースイスイー…
「ボカンッ!」
さっきのやつが出たのか? 今度はイトウユキもビックリのロッドブチ曲がり!N@BBYはカルカッタコンクエスト200が悲鳴を上げるほどゴリ巻き。
オイラ :「ん?なんか魚が飛ばなくねー?」
N@BBY:「ん?ん〜。ぁあ〜やっぱり…」
そう、ラの字。さいわい子雷魚でリアフックだけパックリいってたのでスムーズにリリース。ラの字でも、ペンシルで出たらうれしいよな。とりあえず魚っけ?を感じたのでちょっとテンションアップ!そこへまた上流から1艇下ってきた。あっ、テラオカさんだ。どーもーっ!
「どうっすか?」
「全然だめだよ。ニゴイが釣れたけどね。」

相方の吉川さんがニゴイゲット。今日は外道DAYだな。テツルアーを見せたりしばし談笑。さらに上流を目指す。が、しかしこの時点でも風ビュービューのカンカン照り。N@BBYもテッちゃんも寝ちゃってる…んじゃオイラも。

ちょっと寝たけど、3ケツだと狭いから寝るに寝れない。折り返して下ることにした。すると今度は下からプラッガーっぽいのが3艇あがってきた。あっ「暴総淡水魚組合」だ。イケイケ連中だが、釣果はイケてないようだ。それで良しっ!で、また橋の下でまたしばし談笑。

ノーバイトのまま朝イチに入った流れ込みまで戻ってきた。またテッちゃんに先に打ってもらうと、
「ボカンッ!」
マジ!と思いきや、水中でポロンとルアーが外れた。あぁ〜と悔しがるテッちゃん。さぞ落ち込むかと思いきやニヤニヤしながら
「今バラしたの、全然悔しくないんだよね。何でかな?」

「何でかな?」じゃないよ!きっちり獲ってよ! 8カ月ボウズのくせに余裕かましてっから、やっぱりこのまま午前終了じゃんか。



BTK(暴総淡水魚組合)の面々


「今バラしたの
全然悔しくないんだよね。」
この余裕がいずれ…



「場の空気」が
イマイチ読めないイナゾー。
上流に向かって
バカションかまされてる
ムネとザキって…


上森さーん(テッちゃん)、
そろそろいっちゃって下さいよ〜
午後になり、ムネ、ザキ、イナゾーが合流。今度は2艇で『テツシフト』をひく。
しかし、先をいくボカン艇の後ろで、イナゾーが最近ハマっているM社の「G-Dog
-X」で炸裂バイトっ! 空気を読まずに興奮するイナゾーに、
「お前、立場わかってるよな。空気読めよ…」
「あっ…大丈夫っス…出しただけなんで…。」

まぁ、こやつもシーズンインとかベストシーズンとか言われはじめたここ2カ月ほど魚には巡り会っていない。酷かもしれないけれど、ちょっと辛抱してくれや。
また絶好の滑り台系流れ込みにやってきた。もちろんファーストキャストはテッちゃん。……出ない。しかし、フォローで入れたN@BBYの『ジョー』には
「ボカンッ!」
乗らなかったけど、どっからともなく炸裂バイト!…どうしたもんかねぇ。
そのままマヅメまでノーバイト。風も止まねーし…このパターンは…。そこへテッちゃんのケータイが鳴る。どうやら娘からだ。
「パパ釣れた〜?」
「釣れないよ。今すごく良い時間だから、また後でね。」
「ママに代わるね〜。ママ〜」
「代わんなくてイイよ。今イイ時間なのっ!もう切るよ」

そんな感じで、結局家族全員に代わられ、テッちゃんもイライラ。

N@BBYとオイラもテッちゃんのテンションが下がってきているのを察して、とりあえず1本出して「釣れる」って思わせようと必死でキャスト。
さっきの流れ込みに戻ってきた時、オイラの「ジョー」に
「ボカンッ!」
と出るが、また乗らない。何度打ってもそれっきり…。ムネ艇も2、3バイトがあったがキャッチ出来ず。あいかわらず風も強いしマヅメもすぎたし「もう上がるべ?」っていうと、
「もう上がるの?」
テッちゃんはまだやる気満々。こうなったらテッちゃんの気の済むまで付き合おうということで続行!
風が強いので、オイラはロッドを置いて操船に専念。N@BBYはなんとか魚っけがあることを証明するためにテッちゃんと一緒に投げ続けるが…出ない…デナイ…でない。見かねたムネも貴重なバイトをモノにできるようにアドバイスをする。
「テッちゃん、けっこうルアーが護岸当たってるから
 針先チェックはした方が良いよ。」

なのにテッちゃん、
「どうせ出ないんだから、針先なんて関係ねーじゃん」
「もうダメだよ。気持ちが負けてる。釣れる訳ないよ。」

激ネガティブ発言連発。ムネ、すまん…。その後もなんとかテッちゃんを持ち上げながら続けるが…THE END。結局ダメだった。

釣り人なら、この超ネガティブモードってわかるよね。こうなったらほんとにダメなんだよな。でも、ふと1本釣れたりして、それまで最悪の空気をつくってたのが恥ずかしくなったりするもんだけど、それもなかった。
あの激ネガティブモードのテッちゃんを見て、もう「ネタ的にはオモロい」って言えなくなってきた。せっかくの1日をこんな気持ちで終わるなんて、人ごとながら切なくなってね。オイラにとってトップウォーターは、「楽しい1日を過ごす一つのあり方」だから、たとえ釣れなかったとしても「楽しかった」といえるような1日でなければならないと思ってるし、そう思うようにしてる。
決して「釣れなくても楽しい」ということじゃなくて、「釣る」という最高に楽しい形のために一生懸命やった結果として釣れなかったんだからしょうがないでしょ?自分にはどうにもできなかった訳なんだからね。だからって「釣れなかった」=「楽しくなかった」ってんじゃあまりにお粗末でしょ? 釣れなかった自分を笑いのネタにしちゃうとオモロいよ。そんな自分のバカさ加減に笑わずにはいられねーって。不思議なもんで一度バカ笑いしちゃうと、気分は爽快になるんだよ。シメは笑って楽しい1日だったと。

なぁ、テッちゃん、次は違った意味で笑わせてくれよ。オイラはテッちゃんが釣ってくれたら、その日はサイコーの1日になるよ。それに『テツシフト』すると、オレら釣れねーんだよっ!(笑)


「テツシフト」参加、サンクス!



丹沢格闘系プラッガー
津田さんに作ってもらった
このドーリーはスチール製。
2艇分の荷物全積みでも
ビクともしねー。
津田さん、マジでサンクスです!


ここは千葉・房総のガンジス川。
何かファンキーなことが
起こりそうな予感。


まだ仔猫なのに
果敢にも濁流に飛び込んできた。
野良を甘やかさない俺らが、
さすがに助けようと思ったのに
ボートの下に入ってしまい
「ゴンッ…」
慌てて帰っていったよ。
たくましく生きろよっ!
June 12(Sat), 2004
場 所:RVR
天 気:晴れ、極強風
メンツ:ムネ、イナゾー、N@BBY、Mac.key

最近不幸に見舞われないと思ってたら、今日は風がバカ吹きするって? でもって、ここ数日の雨で水はニゴニゴちゃんだってんだから、ハナっからあきらめモード。のんびり釣りしたかったのにな。こりゃ昼寝でも気持ちよく決め込むしかねーな。
そして、テッちゃんの初バスをと思ってたけど、当のテッちゃんは急遽仕事で敗退。っつーことで、代打イナゾー。テッちゃんの代わりに魚を獲ったりしたら後の展開がオモシロそうだな。ま、獲れたらの話だけどね。
ムネ宅でアルミをボカン号に乗せる。マヅメ前だってのにもう風が吹いてきたよ。とりあえず一番濁りに強いところへ行くことにした。

到着してみるとそこはインドのガンジス川。死体が流れてきたっておかしくねーよって感じ。ほかに行く当てもないし、死体でも釣るかってんで浮かんでみることにした。
ここは、平地の川なので雰囲気もなければ風にも弱い。釣りをしてると軒先の犬に吠えられたりもする。しかし、『出ればデカイ』という噂があり、そういう言葉にめっぽう弱い俺らは、「とりあえずレギュラーサイズを1本」より「全ゾリorビッグ」を選んでしまう。確かにとりあえず1本あげることによってその日の状態などを知る手がかりにはなるのだけれど、今日みたいに釣り自体の成立が厳しい時は、ギャンブルしてみたくなるんだよね。ということでイナゾー&ノビーのボカン艇、ムネ&オイラのムネ艇でガンジス川に突入!

「地元でゴーマルじゃーっ!(涙)」と第1投目。ん〜見事にルアーが流されるね〜。風もいよいよ出てきたし…こうなりゃ行くとこまで行くっしょ! というのも束の間、釣りもそこそこに朝飯を食らう。ん、おいらの飲んでるカフェオレと今浮いてる水の色、かなりのニアピン…まるで汲んだみたいじゃんかよ。スッカリ飲む気が失せた。やっぱいまいちテンションあがんねーな。さすがのムネも操船に「あーっもう!!」とめんどくさそう。なんども先に上がって寝てっか?というムードになるが、そこへボカン艇があがってきた。
「だーめだな、やっぱ。どうよ?」
イナゾーがダンガンで炸裂バイトもらったよ」
「マジで?イナゾーが???」
「何かこう護岸の凹んだところでさ、ありゃいいんじゃねーの?」
『出ればデカイ』がまた頭をよぎる。寝るのは後回しにして釣り再開。が、しかし風はますます強くなり、太陽はガンガンと照りつける。
「これで寒かったらシャレに何ねーな」 少しでも今の状況を良しとする方に考えるが、川自体にうねりが入り白波が立ち始めた。 しかし、さらに上流を目指す。そこの流入河川に逃げ込もうって魂胆。どうせ魚もきれいな水のところか流れをよけられるところに行くでしょ?
しばらくするとムネが
「ちっとさ、ここ投げてみてよ、今増水してっけど、チッコイ水路があって流れ込んでんよ」 というので、『50オリジナル』をキャスト。ロンキャスして1発で探ろうと思ったのが間違いで、風で流されあらぬ方向に。とりあえず水路の出口までアクションさせてきた時、ちょうど水中から草が生えててそれに引っかかった。
「んだよ、めんどくせーな。」
引っ張って外したら、ブルブルとなんか竿に生命観が宿ってる。
「ルアーが流されてんのか? ん、さ、じゃん!」
激浅のためかゴン引きで走り回ってる。いなしてっけど全然疲れてくれないからブチ抜き。
「ビタンッタンッビタタンッ!」
船の上でも暴れまくり。まるでカツオのような体型のパツンバッツンのヨンサン! このコンディションの中とりあえず魚を手にしたんだけど、バイトシーンをみた訳じゃねーし、ゴーマルオーバーじゃねーし。釣ったというより釣れたって感じ? 贅沢かもしんねーけど、ブッチャケそんな感じなんだよな〜。 でも、魚の居場所はセオリー通り。魚体はやっぱ白っぽいし、次はちゃんと釣るぞ。
その後、やっぱり流れ込みでムネの『反り』に
「ボカンッ!」
と出るが、乗らず。なんどもしつこく攻めるけどそれっきり。 ようやく水路に到着。そこには両サイドからフレッシュな水が流れ込む五つ星ポイントが誰にも打たれずに待っていた。が、ここはノーバイト。その周辺もねちっこくやるけどノーバイト…。
しぶしぶ激荒れのガンジス本流へと戻ると色黒のあんちゃんがボートに何かを横たえて運んでいる。あ〜、ご臨終だ。 そんな感じで、俺らの釣果もご臨終気味で敗退。さ〜、昼寝しよーぜ!


あ〜かなりビミョ〜。
煮え切らね〜よ〜


この状況で当たり前のように
船を浮かべてる兄ちゃん。
「自然をなめんじゃね〜ぞ」


あっ、先を越された…



プチ水路セッション
こんなところで
50upとか出ちゃってんだよ。


ムネが反り投げてっと
まじで笑えるよ。
最近かなり、
コレ系が気になるようだ。
ガンジスを去り、もう少し癒し系の場所を求めて移動。
途中で水路に逃げ込んだバスを狙ってみたりするが、どうやらバイトはあったがとれなかったらしい。「…らしい」というのは、この時点でおいらは昼寝ブッコキ。
目が覚めると目の前は水辺。もう5時だ。4時間ぐっすり寝てスタミナ回復。ベイトがピチピチしてて俺が食っちゃうぞ。まだみんなが寝てっからパリオカしてっと、上流からチキバンがドンブラコと流れてきた。
Tomにモジャに引っ掛けたスケーターを取ってもらった。まさにエンジェルTom。ちょっくら寄ってくかと思いきや、そのままドンブラコと流されていった。あいかわらずガッツキスタイルだな(笑)

でも上流はけっこう出たというので、すぐに出船っ! 午前と同じペアで上流、下流に分かれて攻める。
今度はおいらが操船。たまにはムネに楽させてやろう。いつもよりかなり流れがあるけれど、ガンジス川より全然ましでしょ!
ムネが最近ハマってんのが『反り』。丸っこい体でクルクルリールのハンドルまわしてる姿がけっこうキュートで釣りをしているだけで笑いがとれるウラヤマシイやつ。しかも、あっという間に釣ったりしやがるから笑っていいやら怒っていいやら…。ん?!怒ることはねーか(笑)
その後も「ここ出るよな〜」っていうポイントでことごとく「シュポッ」という吸い込みバイトが何発かあるけど、乗らない。
しかし、前で「反り」をひき倒されるとけっこうツライもんがあるんだけど、なんか昼寝ですっかりマッタリしちゃったし、上流にのぼるほど流れがキツくなってきたから、あんまがっつく気にならない。どうもおいらとムネが乗るとマッタリモードになっちまうんだよ。「やっぱビスケットはマクビティだろ!」とかね。流れ込みをガンガン打っても無反応だし、暗くなってきたから引き返す。

さて、その頃ボカン艇もノビーが「反り」で軽〜く1本いったらしく、ガンジス川で3バイトだったイナゾーは…テッチャンに気を使ってんのか?えらいな、お前。

すっかり暗くなってきたころ蛍があちこちで光り始めた。毎年この時期はこれがあるからいいよな。これでバコバコ釣れてたら最高なんだけどな。ここぞというところにガンガンぶち込んでみるけれど、ノーバイト。
ボカン艇もあがってきたが、やっぱり渋いらしくノビーの1本だけらしい。な〜んか重苦しい空気が漂ってる。
マッタリムードのムネとおいらはそのまま撤収し、ノビーたちの帰りを待つ。しばらくして連絡入れると、
「今出たよ、『反り』でヨンサン!」
「まじで?誰が釣ったの?」
「オレ(ノビー)」
その後、なんとかイナゾーに1本獲らせようと粘ったらしいが、そこはチャンスをモノにしない男イナゾー。ここぞというところで修復不能の大バックラをかまし文字通り泣く泣く敗退。いや〜イナゾー、命拾いしたな。

来週はテッチャン参戦。初バス獲ってない人が「オレ釣っちゃいそうだよ」って根拠もなく言ってたよ。さて、どうなることやら。お楽しみに!


「いっぽんいっとく?」
で軽〜くヨンマル。
これは大爆釣のはじまりか?!


あれ?すっかり背景暗くなった。
敗退寸前の
ぎりぎりヨンサン。


ビール飲んじゃっていいすか?


June 5-7(Sat-Mon), 2004

驚愕の池原トリップは次号トップ堂に掲載されるので、お楽しみに!


   
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