ブログをご覧の皆さん、コンニチハ!
年度末の3連休のど真ん中、ちょっと浮いてきました。お相手はMr.H(今回は諸事情により名前を控えさせていただきます)。雨の中でバイトラッシュを夢見ていたが、残念ながら当日は雨は降らなそうだ。天気予報の太陽マークが並んでいたのでTシャツ&パーカー、ソレルじゃなくてニーブーツ。春のポカポカ陽気の中、のんびり釣りする気分にシフトしていた。
前日までひどく雨が降ったようでドチャ濁りの中浮いてみる。さすが連休ど真ん中なだけに船が多い。
Mr.Hのガイドにより気になるポイントへ。前日は激しいアクションよりも痴虫の「カブメス」とかChest114の「トゥワーク」のようなスローな釣りが◎だったとのこと。とりあえず1発目の流れ込み。けっこう出るらしいんだけれど不発に終わる。2発目、3発目、、、、出ない。つーか、
「さ、寒い。。。」
太陽マークどころか小雨まで降る始末。レインウェアは当然積んでいないし、午前中だけのつもりだったので湯沸かし道具も積んでない。おまけにライジャケを忘れたので借りたりもした。のんびりどころかもうグズグズだ。。。
そんな感じだけど浮いてしまったものはしょうがない。悪いことは一切考えずに可能性を探る。そしてついに、ゴミの浮く流れ込みでおいらのヘドバンに、
「ボカンッ!」
「!!!!!」
ショートバイトが多いと聞いていたので落ち着いて合わせる。
「(ズルっ)」
っとドラグが滑り、ゴミを乗り越える所でバレてしまった。丸っこいお腹を見せたそいつはドラグを滑らすほどのランカーかと思いきや、推定サンパチぐらいの若者だった。そう、単にリールのドラグが締まりきっていなかったのだ。服装や装備のミスだけでなくタックルまで、、、逃した魚はでかくなかったけど、ドチャ濁り×寒い中での貴重なバイトをモノにできず、ガイドには申し訳ないことをした。
その後はバスも太陽も出ることはなく震えの時間だけが過ぎていく。たまにアンダーの人は釣っているので、食ってくる魚はいるんだと思えるのが救い。
食べ物も飲み物も底をついてしまった昼下がり、おいらのヒットポイントも底を尽きはじめ体力温存のためキャストは控えめ。散々TOPBRIDGE「ギルパイマ」を投げてたが、攻め過ぎて動きが悪くなったのでケツのヒートンを再調整をしてみたり。
直ったところで朝一に打った流れ込みに到着。残り少ないキャスト。やっぱヘドバンか?と思ったけれどギルパイマで勝負をかける。朝よりも笹濁りな感じ。落ち着いてキャストをする。
「!!!」
頭上の枝をちょっと気にしたせいでキャストが逸れた。慌ててサミングしたから激ショート。。。しかし、こんな小場所で慌てて回収してはいけない。濁っているしアクションを始める。よしよし、ちゃんと直ってるぞ。船の間際まできっちりアクションしてくると、
「ボカンッ!」
「?!!!!」
いきなりロッドを持ってかれたので反射的にリールを巻くと、
「(ズルっ)」
「?????」
またドラグが滑った。。さっき締めなかったのかー? 暴れるサカナをなんとかしながらドラグを締めて巻きすぎちゃったので恐る恐るラインを出し、アゴを掴んでハンドランディング。
「よっしゃ!」
ポットベリーじゃなかったけれど、測ってみたらゴジュウイチ。またしてもミスキャストで釣ってしまった。
ハラ減ってなかったらギルパイ直してなかったかもなぁ。なにはともあれ、プロトのギルパイで釣れてよかった。フラットサイドってダーターやペンシルよりも苦手なんだけど、これでちょっと信じられるかも。
ラッキーなことに硬いところに1本だけかかっていた。ちなみに先日ビルダーも釣ってる。
この時はギルパイはちょっとしたラッシュにあったとか?!
ちなみにもうリリースに向けて動いているようなので、またこちらでも詳しく紹介されるでしょう。
このランディング騒ぎで完全においらはガス欠。ガイドも喜んでくれて本当によかった。というか、ミスだらけの中おサカナ釣れてよかった♪
二人ともハラペコ過ぎて撤収。あちこち走ってこちらに到着。
すんげーうめー!
ピリ辛味噌にバラ肉たっぷり。太麺だしいうことない。別で注文した唐揚げもデカくて柔らかくてジューシー。こいつをスープに沈めたりしてね♪
ということで、ミス多すぎて一時はどうなることかと思ってたけど釣れてよかった。ギルパイで釣れてよかった。苦手なジャンルで釣れてよかった。
この日、おいらの気力と体力を存分に捧げたプラグたち。
歯型がうれしい。
さて、最近あちこち釣れていて良い感じですが、
「春を過信してはいけない」
おいらだけか?