「久々の魚心セッション。驚いたことに、総長自ら操船してる。
そして新たに気づいたのは、ケッコー笑えるカリゴメが、“あっぱれさんま大先生”とかでおなじみの内山くんに似ていることだ。今頃気づいてゴメン…。」


「イテテテッ!」


内山君「オイ!まだかよっ!」
ノッチ「ハイっ!今すぐに



「ほら、あったぞ!やっぱ前進あるのみだ。しかし結果はノーバイト!」
September.29(Sun), 2002
場 所:KTG
天 気:秋晴れ
メンツ:NOV、テッチャン、ノッチ、ケッコー笑えるカリゴメ

久々に『魚心』の連中と釣りがしたかったので、今回は日曜セッション。

NOVと二人の予定が、急きょNOVの義弟『テッチャン』も一緒に行けることになった。テッチャンは最近トップのヤバさに侵され、バス釣りをしたことがないのにルアーを自作している不思議な男だ。しかも全てマスキーサイズ、かなりビッグ!小さくても40gはあるんじゃないの?そして初めて買ったタックルが、ヘドンのスチールロッドにフルーガーのダイレクト。なぜかというと、「カッコイイ」から。テッチャン、なかなかやってくれます。

朝イチ、ノッチ&ケッコー笑えるカリゴメが合流。相変わらず水は満水だけど、昨日の雨のせいか満水続きもあるのかとにかく濁ってる。ノッチはしきりに「秋はターノーバーですね。」と言ってる。どうやらロドリを読んだらしい。なんでもいいけど、きれいな水を求めてとりあえず上流へ。

天気予報がはずれてすっかり秋晴れのいい天気。ジリジリする日差しがどこか懐かしい。懐かしいのはバイトも同じ。百発百中バイトなし!誰一人としてバイトなし!
まぁまぁ上流部で沈め系の人に挨拶するも、釣果も撃沈のようで愛想がない…。
「八方手を尽くして全ゾリかよっ!」
と心の中で三村風ツッコミ。

けっこう上流部まで来たけど、まだ水がイマイチ濁ってる。
「今日はあの行く手を遮る竹を乗り越えてさらに上流へ行くぞ」と力ずくで竹をアルミで乗り越えてみる。気分はすっかり川口弘。
細い竹の枝に顔や背中を刺されながらなんとか前に進むと、ほら、水が澄んできた。しかも初めて見る岩盤の上部から、滝が流れ落ちている。

「おいっ!やばいぞ〜」

ようやく見つけたきれいな水。今まで散々打って出なかったから、ここに溜まってンじゃという期待がどうしても高まってきた。
魚心艇も到着して全員で滝壺に集中砲火を浴びせる。

「ボカンッ!ボカンッ!」

これはブチ込む音。バイトの音じゃない。
これ以上先には進めないことを確認してまた竹に刺されながら引き返す。

帰り際、オイラがブチ込んでいると
「バイトありましたよ。今マッキーさんが投げてるあたりで。」
ノッチの『シャンプーハット』にバイトがあったらしい。オイラの『2753ジョーズ』から『くるくるドジョウ』にチェンジ。いやらしく攻めてみるけどノーバイトっ!

   NOV「どうして釣れねーんだ?」
テッチャン「誰でもイイから釣って欲しい。バスを見てみたい」
   内山「俺なんて53pick up以来釣ってないですから」
  ノッチ「やっぱターノーバーですね。でもバイトはありました。」
  オイラ「ニコッ★」

あ〜、やっぱこのメンツじゃこの結果か。
ノッチのバイト自慢が出たところで撤収!
久々にTIGHT LINESへ。

「当HP初登場『テッチャン』
俺、ボカT以外着たくない”というボカTヘビーユーザー。ちなみにマッチョ系。この男もいろんな意味で『濃い』」


「ウッハッハァ〜ヒャァ。義兄のNOVで〜す。1ヶ月全ゾリだひゃぁ」

「やっぱ“ターノーバー”ですね。でもリザーバーはなりにくいんですよ。」




「TFDの通称“親分”。いつもイイところに陣取っていて、あの広いTFDをスイスイとパトロールしてる。愛人多数。むやみに近づくのは危険なのでやめよう。」


「あっ! 釣れねーからって狙っちゃダメだよ。」


「ほら、もう移動してる」
September.29(Sun), 2002
場 所:TFD
天 気:秋晴れ(ベタナギツヨシ)
メンツ:NOV、テッチャン、ノッチ、ケッコー笑えるカリゴメ

午後は久々のTFD。相変わらず満水だ。しかし水が…。

ラッキーなのは、無風で暖かいと言うことだ。しかも、シャローでたまにボイルじゃないけど、ライズは見られる。な〜んかTFD、爆釣の予感。前に爆釣した時って、こんな感じの時だった。
そんな良いイメージを持って釣りをすると、キャストやアクションもイイ感じになる。イメージする事はとても大切だ。もしかしたら、ルアーの性能や、キャストの腕前以上に大切かも知れない。

ここ1ヶ月間全ゾリのNOVは、「さて、初心に返るか」と『マンドリラー』に見切りをつけ『ビール』をリグる。かなりマジだ。
オイラは『メダカ』をオバハンにブチ込む。オーバーヘッドキャストでスキッピング。ここのオバハンは、岸ビタが調子良い。そして岸ビタがダメでも、手前の立木が期待できるという2段構え。『メダカ』のアクションに見とれながらもNOVのバド(あっ、言っちゃった)の様子をチラ見する。
「あ〜、いいトコ入ってンなぁ」

NOVのブチ込んだ岸ビタチョウチンのバドに
「ボカンッ!」
「よっしゃ〜出た!」
と魚心艇もビックリのバイト!
強引に引っかかりをはずしてゴリ巻きランディング。やりましたっ、脱全ゾリ!

「ちっちぇ〜なぁ。しかも痩せ気味っ!でもウレシ〜」
という顔はニヤニヤしてるよ。
「持たせて持たせてっ!」
テッチャンも初バスをアゴ持ち。記念にパチリ。
これはマヅメ前にしてちょっと期待が出来そう。これからフィーバーするんじゃないの?

先に入っていたカキナミ艇と遭遇。どうやらイマイチのようだ。
しかし、オレラはこの無風で南風の入った暖かい感じに出そうでしょうがない。かつて何度も爆釣を味わったあの時に似ているからだ。オレラがトッパーになるきっかけになったあの日に。
もったいぶるようにして時間を調節しながら、例のエリアへと入る。

「イイ感じだよね〜」
何度もNOVと口をそろえる。
しかし、1時間経っても何も起こらない。
「イイ感じなのにね〜」
何度もNOVと口をそろえる。

しょうがないので、ここがダメな時の秘密の隠れ家へ。
ここはブレイクラインが◎。暗いので適当に打っていると、ちっとも出ない。よく見ると全然違うエリアじゃん。ドン深十何メートルの水面を一生懸命やってたよっ!
今度はちゃんとエリアを確認して再度スタート。たまにガボッと食ってる音がする。
するといきなり「ボカンッ!」と来た。
オイラじゃなくて、待望のテッチャンのバドに。
ロッドが曲がり乗ったんだけど、何せテッチャンにとっては初めてのこと。
「どうすればいいの?巻けばいいの?」
「巻いて巻いてっ!」
しかし、時すでに遅し。惜しくもバラしてしまった…。

それ以降、誰のロッドも曲がることなく敗退。
「あぁ〜、あれ釣りたかったなぁ。」

よけいに悶々としてしまったテッチャン。でも、確実にテッチャンのそばまでバスが来ている。ゲットできる日も近いだろう。
魚心艇も案の定…。
結局、NOVの全ゾリ記録を止めたあの1本のみ。
みんなで手際よく撤収を済ませ、ノッチが締めの一言。

「やっぱターノーバーですね。」

“ターノーバー”恐るべし。

「ヨッシャ〜どうじゃ〜(照)」


「ウホッ!ボクモツッチャッタ〜(夢)」


「テッチャンの自作ルアー。とにかくデカイ!
むかし運動神経のいいデブって学年に一人はいたけれど、その集合体って感じ。ホントよく動くよ。」


「今日集まったのは総勢9人。みんないろんな意味で濃い人ばかりだ」


「Swab 杉中さんとLocal 冨山さんは冨山さんのG3で。船上でもやっぱエロトークなの?」

「Boccom 成沢さんと恐面 高橋さん。成沢さん、うわさどおりクール系(?)。高橋さんは実に優しい人。そのブランク、ヤバイ!」

「キッカケルアーのテスター(?)Noriの船には、イナゾーがお邪魔した。釣りのペースが乱れないといいんだけどに」





「フローター初のスイメンデアイ!コンドウさん(左)とイセキさん(右)。なんとお二人は、Swab & Local ルアーのヘビーユーザーだった。そしてボカンも見てくれてるなんてスッゲー偶然!」


「うぉぉぉぉ!やったぁー優勝だー」とでも叫んでそうなこの顔。(Photo by キッカケさん)






































「おらっ!一ヶ月以上釣ってネーぞ!(ついでにこの翌日も釣りに出かけ、2日連続完全試合達成!)」
September.21(Sat), 2002
場 所:KTG
天 気:くもり
メンツ:Swab 杉中さん、Local 冨山さん、
    Boccom 成沢さん、恐面ルアー 高橋さん、
    キッカケさん、Nori、NOV、イナゾー

今日は1ヶ月前ぐらいから連絡を取って、スワブ杉中さん・ローカル冨山さん・ボッコム成沢さん・恐面(カイメン)高橋さん・キッカケ小瀧さんとセッションする事になった。
3時に木更津南インター出口付近で集合。のはずが、言い出しっぺのオレラがちょっと遅刻…しょっぱなから反省。

先に到着していた成沢さんから連絡があり、緊急の生理現象のため、ちょっと先の吉野屋で合流することに。杉中さん、ちょっとオナカ緩かったようで。でも間に合ってよかったに。
ひとまず集合したのでKTGへ。
現地到着4時。けっこう寒いし暗いし、出船するにはチト早い。各々クルマで休憩。その頃、地元のクセに道に迷いながらもキッカケさんとNoriも合流。

5時過ぎぐらいからぞろぞろと出船準備を始めいざ開始。
今日は人数も多いので、久々に1匹長寸で参加費¥1000、総額¥9,000を総取りできるルールを適用。先週49が出てるだけにちょっと期待(でもオイラはかつて一度も優勝できたことがない…)。
KTGは満水状態。たくさんアルミを浮かべるには好都合だ。
キッカケさんはビデオを撮るため、小回りの効くタライに乗り込み軽快なフットワークを見せてる。おおっと、高橋さんのブランクヤバイね。遠くからでもスゲー目立つ。キレイだなー。初めて見たよ。

ひととおり朝の様子を撮影して、さぁ釣り開始。
岩盤よりもシャロー&ブッシュを攻める。
NOVは、マーク1フロータースティックの金沢金箔『金箔ちらし』に金昇龍ガングリ、そして黒金バイトマンとかなり気合いの入ったタックルの筆下ろし。ほぼ理想のタックルだということで満足そうだ。
オイラは最近調子のいい淀トーで今日こそは絶対獲りたいっ!

ブッシュにブチ込み、引っかかりをシェイクではずす。
ポトンと落ちて一瞬ポーズ、トロ引き…
「ボカンッ!」
「よっしゃ〜出た〜!!!」
ってブチアワセのゴリ巻きで上がってきたのはスレンダーちゃん。ようやく釣れたっ!しかも本日4投目。普段は誰よりも早くバイトをもらうどころか釣るなんてことは滅多にないのに。おっとサイズは36。
もう気分がいいったらありゃしない。サイズ云々とかどうでもイイ。これは幸先いいぞとって感じで、エレキを回す。

みんな各々のペースで釣りをしていく。Nori&イナゾーはとにかく上流目指したみたいだし、ボッコム&恐面艇も上流に向かっていった。スワブ&ローカル艇はゆ〜くりと。オレラも珍しくのんびりペースで釣りをする。もちろんバイトはない。その間を、キッカケさんがめぼしいところを打ちながら、タライであっちこっちと軽快に動き回る。しかもけっこうキビキビしてて速い。一人乗りだとあんなに速いんだね。

しばらくすると上流方面からボッコム&恐面艇が下ってきた。なんと恐面高橋さんが1本出した。ルアーを見せてもらうとなんとまぁスゲエきれいだ。埼玉のスクリームさんにしかないのが残念だ(確か入荷即完売してたような)。成沢さんは、あっ、そういえばバンソウコウがとれてる。よかった、治ったんだに。
2人とも上流にクラゲがいるよっていうから「?」って思ったんだけど、ホントにいた!初めて見たぞあんなの。あれマジでクラゲ???

ここまで来て朝イチのあの1本以来ノーバイト。そろそろ集合時間の9時になるので引き返すことに。すると、スワブ&ローカル艇と遭遇。スワブ杉中さん、プロトのブチ込みルアーで3バイト1バラシ。ルアーをちょっと見せてもらったら、リグにかなり工夫が見られる。今後改良が加えられるだろうからリリースは来季とのことで、楽しみですな。そして、ローカル冨山さんにはあの『反りトンボ』を貸してもらった。しかも激シブのマーブルバージョン。オイラも何度かマーブルに挑戦したけど、うまくいった試しがナイ…。しかし、よく回るペラだ。衝撃的だったのは、プルプルとケツを振っていたこと。オイラこういうプルプルとかプルンプルンとかに弱いんだよなぁ。そんな事していたら、予定の9時をとっくにすぎてしまっていた。いかんまただ!

再度下りはじめたら、フローターの2人組がいたので声をかけてみた。
「どうですか〜?」
「1本ですねぇ」
「あぁ、そうっすか〜オレラも全然出ないっスヨ〜。じゃぁ、がんばって下さい。」
と挨拶して行こうとすると、
「いつも見てますよ〜」
「ええっ?」
なんとウチのHPを見てくれているお二人、コンドウさんとイセキさんだった。
「この間もみましたよTFDで。爆睡して鋭気を養ってましたよ(笑)覆面もありましたね」
しかもスワブとローカルのヘビーユーザーで、反りトンボは釣れすぎで封印したとか。そしてスワブさんのHP企画「スワブゲット!」の第1回当選者だというから驚きだ。あまりに偶然が重なりすぎているので記念撮影。

その後も、チョコチョコ打ちながら戻っていると、ボッコム&恐面艇が再度上がってきた。あまりに遅すぎるんで待ちくたびれてしまったんでしょう。スンマセンいい加減で…。

ようやく出発地点まで戻ってきた頃にはさすがに眠い。けど、乗り&イナゾー艇、キッカケさんが帰ってこない。電話しても持ってないのか通じないし、まさかなんかトラブルじゃ!でも2台いるから何とかなるだろうし…。もう昼なんで、とりあえずボカン艇を撤収していると帰ってきた。
なんとイナゾーが上流で40アップを2本。1本はドリラーで、もう1本はサオ先まで巻き上げたルアーを水にチョンチョン浸けていたらパクついてきたというから驚きだ。おかげでNoriは全ゾリ…やっぱ調子狂っちゃったんだな。

ということで、優勝はイナゾー。
「皆さん払って下さい。」
と年上連中からカツアゲ状態。

撤収を済ませとりあえず腹ごしらえに向かう。
あっ、NOVは
ノーバイトで完全試合達成!



昼時ということもあり、メシ屋探しに手間取り結局ちょっと離れたガストで。
メシ食ったり飲んだり話したりして、なんかずっとこのままここにいてもイイかなって感じだったけど、そうも行かないね。午後はクジ引きでペアを決めて乗ることにした。
組み合わせは、
「成沢さん&NOV&Nori」がボッコム艇で。
「ローカルさんと高橋さん」がローカル艇で。
「杉中さんとオイラ」がボカン艇で。
「キッカケさんとイナゾー」がNori艇で。
不思議なことにきれいにバラバラになったね。

次の場所は、YRG。もう4時になるけど、眠いのでお昼寝。
イナゾーとNoriは見えバスに向かってガンガンルアーを投げてる。
なんか兄弟みたい。
起きると6時半。もうかなり暗くなってる…。でもちょっと寝ただけでかなりスッキリしたなぁ。急いで出船準備。
杉中さんのホームでもあるYRG。デカバスばっか釣ってるから、期待も膨らむ。しかもオイラは同船だからね。フィーバーするかもっ!

杉中さんのガイドで超実績ポイントを攻める。
おっ、杉中さんはやっぱヒロポン。絶好調だモンねぇ〜。
「……」
移動。他のボートの様子を見て容赦なく殿様引きを敢行!
「……」
今度はいっきに大移動。下流域から上流に向かってみんなと逆の方向でやる作戦。
シャローで殿様っ!
「……」
護岸で殿様っ!
「……」

ちっともバイトはないけど、二人とも口数は多い。ルアーの話やHPの話。スワブ・ボカンお互いの誕生話に怖い話。へぇ〜と関心してしまう話から、バカ笑いするほどの話。ネタはつきないが、バイトにはものすごく事欠いている。
と、ようやく杉中さんのヒロポンにバイト! 乗る気配もなかったけど、オイラにしてみればドキドキしてしょうがなかった。キャストからアクション・バイトまで見てたからね。オイラはYRGでバイトすらもらうことはほとんどないからさ。とてもフレッシュ。

どうも上流に行ったボッコム艇が帰ってこない。かなり気になる。まさかパラダイスなんじゃ…。
杉中さんは普段はほとんど上流を打ったことがないんで、ここからはオイラがガイド。実は釣ったことナイからガイドの意味はない。ここ浅いとか地形的なデータしか記憶にない。
しばらくするとなにやら声がきこえてきた。ボッコム艇の3人だ。
成沢さんがバラし、Noriが46! NOVは見事にダブルヘッダーで完全試合達成。
そんな話を聞き、ボカン艇は最上流まで大移動。
しかし、案の定…。

時計を見ると11時。もう撤収だ。
ローカル艇は高橋さんがバラし、キッカケさんたちは全ゾリ!
最後に記念撮影をし、もう遅いので現地解散。

「素人トッパーの呼びかけに快く集まってもらって感謝です!」


いやぁ、楽しい1日だったなぁ。皆さん、ホントにお疲れでした。

今回はビルダーの人たちが多かったんで、いろんな意味で濃かったな。ビルダー同士、お互いなにかしらの刺激になればって思って企画したのが今回のセッションだったんだけど、どうだったでしょ?
オレラの段取りの悪さにはちょっと反省しとります・・・
でも、たまにはこんな感じで集まってのんびりとやりたい。
これからは寒くなってくんで、昼間だけ浮かんで、夜は鍋でもつつきながらなんてのがイイかな。


「あぁ、しまった!普通に喜んじゃった!!」




「ビデオを回すキッカケ・小瀧さん。一体どんなVができんだろ」



「これ、セミの波紋。いよいよ夏も終わりか…なんか寂しいな」


「さっそうと進む4台の車。みんなアーミーグリーンのボート積んで連隊を組んで走ってるのはカッコイイ!ランクル、イイね。」


「午後は、YRGスワブ伝説の杉中さんと同船。これが王者の風格だ。
伝説の有力ポイントをガイドしてもらった。気さくな人で、ホント釣りしてて楽しかったぁ。」


「寝坊したけど、誰もいない。こんな感じでゆっくり釣り出来て幸せだ。」


























「今日の主役は俺だぁ!」


「仕事拒否。しかし上の写真のおかげで…」


「いきますよ〜♪」
September.14(Sat), 2002
場 所:KTG
天 気:小雨
メンツ:イナゾー、ピトシ

なんか今日からちょっと気温が下がるらしい。そろそろ秋の気配が強まってきたのかね。
NOVが出張で敗退のため、イナゾーとピトシとでKTGを攻めてみる。先週は大雨喰らって濁っていたので、今週は全く同じところに行ってみてどうなっているのか確かめてみようということにした。

朝5時半起き、最近けっこう寝坊気味…。
全員寝ぼけてんのか無言のまま準備を進める。先週同様、水はほぼ満水に近くてアルミを下ろすのが楽チン。3人1台だとあっと言う間に準備完了。

まずは修理から直ったばっかの『淀川トー』。
岩盤ビタで激ネチリ!
「……」
岩盤ビタでダイブ&ポーズ!
「……」

移動。
イナゾー&ピトシはKTGでやったことないので、気になるところを丹念にやってみる。「その流れ込みは出たことねーよ。ワームでも釣れたことネーんだよ」なんてブチブチ言ってみたものの「ドリラーだったら出んのかな?」って2人のドリラーにちょっとドキドキ。やっぱ出ないのでちょっと威厳を保ててホッとしたりして。
満水に近いのでいつものブッシュが冠水して、シャロー状態になっている。自分は逆側のちょっとゴロタっぽいところが打ちたかったので、ピトシに「NOVが初めてドリラーで釣ったのこの辺だよ。この下のブッシュで釣ったんだよ。」って教えといて、ゴロタを占領。しかしノーバイト。
するとなんと、ピトシに「ボカンッ!」と
「来ました…」
そうつぶやくピトシのマーク1がエラクしなってる。しばらくやり取りしてボートのそばに来ると「うぉっ!デカーッ!!」
ドロ〜ンドロ〜ンって感じでゆっくり泳ぎながらもまた、ボートの下に潜り込んでいく。マーク1がこんなに曲がってんの見たことないってぐらい。最後まで力強く暴れまくったけど、無事ゲット!
「やったぁああああ!」
ピトシの雄叫び。これゴーマルいったでしょって感じの立派なヤツ。上アゴと目にフッキングしてたのでバーブをペンチでつぶす時、ピトシの手が震えているのを見逃さなかった。
無事はずれてさて計測。イナゾートピトシがメジャーで測った。
イナゾー:「ピトシさん、そっち何センチですか?」
ピトシ :「49…いや、50あるよ!」
イナゾー:「ピトシさん、こっち1cmそっちにずれてます。」
ということで、おしくも49cm。数字じゃなんか残念な気がするけど、やっぱりデカイ。拳は入らなかったけど、ハンドメだったら4つは入るなって感じ。こりゃオンスプラグだって余裕で食ってくるよな。

優しくリリースして、さて移動。と思ったら、「あっ、ちょっとここ1投だけ投げてもいいですか?」とイナゾー。結局5投ぐらいドリラー投げてた。もちろんノーバイトだけど。

その後、誰にもバイトもなくちょっと上流まで移動するかと思った時、トラブル発生!なんとエレキが仕事拒否!ガンコな野郎でウンともスンとも言わない。これは困ったと思ったとき、本日ニコニコの男が一人いた。しかも力自慢の男が。

「12ftを
.パドル1本で…かなり男らしい」とおだてながら上流にむけて進む。ちょっとトゥイッチ気味で。「まかしといて下さいよ〜。けど、ヨンキュー獲ってなかったらこんな事絶対しませんよ」ピトシも得意げに漕いでいるので万事オーケー。
イナゾーもようやくドリラーで1本ゲット。ホッとしたのかさっきまでのガツガツした感じがとれたみたい。
「あのーMac.keyさん、こんなんですけど獲って下さい。お願いしますっ」
なんかさっきのに比べると撮り甲斐がないなって思ったけど、マスクがオモロイのでパチリ。


オイラは淀トー。どうしてもこれで釣りたい。激ネチリでは出ないので、スローでただ引きしてみると「カチカチカチカチ」と軽やかにペラが回る。ただし、すぐにペラが逆向きに曲がってしまうので調節しないとこの音が出ない。すっかり調節具合もマスターできた。
するとブッシュ手前でいきなり「ボカンッ!」…けど乗らない。
もしやと思い、冠水ブッシュの上をカチカチカチカチ…「ボカンッ!」。
今度は乗った!!と思ったら、フッとはずれてしまった…ヤマネデラックス恐るべし…。
でも大好きな淀トーでこんなにバイトがあるんで俄然やる気に。
今度は岩盤際の小さな流れ込み。枝に絡めながらペラだけをピタピタつけながらの超ロングチョーチン。ピトシがドリラーのヒートンがゆるんできたとか言ってたんで、「どれどれ?」と片手でチョウチンしながらよそ見してると、
「ボカンッ!」
「うぉぉぉぉぉ!!」
かなりの強烈なバイトでサオを持ってかれた!あっ、叫んだのはバッチリ見ていたイナゾー。よそ見していたオイラはいつもの即アワセも出来ずに残念無念のバラシ!魚は水の中へ、ルアーは枝にガッチリフッキング…。
それでも今日は気分がいい。なんせこんなにバイトがあることは滅多にないからねぇ〜♪。


その後、誰一人バイトもなくブラブラと遊びながらパドル1本でようやく帰ってきた。なんと午後1時。あ〜ピトシがヨンキュー獲ってくれててホント助かったなぁ。急いで撤収し、とりあえず腹ごしらえ。

イナゾー・ゾッキーバージョン
「こいつシメときました!」
(小さいヤツにはめっぽう強い)













「ん?オイラだけ全ゾリ。エラソーにしてるけど威厳ナシ!」




「1投目でゲット。パドラー決定!」
September.14(Sat), 2002
場 所:野池
天 気:くもり→雨
メンツ:イナゾー、ピトシ

午後は先週のヌーディスト野池に。

エレキを分解してみたけど、これといっておかしなところは見当たらないけど、相変わらず仕事拒否…。なもんで、またまたパドラー・ピトシの出番となる。今度はパドル2本だ。狭い野池なのでパドルでノロノロ行くのが丁度イイかも。

午後5時過ぎ、水はまだちょっと濁った感じ。チョイ減水のせいかも。
浮かんでからの1投目、いきなり「ボカンッ!」と来たのはピトシの『デカダンス』。痩せ気味だけど、42cm。今日はたしかに絶好調のピトシ。
するとイナゾー、また同じところにドリラーを投げる。もう釣りたくてしょうがないらしい。そういう言動を押し殺そうとしているのが見て取れちゃうあたり、やっぱイナゾーっぽくてオモロイ。幸先よく釣ったピトシに気兼ねなくパドルを漕いでもらい移動。
イナゾーの行動が功を奏したのか、オバハンの奥で待望のバイト!けど、ビックリアワセしてしまった…。やっぱイナゾーっぽい。
またまた先に2人にやられ気味、威厳ゼロのオイラは、やっぱ淀トー。午前中と同じようにビタにブチ込み、いつもより長めにトロ引きしてみると、「ボカンッ!」…これは出ただけ。ちょっとニヤニヤ。しばらく同じように、なるべく岸に垂直ではなく、鋭角になるようにキャスト&トロ引き。岸からちょっと離れてかなってところで「ボカンッ!」ってほどじゃないけどまた出た!今度はキッチリ即合わせ。しっかり乗ってるし引きも強くてなかなか楽しい。
「いや〜ようやく淀トーで釣れたぜ。激ヤバだよ〜!」
なんて余裕カマしてゆっくりアゴ持ちしようとした時、予想だにしないデキゴトが!!!
「ジャンプ一番」
よくプロ野球の珍プレー好プレーなどで聞くそれだ。1秒ぐらい3人とも沈黙。
「ナターッシャ!!!」
イナゾーの雄叫びで我に返り大爆笑!なんて運のないヤツなんだオイラは。もう客観的に見ても典型的なバラしかたで自分でも笑っちゃうよ。バラすならこうありたいって感じだ。
しかし午前中に比べても、確実にオイラの手の中に近づいてきていると思うと、なんだか嬉しくなってきた。
そしてその2,3投後、またまた淀トーに「ボカンッ!」

「今度はゴリ巻きでいくぜっ!」とフル回転でゴリ巻き。すると巻きが強すぎたのか、淀トーが「ゴチーンッ!」とボートにブッ飛んできた。まさにトピード!バスの口がぶっちぎれてなければいいんだけど…。
結局このバラシを境にパッタリとバイトが遠のき、午後6時半であたりは真っ暗。おまけに雨が本降りっぽくなってきた。この野池で雨が降ると…しかもイナゾーもピトシもレインウェアなしとくれば…ねぇ。

さて、撤収。さっさと道具を片づけて、その時を待つ。
あれ、なに車に乗りこんでんの?
なんか忘れてない?濡れたまんまだと風邪ひくよ。

結局、この2人は自分たちがおいしい立場にいるということがよくわかってないようだ。あ〜あ、まっいいか。
とにかく今日はイカチー49が拝めたし、大好きな淀トーが爆発したし全ゾリだったけど、なかなか満足した1日だったな。
来週は、いよいよSPセッション。もっとヤバそーだ。


「出だしは小雨。昨日の豪雨がなければイイ感じなのにね。」


「貸し切り状態。さらに奥へ。」


「ごっつい竹に行く手を阻まれる。ここまでくると水はとても澄んでいる。天然の濾過装置なのだろうか。こんなに早いっけ?」
September.7(Sat), 2002
場 所:KTG
天 気:小雨
メンツ:NOV

9月突入。今回は、久々に元祖トップボカンの2人で前日の豪雨をものともせず、KTGに突入!

朝は思いっきり寝坊…6時前ぐらいから浮かぶ。わかっちゃいるけど濁ってる。けど、バスが絶滅したワケじゃないだろうから1本ぐらい出るんじゃねーの?ってノリで上流を目指す。

とりあえず水の具合を見ながらちょっと怪しいぐらいのところは全てパス。きれいな水が流れ込むところをいくつか打ちながら、ひたすら上流を目指す。今日は貸し切り状態だ。
上流部に来ると、かなり竹などが生い茂っていて、それを潜るようにしないと先には進めない。けど、それらに蜘蛛の巣が張っているあたり、誰も上流には入っていないぞ。ところで、今日はNOVが操船してたんだけど、わざとかしらんがその蜘蛛の巣に向かってボートをブチ込んでくれるモンだから、オイラは蜘蛛の巣だらけ…おいっ!ヒゲにからむから蜘蛛の巣だけは勘弁してくれっ!

けっこう上流まで来ると、かなり水が澄んできたが流れも出てきた。おっ、バスもいるじゃん。けど、確認しただけで釣るとかバイトをもらうことすら出来なかった…。
流れと左右から覆い被さる竹にヤラレながら渋々戻る。とりあえず水の澄みやすい岸ビタを攻めてるとNOVが「『H.T.3000』は以外とブチ込みルアーだな」
なんて言ってるそばから「ボカンッ!」と!載らなかったんだけど2人ともニヤリ。
ブチ込み&ブッシュならと『2753ジョーズ(ダグワークス・オーダーメイドルアー)』でボカンボカンとブチ込む。とにかく竹のようなブッシュなら、確実に水面までルアーが落ちる。激ネチで激しくシェイクしてるとブッシュを抜けたあたりで横から「ボカンッ!」これもバイトだけだったんだけど、もうサイッコーでしょ。

結局こんな感じで2度とバイトはなく、敗退…でも2人ともこの状況で出しただけでかなり満足!さて、TIGHT NINEでもやりにいくか。
どこにもリンクはしてません。
「ハラタイラに3000点!」
(写真にタッチすると…)

どこにもリンクはしてません。
「『2753ジョーズ』。ジョーズみたいにガブッときてほしい。こんな感じで」
(写真にタッチすると…)



「埼玉からきたMac.keyです。初めてですけど、がんばります。ヨロシクお願いしまっす!」


「結果ズタボロ…しかも5番はオイラがブチ抜いたんじゃない…」


「こんにちは、NOVです。(せーの)がんばるぞー!」


「ああ、案の定…。この5番はキッチリとブチ抜きました。」
September.7(Sat), 2002
場 所:KTG
天 気:くもり→土砂降り
メンツ:NOV

久々にTIGHT LINESに寄る。NOV、カウンターに並ぶ『ダンサー(Over the Moon)』『31 Baits(Bomb Lure)』をゲット。2つも買うとはうらやましい。ひとつくれっ!もしくはずっと貸してくれ。
しばし澤木さんと話をしてから、いよいよ「TIGHT NINE」に初挑戦!見た目はなかなかカッコイイ。いざ公式チェアーに座ってみるとけっこう的がチッコイじゃん。いつも“あのへんキャスト”をしているオイラはチョイビビリ。
1投目はホームラン。2投目も…。「バコンッ!」おおっ気持ちイイ〜『1番』ゲット!!そんなこんなで結局2枚。案の定ショボイ結果に…。
続いてNOV。目はかなりいいのでキャストは上手い(と思う)。1投目は、同じくホームラン。2投目も…。3投目「バコンッ!」ど真ん中の『5番』をゲット!けど、なかなか他の的は射抜けず、結果3枚。目のいい悪いはあまり関係ないみたいという結果が出た。

ここで以前TLの釣り大会で知り合ったオカノさんともしばし話をする。昨日の大雨の中、貸し切り状態の亀山で自作のポッパーで釣ったというからスゴイ!しかもバイトも意外とあったと言うからうらやましい。

さて、午後はどこにしようかと悩んだけど、結局どこも濁ってるから濁ってる時に実績のあるKYDに。
「ガーンッ!」あんだけ雨降ったのにこの前来たときより減っているし茶色だし…。濁り以前にアルミを出すときにすっころびそうなので敗退。
もう眠かったんだけど、しょうがないので山深いところにある野池に。野池ほどやられてそうなんだけど、チッコイので何とかなるかもという発想。狭い山道を進むこと30分。案の定ここもカフェオレブラウン…なかなかクリーミーな感じだ。もうどこ行っても同じなのでここで昼寝。

午後5時過ぎ、水に浮かぶ。ここも貸し切り状態。水は…もういいや。開始して15分ぐらいすると雨が降り出す。レインを積んでなかったし、取りに帰るのもめんどくさかったのでそのままやっていると、雨足はさらに強くなった。ひとまずオバハンの下に潜り込むけど、あんま意味がない…ビショビショ。メンドクセーから再開すっか!ってんでビシビシ打つけどノーバイト!もしかすると下流のゴミの下とかブッシュの隙間とかにいるんじゃってんで一気に下流へ。フロッグやら『2753ジョーズ』も全く反応ナシ。もう出る気とかは全然しないんだけど、打ってるだけでもけっこう楽しい。びしょ濡れTは、ちょっとでも動くと肌にピヤ〜と張り付いてかなり冷たい。雨も小降りになってきたんで脱いで絞ってみると、「あれ?」思ったより絞れなくてちょっとガッカリ。ガッカリついでにここで敗退。
とっとと片づけ、ビショ濡れの服を脱ぐとすごく気持ちイイ。全然寒くないしかえって体がポカポカしてきた。2人とも気分はすっかりヌーディスト。でも、身だしなみはキッチリしたい。突然誰が来るともわからないからね。ここ重要!ただ脱げばいいってモンじゃない。風呂じゃねーんだから。

午後7時、いつもじゃ考えられない時間に気分良くヌーディスト野池を後にする。今日も楽しい1日だった。



夕飯はアクアラインの「海ほたる」で


「移動中、空にはこんな感じ。まだ夏っぽい」

「しかし、その後はこんな感じなモンで…」


「Tシャツ冷てぇぞ、このヤローっ!」


「身だしなみには気をつけようぜ!TPOって知ってる?」



   
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