
少しずつ紅葉が
見られるようになったね。
ターノーバーもまだまだ健在。
この葉っぱが全部落ちた頃、
房総はNEXTシーズンの
開幕となる。

ただっちと知り合って
もう1年ぐらいになるけど、
肩を並べて釣りをするのは
はじめて。

今日はガッつくはずだったのに、雨が降るのを見越して
わざわざレイン着てんのに
浮いたとたんにリラックス
プピッー、ブッ!

オイラのオーケストラに
酔いしれるただっち。
オイラの癒しパワーで
ヒーリング中。
っぽいっしょ???

ボーションのキモは、
「ヒザをつくこと」
ま、↑のように
外国の冷蔵庫のような体型で
頑丈だったら、
蹴ろうが火つけようが
ビクともしねーな。
「カメラは見ていた!」
大事件を引き起こしたのは、
TOMでもなく、オイラでもなく、
N@BBYでもない。
真犯人はこいつだ!
↓↓↓

アシコシヨエーンダヨ!!
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■October 25(Sat), 2003
場 所:RSV
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、ムネちゃん、チキバン、テッチャン、ただっち
先週、まずまずイイ思いをさせてくれた癒し系ダムへ、今週も行っちゃったぜ。
フィールド選定で、川に行くか?ダムに行くか?相当悩んだ結果、単純に先週の感じを引っ張って決めた感じ。
今回のセッションは、「ブルドッキンパワースタジオ」のただっちも参加。ただっちとは、前々から行こうって言ってたんだけど、ノビノビノビーになっちゃってたんだよね。2週間ぐらい前に、風来堂でたまたまあって、具体的にスケジュール決めちゃおうってことで、今回のセッションが決定した。この男、まだ25歳と若いんだけど、俺等なんかより釣りに対しての知識・経験・腕前は全然上。こないだの風来堂の大会でも、激シブのコンディションのなか3本を釣り上げ、見事準優勝に輝いたかなりやる男。
ルックスもちょっとハーフっぽい感じで背もデケーし、女の子にも俺の次ぐれーにもてそうな感じ。俺のまわりにゃー、MACとかKAITYとかTOMとか、人気なさそうな奴ばっかだかんな・・・。
まーそんなことはいいとして、初めての人と同船すると、何かしら得る事は多い。例えそいつがヘタクソでも、なんかしら得ることはあるね。それが、やる男であればなおさら、得ることも多いはず。かなり、前々から楽しみにしてた訳よ。そんでもって、今日の天気は台風の接近の為、前線が刺激され、午後より雨。釣れねー訳ねーっしょ!!
軽く仮眠をとり、まだ薄暗い4時半にセッティング開始。
今回のメンツは、ムネちゃん、チキバンの2人、テツ・MAC・俺、そしてただっちの7人。ボート分けは、ムネ艇にムネ&テツ、風来艇にチキバン、ボカン艇にMAC&ただっち&俺。
このダムは、上流筋が2本。ボートは3艇なので、どっちかの筋に2艇入ることになる。やはり、この時期になると、ハイテンションバスの絶対数は少ないので、必然的に一人一人に回ってくる魚の数も減るちゅーこと。一番上の筋にボカン艇とムネ艇、真ん中の筋に風来艇のチキバンが入る。
俺達の船は、とりあえずただっちに獲ってもらおうと、船首に座らせる。ただっちは通常、フロートチューブスタイル。ボートでの釣りはあまり慣れてない感じ。やっぱ目線と距離が違うんだよな。最初は、感覚がつかめない様子。また、ただっちのタックルはダイレクト仕様。俺達も前に使ってたんだけど、現在のスタイルにはあってない為、今は使ってない。要はガッツキスタイルの俺達には、まだ早いってことかな。おいおい、ガッツキスタイルを卒業して、のんびりスタイルになったらダイレクトタックルだな。
とりあえず、ムネ艇と距離をとりながら、のんびり撃っていく。3ケツは釣れねーけど、楽しさは3倍。特に、操船のMACは3ケツの操船手になったじてんで、かなり厳しい。
俺は、ヒロポンのキラーリグ使用を試す。っていっても、出なきゃ試せないんだけどな。とりあえず、ヒロポン投げまくり。しかし、出ない。今日は厳しい戦いが予想される。とりあえず、雨さえ降れば・・・。大丈夫、午後になったら間違いなく雨降っからよ。頼むぜ、雨雲ちゃん!!
そんなノリで、3人とも撃ち込んでいくが、いっこうに魚の反応はない。反応するのは、MACの肛門だけだ。今日も、かなりの絶好調っぷり。いろんなハーモニーを奏でやがる。高音・低音もかなり使い分けてくるとこが、渋いね。
そんなことはどうでもいいとして、依然撃ち続けるが反応なし。
この筋の中腹にさしかかったトコで、ムネ艇に追いつく。
「どう?」
「ムネさんが1本。」
とテツ。しかしこの男、どんな状況でも釣りやがるな。つくづく感心するよ。
なんて感心しながらよそ見してっと、俺のヒロポンに、
「ボカンッ!!」
しかも、乗った。が、即バレ。あれっ?キラーリグ仕様にしてきたのに・・・。やっぱ、バレる時はバレるちゅーこと。
そんなこんなでさらに上流へ向かう。と、俺の嫌いな浮き草エリア。
どんなルアー投げても、浮き草が引っ付いてくる。マジ、面倒くせー!
しかし、そんなこと言っててもしょーがねーので、こんな時はなるべくトラブルの少ないルアーをチョイス。
そうなると、「イヤーン」しかねーっしょ。ってことで、「イヤーン」を装着。また、ヒーヒーいわすか?
と、いかにも怪しげなエグレを発見。そのエグレの上に木が覆い被さって、いかにもっぽい感じ。
そこに、「イヤーン」をぶち込む。自分でもビックリするほどのキャストで、エグレに突き刺さる。
そこで今度は、ネチネチネチネチやってると、「ボカンッ!!」しかも、チョイ乗り&バラシ。またしても、獲れず。
今度はMAC。「ジョー」をぶち込むと、「ボカンッ!!」しかし、乗らず。
またしてもMAC。「ジョー」をぶち込むと、「ボカンッ!!」しかし、乗らず。面倒くせーから、くり返しで。っていうか、あんま覚えてない。お次はただっち。フロッグをブッシュにぶち込むと、「ボカンッ!!」しかし、乗らず。
んっ?今書いてて思ったんだけど、この浮き草エリア結構バイトあったんじゃん。
さらに上流へ。もう面倒くせーので、2艇仲良く?並んで進む。
浮き草エリアもやや終わり系のトコで、ムネちゃんが
「ジョー飽きたよ!スケーターにしよっ!」
この男がルアーチェンジする時は、なんかあんなってことで見てると、案の定
「ボカンッ!!」
しかも、乗せてるし。難なくゲット。35cmぐれーの魚。しかし、この男よく釣るよ。マジで・・・。これで、本日2本目。
そんなこんなで、さらに突き進むが、かなり狭くなってきたので、先に引き返す。
戻りがてら、浮き草エリアを撃つけど、反応なし。だったと思う・・・。MACの2バイト目は、ここだったかも?
しかし、出ない。こんな時は、ちょっと一息コーヒータイム。ムネちゃん自慢の、コーヒーをいただく。これが、うめーんだよね。マジで。なんか面倒くせーから、メシも食っちゃうか、ってことで、お食事タイム。湯沸かして、カップラーメンも食らう。これもまた、マジ旨!ボートの上で食うと、なんでも旨く感じんね。
そんなこんなで、スタート地点に戻ると、チキバンの2人発見。
「どんなもん?」
「・・・・。」
やっぱ、今日はあんまよくないんだな。でも大丈夫!午後は恵みの雨が降っから・・・。ボートを3艇くっつけて、しばしの休憩タイム。ここで、大パプニング発生!!KAITYが船の後で、しょんべんをカマしてっと、同船者のTOMが微妙な揺らし。それに便乗したMACが、さらに追い討ちをかけて揺らす。さらに便乗した俺が、最後のトドメを刺す。ガツン、ガツンと2発蹴りをぶちかます。
と、バランスを崩したKAITYが、フラフラとよろめく。
「グチャ!!」
自分のリールを踏み潰しながら、どうにか耐えた。
しかーーし、この後が大変よ。踏んづけたリールのハンドルが回らねー。投げると、変な音が・・・。この瞬間、KAITYの顔色が急変。マジギレ状態に突入。ただっちが言うには、ゴングが聞こえたらしい。
「この怒り、どこにぶつけていいんだよ!俺、キレていいのか?」
なんて感じで、かなり怒ってる。KAITYは、後ろ向きだったので、誰が揺らしたのかも判らないわけ。一応、トドメを刺したのは俺だしな、んー?
「いいよ!リール買ってやるよ!」
しかもMACは訳わかんねーこと言ってるし、
「お前のレイン、ウォータープルーフじゃねーの?」
しょんべんしてる途中だったから、気になったらしい・・・。
しかしKAITYの怒りはおさまらない。確かに怒るのも無理ねーな!この男、道具大事にしてるしな。俺に置き換えて考えても、相当キレるな。っていうか、俺だったら殺すな!でもこの男は、かなりの変わり身で、平常心に戻るんだよ。周りの空気を完全に読んで、怒りを押さえた訳。出来るもんじゃねーよ。なかなかだな。怒り狂ってたのは、5分ぐれーだったかな?
とりあえず分解して、シャフトがいってねーかチェック。シャフトは大丈夫!
チタンのハンドルとドラグのつめが曲がってるという判断。その曲がりを修正して投げてみると、
「大丈夫っしょ!」
あー良かった、良かった!KAITY、今度なんか買ってやるからな。偉いよ、よく怒りを押さえた!でも一つだけ言っとく、足腰弱えーんだよ!!
そんなこんなで、釣り再開。今度は、真ん中の筋へ入る。
しかし、いつになっても雨は降らない。おいおい!どうなってんだよ、降れよマジで!!結局、この日雨は降らなかったんだけど・・・。とりあえず夕マズメの一番いい時間を、一番いい場所で迎えるのが、そのまま釣果につながる訳。雨が降らないんだったら、もうローライトにかけるしかねーからね。上りがてら、いい岩盤をチェックし、マズメのローライトタイムを迎える場所を決める。時間を見ながら、ムネ艇より先に引き返す。チェックしたいい岩盤を打つためにね。しかし、そうは問屋が卸さない。出ない。マジで出ない。雨も降らない。ローライトでも出ない。
やっとの思いで、俺のヒロポンに
「ボカンッ!!」
しかし、乗らず。とそこで、落ち気味の船のテンションを上げようと、MACが
「釣った奴に釣れなかった奴が夕飯おごるのどう?」
MACにしては、珍しい提案だ。俺もただっちも、即OK!!これで、再度テンションアップ。でもこういうのって、対外言い出しっぺって負けるんだよな。
その直後、またしても俺のヒロポンに
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってるし。難なくゲット。サイズは30後半ってトコかな?サイズなんてどうでもいいっしょ!釣ったモン勝ちっしょ。ここから俺は一抜けで、MACとただっちのタイマン勝負。言い出しっぺは負けるのか?
と、いきなりただっちのフッカーに
「ボカンッ!!」
しかも、これまた乗ってるし。気合いの3段合わせ!で、痛恨のバラシ!!
その後、2人ともなんもなし。賭けは俺様の勝ち!!まー、余裕の勝利でしょ。
他の船はというと、ムネ4本、テツ2本(最近ホント釣るんだよ!)、チキバンの2人ともに1本づづ。
ただっちとの初めてのセッション、いろいろ勉強になったね。
しかーーし!!ただっち!俺はいつも自分を120%以上出してる。今度はお前も、150%ぐれーで来ねーとまた晩飯おごってもらうぞ!
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澄まし顔のテッチャン
なんか最近余裕があるよな。

しょぼくれ入ったくせに
獲ったらコレモンだよ!
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とんとご無沙汰の癒し系ダム。
房総は癒し系ダムの宝庫だね。
っつーか行ってネーよ!!
アップする身にもなれよ!
話を聞くより全然辛ーんだぞ!!
(Mac.key)

気を取り直して、
まずはムネゾウ。
一番ノリ!
お〜、さすがだな。

お次はTOM。
あれ?チギョはどうした?
お〜っ!
泣けるほどに嬉しい1本だ!
わかるな〜
ドリラー投げるほど
厳しい状況だったんだなぁ。
ん、
オイ、オマエ2回目だろ?
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■October 18(Sat), 2003
場 所:RSV
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、ムネちゃん、チキバン
いつもの川か?はたまた、ご無沙汰のダムか?
考えに考えたあげく、まったくご無沙汰のダムに決定。最後の最後まで悩んだけどね。結局、某川は週頭の土砂降りの影響で濁り&流れが懸念されるため、某ダム湖へ向かった。久々に来たこのダムは、俺たちを優しく迎え入れ、俺たちの心を癒してくれる。
ホント、癒し系のダムだね。ココは!やっぱ、雰囲気って大事でしょ。
今回のトリップは、ムネちゃん・チキバンの2人・俺の4人の珍しく少なめのセッション。MACは友達の結婚式があり、久々に敗退。テツやピトシも珍しく敗退。ボート分けは、ムネ&TOM、KAITY&俺。
ここは二本の筋が上流にあり、2艇でやるのがベスト。これ以上船が増えると、潰しあいになっちゃう。しかも、バサーが一人もいない、&ヘラ師も各筋2人づつという、人のいなさ。絶好のコンディションであることは、言うまでもねー。ただ、案の定のやや寝坊。朝マズメをきっちり逃す。水面に浮かんだのは、完全に日が昇った6:00過ぎ。
今日の天気は、秋晴れということだったが、これが見事に外れ、午後過ぎからは恵みの雨。すべてがいい方いい方に向かった訳よ。午前中、俺とKAITYは一番上の上流筋を攻める。岩盤、立木、シャロー、流れ込み、すべて撃ちまくるが、全く反応がない。
っと!その前に、KAITYの野郎、ドーリーでボートを運んでる時に、ボートからドーリーがはずれ、右手の小指をざっくりと切るというアクシデント。
そのため、KAITYは小指を立てながらの「オカマキャスト」に徹する。これがなんとも言えないくらい、ダサイ! しかし、真似して小指を立ててキャストしてみるが、これが以上に力が入んないだよ。小指の大事さをしみじみと知る。
まー、そんなことはいいとして、午前中はホントにバイトすらない。これは、やっぱ川だったか?などと、後ろ向きな考えになっちゃうぐれー。移動しても、小一時間程度なので、真剣に移動する事を考える俺達。
「じゃー、あいつ等探しにいくか?」ってことで、もう1本の筋へ向かうため、引き返すことに。最上流に、なんとなく怪しげなブッシュがあったので、俺が「イヤーン」をありえねーぐれー奥にぶち込む。いい感じに奥に入り、チョーチンをカマす。と、
「ボカンッ!!」
しかし、BPフックでも乗らず。「イヤーン」の形状からいって、結構チョーチンで乗せるの厳しいけどね。でもって、あんな奥で乗っても、獲れないでしょ!!んっ?じゃ何で?そんな奥にぶち込んでの?答えは単純、ぶち込みが好きだから・・・。
とりあえず引き返しながら、怪しげスポットは全部撃つが、反応なし。ムネちゃん達が行った筋に入る。しかし奴等、行っても行ってもいねーし。どんだけ、丁寧に撃ってんだよって感じ。時間はどんどん過ぎていく。と、やっと声が聞こえてくる。奴等、発見!
「どう?」
「2人とも1本づつ!」
TOMが「イヤーン」で1本、ムネちゃんが「ジョー」で1本ということ。ただ、獲った奴以外は、バイトはほとんどないらしい。ムネちゃんが一発もらったって言ってたかな?
「どこで出た?」
「2人とも浮き草の下。」
なにっ?浮き草の下?しかも、2人とも真剣そのもの。この時期になると、この上流筋は浮き草が大量発生する。これが結構、厄介なんだよね。俺は個人的に、好きじゃねー。ルアーには浮き草がガン付きするし、その前に出る気がしねー。
しかし、2人とも浮き草地帯で獲ったと聞きゃ、撃たない訳にはいかねーっしょ、ってことで撃ってみるが、全く反応なし。
「マジで出ねーな!こんな時はドリラーっしょ!」なんて、なんの根拠もない感じで「マンドリラー」を装着。
岩盤に立木が絡んでるスポットに「マンドリラー」をぶち込む。
いつものように、激デッドスローで引いてくると、
「ボカンッ!!」
ちょい乗りするが、惜しくも乗らず。KAITYのほうを見て、
「惜しい・・。ちょっと乗ったんだけどな。」なんて言ってると、もう一発
「ボカンッ!!」
追い喰いだよ!!しかも今回は乗ってるし。ゴリ巻き&ゴリ抜きでゲット。上がってきたのは、35ぐれーの普通サイズ。いやー待望の1本だな。1本獲ったことにより、もう川に移動しなくてもいいっしょって感じになる俺。
KAITYは、念仏でも唱えるかのように、「川に移動しよう。川。」って言ってる。1本獲る前は、俺も川しかないっしょって思ってたけど、川に移動?結構面倒くせーな!って感じ。KAITYはムネちゃん達に、「川に移動しようよ。」と提案するが、「面倒くせーっしょ!」のひと言。KAITYは俺を仲間に入れようとするが、時既に遅し、俺は1本獲っちゃったんだよね。川に移動?面倒くせー!!
ややキレ気味のKAITYは、ややキレ気味に「もういいよ!!」って弁当を食い始めた。完全に諦めた様子。俺のことを、裏切りモン扱いしてたけど、面倒くせーモンは面倒くせーっしょ。俺、1本獲ってるし!
しかしこの選択が、おいおい良かった訳だけどね。
ワンドで2艇仲良く?昼飯タイム。昼飯を食い終え、俺達は本湖方面に向かう。この時、急に雨が降り出す。待望の雨だ!こんな寒くなってきた時期でも、雨は間違いなくプラスに働く事を俺達は知ってる。間違いない!!悪い雨なんてない!どんな寒い時期でも、雨は魚にとってプラスのファクターなんだよ。人間にとってマイナスなファクターなだけ。気温の低い時の冷たい雨は良くないなんて、まったくもって嘘。
俺達はどんなに寒い1月や2月でも、雨は釣れるってことを身をもって経験してるんだよね。とたんにKAITYもやる気モードに。空の感じからして、本格的に崩れそうな感じ。爆釣の予感・・・。
本湖に出る前に、今撃ってきた岩盤を撃つ。と、俺の「ヒロポン」に
「ボカンッ!!」
しかし、乗らず。と、いきなり雨が止みやがった。「なに止んでんだよ!気合い足んねーっしょ!」と俺達。更に下っていくと、またしても雨が降り始める。そんでもってまたしても、いい感じの岩盤。しかも、岩盤の前に、立木がある。
その岩盤と立木の間に「ヒロポン」を通すと、
「ボカンッ!!!!!!!!」
と、ありえねー激烈系バイト!! 岩でも落ちてきたんじゃねーのって感じの凄まじいバイト!このバイトにはさすがにKAITYもやられた様子。「ありえねーっしょ!!水柱が立ってたよ!」。ホントに凄まじかった。房総ではめったに味わえない、激烈バイトだかんね。
しかし、惜しくも乗らず。マジで惜しい・・・。下手したら、ゴーマルあったかもな?
しかしこのバイトを期に、俺達のテンションはありえねーぐれーヒートアップ。
俺達のテンションを更にヒートアップさせる雨も本格的に降り始める。
KAITYは「サヨリスト」を装着し、「俺はサヨリで絶対獲る!」なんて断言してるし。
さっきまでのヨワヨワな感じはない。こっちまで、更にテンション上がっちゃうでしょって感じ。
しかし、そうは問屋が卸さないのがトップウォーターゲーム。
本湖をとりあえず撃ちまくるが、全く反応なし。しかし、俺達のテンションは全く落ちる気配もなく、逆にどんどん上がってる感じ。
「とりあえず本湖も撃ってみなくちゃ分かんねーからな!」と、かなりのプラス思考だ。とりあえず、上流筋に戻る。俺達が朝入った筋がいいんじゃねーかという考えもあったが、まちがいなく奴等2人が入ってるだろうという判断。
ということは、かなり撃ち尽くされたもう一本の筋しかねーなってことで、さっきまで俺等&ムネ等が撃ってた筋を選択。
俺達の考えとしては、夕マズメ2艇で同じ筋を攻めるより、別々の筋を攻めたほうが効率いいっしょってことだ。しかし、ここは俺達もムネちゃん達もさっきまで攻めてたトコ。多少の迷いはあったが、ローライトになれば岩盤づたいに魚が上がってくるでしょ!!という考え。&雨もいい感じに降ってる。間違いなく、本降りだ。KAITYは、「サヨリスト」を投げまくる。俺は「チョップマン」を投げまくる。
テンションは最高潮、しかし魚は出ず。そんでもって、雨も小雨になってきた。
「何!小雨になってんだよ!!」
とキレ気味のKAITY。ふっと気付くと、ロッドの先には、「ジョー」。
「お前、とりあえず一匹釣れよ!でも二匹は釣るなよ!!」
なんてじゃべりながら、撃っていく。
知らず知らずのうちに、さっきムネちゃん達が釣った最上流部の浮き草エリアに。
と、KAITYの「ジョー」に、
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってる!!引きを楽しむなんて余裕はもちろんないKAITYは、ゴリ抜き。上がってきたのは、35ぐれーのまあまあの魚。やっとKAITYの表情が緩む。
「良かったな!でももう一匹は釣るなよ。」
と激励の言葉をかける俺。これで本日全員ゲットだ!やっぱ、全員ゲットは嬉しいね。
ココからは結構、わき合い合い系の釣りに。完全に俺達2人からは殺気が消えたね。
と、いきなり俺の「ヒロポン」に、
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってる。得意のゴリ巻き&ゴリ抜きしようとすっと、ボートのフチに魚があたりばれる。でも笑顔な俺。KAITYも笑顔。なんか気持ち悪めな俺達。
そんでもって、またしても俺の「ヒロポン」に、
「ボカンッ!」
またしても、乗ってるし。今度は難なくゲット。40ぐれーのまずまずの魚だ。「KAITY、もう1本釣ってもいいぞ!」
と今度はKAITYのストックルアー「エンディングスター」に、「ボカンッ!!」しかし、乗らず。と、さらにもう一発、「ボカンッ!!」二連発だよ!!しかも、今回は乗った!が、ボート際で痛恨のバラシ。詰めが甘いんだよ、詰めが!!
なんて言ってると、またしても俺の「ヒロポン」に、
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってるし!ゴリ巻き&ゴリ抜きで引っこ抜くと、何っ!!デケー!!おいおい!ヤベーんじゃねーの?計ってみると、47!!今期最高タイ。今期3匹目のヨンナナ!!そのうち2匹は、ヒロポンなんだよね。ヒロポンはマジで釣れ釣れだな。しかも、デカバスキラーだし。このダムでの45オーバーは結構な価値っしょ!!
この後も、フィーバーは続くが、乗らないのが多く、1本も獲れず。しかし、夕マズメはかなりのフィーバータイムだったな。出まくりやがったよ。マジで!!ホント気持ちいいぐらい出たね。岩盤は全部出たでしょ!
ムネちゃん達も、岩盤で出まくったらしい。岩盤ペンシルで、かなり出たらしい。
ムネちゃんは、その後「ホッツィー」で1本、「スケーター」で2本追加。
TOMは、「スピットラット」で1本追加ということ。
結果は、ムネちゃん4本、俺3本、TOM2本、KAITY1本。やはりこの時期でも、雨は間違いないね。寒い時期の寒い雨。でも、それは人間だけ! 魚には関係ないってこと。しかし、最悪なのはKAITYのデジカメ。俺のヨンナナ、結局写真撮れず。画素数も100万画素以下で、フラッシュもない最悪の代物。こんなの持ってくんなよ!!マジで!
って、お前デジカメ買えよ!って?そうだな、マジでデジカメ買うかな?!
|

オイ、黒メガネ!
オマエも2回目じゃネーか?

いいかげんにしろって…
なんだその顔?

………

良し!
|
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去年のN@BBYの
ブリブリのヨンロクが
印象に残ってるRVR。
ポテンシャルは充分!

ガイドは菊池さん。
この川のスペシャリストだ。
流れの中で行う激アクションは
見た目の優しい感じからは
想像しがたい。
手前は…峰竜太?

釣れませんがなにか?

クソッ!釣れネーゾー!

おうっ、
こっちも全隠然ゾリだ!
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■October 11(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、Mac.key、菊池さん、テッチャン、チキバン、
ヨーヘイ、ピトシ
初日は、茨城の某川。前情報では、あんまり良くねーってこと。
しかし、「良くねー」=「人がいねー」=「爆釣」とすべてプラスに考えるのがボカン流。
メンツは、チキバンのTOM・KAITY、MAC・ピトシ・テツ・俺の6人に加え、菊池氏登場。要は、俺等6人だと一人ボートに乗れねー。(1艇が10ft.の為)ってことで、朝のワンランだけ菊池氏が来てくれた。菊池氏が12ft.を持ってきてくれたので、ヨーヘイも参加可能。ってことで、今回も大所帯の8人セッション。
現地に到着。あいかわらず、流れが速えー。根本的に、俺は流れが速えートコは苦手。
ジャンケンで組み分け。チキバン艇にテツ&ヨーヘイ、ボカン艇にピトシ&TOM&俺、菊池艇に菊池氏&KAITY&MAC。
今回のトリップでは、前回までの「出るけど乗らねー」を克服するため、BPオリジナルフックを装着してきた。このフックは、針先は化学研磨で相川キンキン&半バーブ。乗らない訳ねーっしょ。研げばいいんだけど、研ぐのが面倒くせーけど魚は獲りてーちゅー欲張り系の無精者にはオススメ。
俺達はとりあえず、上流を目指す。操船はTOM、先頭はピトシ、真ん中は俺。
目につく怪しいエリアは、とりあえずブチ込む。しかし、全く反応なし。
逆サイドに移動し、ブッシュがらみのエリアを撃っていく。
と、ピトシの「反りとんぼ」に、いきなり
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってる。おうおう!幸先いいじゃん。
軽いやりとりをカマシながら引き寄せてくると、「ポロッ」とルアーがはずれる。かなり惜しい。お前ごときが俺より先に釣るなんて2万3年ぐれー早えーよぐれーのバラシっぷり。しかし、このバラシが俺達のテンションを持続させる。
更に上流に上っていく。流れが当たるアウトサイドバーンのテトラエリアが見えてくる。如何にも怪しい。
菊池艇の3人が丹念に撃ってるのが見える。まーあれだけ撃たれても、川だし出るでしょ。
ってことで、「カマホリ作戦」を決行。しかし、あえなく敗退。出ない・・・。
じゃーとりあえず菊池艇を抜かすか!ってことで、「バージン狩り作戦」に変更。
抜きがてら、菊池艇に
「どう?」
「3人ともノーフィッシュ!!」
と自慢げなMAC。そんな感じで、前ノリをカマす。と、またしてもピトシ。いかにも怪しげなヘドロ系スポットにブチ込むと、
「ボカンッ!!」
しかし、乗らず。低音系のいいバイト。音から推測するに、まずまずのサイズっぽい感じ。しかし、自分が人より先に釣るなんて2万4年ぐれー早えーっすよねバリの乗せない感じが、解かってんじゃんってノリ!
ピトシ!俺より後に生まれてきたことを後悔しろ!
しかしここまで、ピトシ以外ノーバイト。TOMも俺も全く反応なし。
ココら辺から、流れがやけに強くなる。
「ピトシ!アンカーを下ろせ!」
「了解(ラジャー)!」
ってノリで、アンカーを撃ち込む。と、テトラの切れ目でいきなりボイル。
「ピチピチッ!ボシュ!ピチッ!バシュッ!」
なんて具合にかなりの勢いで喰ってる。すかさずボイル目掛けてブチ込むが、喰ってこない。甘くねー。
「おいTOM!ここは、モンジャじゃねーか?」
「そうだな!モンジャだな!」
ってことで、TOMは「モンジャ」を装着。テトラ沿いに「モンジャ」をガンガンブチ込むが、反応はない。しかし、TOMの目は死んでない。「モンジャ」の動きは、マジでヤベー。ブレイクラインとかでいきなり喰ってきそうな感じだな。しかし、喰ってこない。
アンカーを上手く利用し、ゆっくり流されながら下っていくが、全く持って異常無し。
今シーズン久々の全員ゼンゾリ。ピトシが1バイト1バラシ、KAITYはしょぼい2バイト。それ以外の6人は、完全試合。いやー、厳しいねー!!
ツーラン目、菊池氏が明日房総で合流することが決定したため、10ft.と12ft.を交換してくれた。これにより、ピトシのフローターがまぬがれるか?と思いきや、ヨーヘイがツーラン目の参加をアピール。こうなると速攻、一番弱輩者のピトシのフローターが決定する。
ツーラン目はエリアを変更し、少し下流のエリアでボートを出す。
ここはワンラン目よりサイズは出ないが、数は出るとのこと。久々の全員ゼンゾリをカマした俺達は多少弱気。
「サイズと数、どっち?」との質問に、「サイズ!!」と力強く答えたのが、遠い昔に感じる。しかし、「数が出る」=「デカイのも出る」というプラス思考で、そこは自分等なりに納得させる。
いやーこのエリアは初めて来たけど、ホント感じいいね。ワンラン目のトコより、俺的には魅力的だな。流れも緩めだし、アトラクションも見た感じかなりある。アウトサイドバーンには、全部テトラ入ってるし。
ジャンケンで組み分けの結果、借り物の菊池艇にテツ・TOM・ヨーヘイ、ボカン艇にKAITY・MAC・俺。ピトシは人生初の浮き輪。
俺達3人は、KAITYの操船で上流を目指す。ガンガン上流に上っていくと、堰になってる。
2方向から水がスゲー勢いで流れ込んできて、いろんなトコで渦をまいてる。
「怪しいな・・・。こんなトコで出たらやべーな?」
って感じで、3人で撃ちまくるが反応なし。またしても、甘くねー。アンカーを垂らしながら少し下ると、いかにも怪しいチョイワンドエリア。ワンドの下の方は流れが巻いてるし。やはり、ここは間違いなかった。まずは、俺のバスカビル「ウォーターガッチャ」に、
「ボカンッ!」
しかし、乗らず。(ちなみにBPフック未装着)そんでもって、またしても俺のテツルアー「淀川長治」に、
「ボカンッ!」
しかし、乗らず。(またしてもBPフック未装着)
いい感じで俺は2バイト。MACはというと、テンションがめちゃくちゃ低空飛行。KAITYはあいかわらず。その後、MACがやっとテンションを回復し始める。単に眠かっただけらしい。KAITYはあいかわらず。
そんでもって、・・・。そんでもって、・・・。んー?あんま覚えてないなー。マジで。軽いアルツハイマー。完全に記憶飛んでるし・・・。
MACがバイトもらったような?KAITYもショボイのもらったような?俺はなんもなかったような? 要は、ドラマティックなことは何もなかったちゅーこと。だから、忘れちゃったんだな・・・・。
しばらく下ると、ピトシ発見。
「どう?」
「1本獲りました!ダンガンで!!」
「この野郎!沈めるぞ!!」
と言ったかどうかも、あんま記憶ない。ただ、間違いなく俺なら言いそうな感じ。
またしばらく下ると、テツ&TOM&ヨーヘイを発見。
「どう?」
「全員1本!!」
「お前等!沈めるぞ!!」
と言ったかどうか、またしても記憶なし。ただ、間違いなく俺なら言ったくさい。
テツはパラノイア「ナッド2」で30ぐらい、TOMは「ホッツイー」で20ぐらい、ヨーヘイはボッコム「ベロンベロン」で25ぐらい。
俺等3人は、気持ちよくこの日一日ゾリ!!
しょっぱい魚獲るぐれーなら、ゾリのほうが男らしいっしょ!!
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釣れネーぞコノヤロー!
BPフック刺すぞコノヤロー!

沈黙を破ったのはTOM。
さすがチギョハン健在!
目が見えないと表情が乏しいな


イタタタタ…
デカバスハンターヨーヘイの
稚魚バス。
チギョハン仮入部。

釣れ…ました。
流されているうちに
2万3年経ったようッス。

男らしい人。
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房総に移って
調子を取り戻した?KAITY。
30チョイオーバーで
苦笑い。

流れ込みに
「イヤ〜ン」をブチ込み
1本ブチ抜いてスッキリ。
ムチムチナイスバディ、
ごちそうさん!

「ボカンッ!」と
バイトしてんのに
いつもの乗らないバイトだと
思って放置。
ルアーが浮いてこないんで
合わせてみたらこれモン。
あまりの殺気のなさが
魚を油断させる。

なんか殺気みなぎる船。
あれ?左の人って…

「つよインクっ!」
やっぱり!あの連中の1滴だ。
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■October 12(Sun), 2003
場 所:RVR
天 気:雨→晴れ
メンツ:N@BBY、Mac.key、菊池さん、菊池軍団、テッチャン、チキバン、ピトシ
2日目はいつもの房総へ。この日は、S社の展示会が木更津で行われるため、房総へ向かう。
菊池氏達と、コンビニで待ち合わせ。俺等は、車中で爆睡状態。朝6:00頃、ぼちぼち目が覚める。コンビニで食料を調達。いざ、某川へ。雨がいい感じに降っていて、コンディションは良さ気だ。サヨリスト辺りのデカプラグで一発大物って感じ。
現地に着くと、連休をなめてたよ。車が置けねー!!じゃー、一台は上流かな?なんて話をしてると、オーバー・ザ・ムーンの石井氏登場。
上流は結構人が入ってるらしい。朝練がてら2時間程度やったらしいが、5〜6バイトもらったらしい。コンディションは結構良さそうだ。俺等のテンションはみるみるヒートアップ。石井氏、サンクス!!俺等、単純っすから・・・。
とりあえず組み分け。チキバン艇にKAITY&MAC。ボカン艇にTOM&ピトシ&菊池氏。菊池艇にテツ&俺。それと、菊池軍団の関口氏・吉崎氏・○○氏。
菊池軍団3人と、KAITY&MACがココから入水。俺らは下流から。
俺達が浮かぶと、ちょーど菊池軍団が下ってきた。
「どう?」かなりの期待をこめて聞いてみると。
「ノーバイト!」あれっ?そんなバカな・・・。ノーバイトって・・・。サヨリストでデカイの一発のハズなのに・・・。気持ちテンションが下がるテツ&俺。やり始めれば、またまたテンションは回復。とりあえず下流へ。
俺はサヨリストをダブルフック仕様(もちろんBPフック装着)に変えてきたので、ガンガンブッシュにぶち込む。
雨もいい感じで降り続く。サヨリストがブッシュの奥にぶち込まれる。
「ジョジョッ!」と引くと、「・・・」。
そうは甘くない。30分ぐらいサヨリストを引き倒すが、全く反応なし。ということで、人の多い上流へ引き返す。
しかしテツと2人で乗るのも久しぶりだな。コイツ、上手くなったな。いいトコにきっちり入れてるし、なんて思って見てると、
「ボカンッ!!」
テツの「反りとんぼ」にいいサイズがヒット!しかも、きっちり乗ってる。ゴリ巻きで、ブッシュから魚を引き抜く。
そのままテツならではのゴリ巻きで、ぐいぐい巻いてると、「ポロッ!」とボート手前で痛恨のバラシ。惜しい・・・。結構いいサイズだったな。40は間違いなくあったよ。コンドウユタカも結構曲がってたし・・・。
しかしこれで俺のテンションも上がる。もちろん、テツも。テンションを保ったまま、上流方面に。流れの当たるアウトサイドバーン中心に撃っていく。
んー?待てよ。アウトサイドはみんな撃ってるっしょ。ってことは、インサイドでしょ!!ってことで、作戦変更。
みんなが撃たなそうなトコを狙って、撃ってく。と、またしてもテツのパラノイア「ナッド2」に、
「ボカンッ!!」
しかも、またしても乗ってる。テツ得意のゴリ巻き。と、「あっ!」その瞬間、またしてもバラシ。「なんでバレたんだ?」と悔しがるテツ。俺達のタックルは、結構ハードなタックルなので、出たら竿を立てリールを巻けば大抵は乗る。下手にガツンと合わせると、魚の口が切れる恐れあり。そんなこたぁねーか?!!
この時点で俺はというと、ショボイ感じのバイトが2発程度。しかも、どっちもBPフック未装着。試せねーよ!
ことごとくBPフック装着ルアーには反応がない。俺的に、釣れる気ルアーに装着してきたつもりなんだけど・・。
今回のトリップでの目標は、打率をあげること。ここんとこ、10バイト1本とかで、1割ぐれーの打率だからね。せいぜい3割ぐれーは打ちてーっしょ!しかし、今日はぜんぜん出ないな。先週とは、完全に状況は変わってるよ。ここまで出ないと、テンション維持も至難の業。雨もあがっちゃったし、テンションは下がる一方。テンション下がるっていうよりも、飽きてきたって感じかな。飽きてくると、当然なんかしらイタズラしたくなっちゃうんだよね。
イタズラ企画第一弾、「バックラ大作戦」。
説明しよう! テツがキャストする際のバックスイング時に邪魔をして、ありえねーバックラさせちゃうという単純な企画。
いい感じの竹の棒をゲット。何も知らないテツがキャストしようとする時のバックスイングを竹の棒でルアーを狙う。
1投目、ルアーを竹の棒が捕らえきれず失敗。テツは気付かず。
2投目、またしても失敗。ちらっと俺のほうを見るがまだ気付かず。
3投目、いったと思ったがまたしてもミス。
さすがのテツも、ここで気付く。作戦失敗。
イタズラ企画第二弾、「竹ぶち刺し大作戦」。
説明しよう! テツはかなりのぶち込みスタイルなので、必ず回収不能に陥る。
これを回収する際、エレキフルパワーでブッシュに突っ込み、竹がテツに刺さるのを狙った企画。
案の定、テツが竹のブッシュにルアーを引っ掛ける。
「もうーー・・・。なんだよ!!」なんて言いながら、ロッドをあおるがとれない。
作戦開始だ!「大丈夫?」などの優しい言葉をかけ、テツに油断させるのがポイント。さっき失敗してっから、ここはきっちりいっとかないとね。
「ダメみたい。とりにいってもらっていい?」「いいよ!どこ?」
さりげない会話がポイント。テツは完全に油断してる。
最初から、エレキを全開にしてはいけない。ばれやすいし、構えられちゃうとかわされたりすっからね。ポイントに向かってトロトロと向かう。「どこ?ある?」なんてわざとらしく言ったりする。テツは完璧に油断。距離がポイントまで2メートルぐらいになった瞬間、エレキフルマックス。ボートがブッシュに突っ込む。
「痛てぇーー!!」テツが叫ぶ。作戦成功だ。
「わき腹に竹が突き刺さったよーー!マジで痛てぇーよ!」
俺の狙い通り、テツのわき腹に竹が刺さったらしい。Tシャツをめくって、刺さった箇所を見たりしてる。血は出てないらしい。惜しい・・・。
まー作戦的には成功だな。狙った獲物は逃がさねー。俺は死神スナイパー。
そんでもって、さらに上流にあがったトコで、菊池氏達とMAC達を発見。
「どう?」
「TOMが1本。っていうか、あっち(MAC達)のほうがスゲーよ!」
なんと、MACが2本、KAITYが1本とのこと。なにっ!MACが2本!!ありえねー!MACを見ると、ちょっとニヤニヤしてるし・・・。
「サイズは?」
「イヤーンで39、Wアンクルスミスで34」とMAC。
「マイティーフラッターで30はあったはず」とKAITY。
ふーん・・・って、「イヤーン」!!やるな!しかも、BPフック装着ルアーじゃん!この男、買ったばっかのルアーで結構釣るんだよな。
「イヤーン」って、あんな形状で乗るんだ。如何にも乗らなそうだけどな。そういえば俺、今日「イヤーン」投げてなかったな。って感じで、「イヤーン」を装着。単純・・・。
しかし、「イヤーン」を装着すると、俺のぶち込み魂がメラメラと燃え上がる。
「ネーチャン!奥までぶち込んだるぜ!ヒーヒー言わしたる!」
そんなノリで、所構わずガンガンぶち込む。引いてくるラインなんか全く考えずに、とりあえずぶち込む。
一番奥にぶち込んで、激しくシェイク。出なけりゃ、枝ごとぶっこ抜き。いやー、なんか久々だな。この感じ。やっぱ、ぶち込みは気持ちいいな。魚は出ないけど・・・。出る気配すりゃない。けど気持ちいいんだよね。
そんなこんなぶち込んでいくと、いかにも怪しい竹エリア。しかも、青々しい竹だ。その竹が2本、水面まで垂れ下がってる。奥が怪しい。
両サイドから竹が水面に覆い被さっているど真ん中に、「イヤーン」をぶち込む。「イヤーン」の姿が消える。と、その瞬間、
「ボカンッ!!」
いい感じの低音系バイト。しかも、ロッドに重みが伝わってくる。乗った!!
竹と竹の間から、魚が姿を見せる。いいサイズだ!そのまま、ゴリ巻き&ゴリ抜き。上がってきたのは、40ジャスト。時間はPM1:30頃。S社の展示会の為、2:00には上がる予定だったので、ギリギリでのゲットだ。
いやーマジでアブねーよ!コイツ獲ってなけりゃ、丸二日ゾリという恐ろしい結果が待ち受けてた訳よ。アブねー、アブねー。
で、BPフックはどうかだったかっていうと、ガッツリ魚の上顎に2本とも貫通してたよ。
「イヤーン」は基本コンセプトがすり抜け。ってことは、乗りに関しては永遠の課題。
今回のトリップで、「イヤーン」へのバイトは、MACが一発、俺一発、TOM一発の計3発。そのうち、2本獲れてる。
ってことは、6割以上の打率。こりゃー、イチローもビックリっしょ!!
その後、2時に撤収しないとS社の展示会に間に合わないのに、ダラダラやっちゃう感じ。
しかし、こういうダラダラタイムに炸裂なんてことがよくあんだよね。
俺達は出なかったけど、TOMが「ビックラッシュスケーター」で炸裂バイトの41cmをゲット。ピトシも「キールヘッド」で30後半をゲット。
そんなこんなで、片付け終えた時には、15:00をまわってた。
S社の展示会は、16:00まで。ここから、木更津の会場までは1時間半はかかる。
「まーなんだかんだいって、ダラダラと17:00ぐれーまではやってるっしょ!
とりあえず、行こうぜ!」
ってことでボカンハイエース、アクセル全開。到着したのは、16:30。
しかし、S社展示会は撤収作業に入ってた。結構きっちりなのね・・・。
会場の奥から、「遅せーよ!!」とムネちゃんのツッコミが聞こえた。
5分程して、ムネちゃん登場。
ムネ「マジ、遅せーよ!何やってんだよ!!」
俺ら「せっかく来たのに何閉めてんだよ!!」
ムネ「遅れるなら遅れるって電話一本入れろよ!」
俺ら「入れたよ!お前が出なかったんだろ!」
ムネ「・・・」
ってことで、一件落着。一件落着?何が?
まーそれはいいとして、その後ムネちゃんご用達のお好み焼屋さんでメシ食って、今回のトリップは終了。
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写真デカめのチギョバス

写真小さめのイイバス

バス・顔ともにふつうすぎて
コメントに困る一枚。
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秋桜も咲いてたし
景色がすっかり秋めいてきた。
この季節、
朝夕のローライト時は
けっこう冷える。
N@BBYは寒がりさんだが、
イイウェアを着ていれば
ダイジョーブ!

「あっ、どうも」

すると、本人もビックリ?
本邦初公開!
「N@BBY、ペンシルで釣る」
備えあれば憂いなし!
この季節、
朝夕のローライト時は
けっこう冷える。
オイラは暑がりさんだが、
皮膚から鍛えれば
ダイジョーブ!

「ただのビンボーじゃネーぞ!」

すると、ほら釣った!
1本釣るとかなり熱くなるよ。
マジで!
ソナエアレバウレイナシ!
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■October 4(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:晴れ
メンツ:N@BBY、Mac.key、ムネちゃん、チキバン、ピトシ
今週は先週のリベンジで、またまた某川へ。
メンツは、チキバンの2人・ムネちゃん・ピトシ・MAC・俺の6人で船3艇セッション。ピトシは一度もムネちゃんと同船をしたことがないので、勉強の為ムネちゃんと同船し、上流から下ろす。俺等4人は、チキバン艇とボカン艇に別れ、チキバンは上流方面、俺等は下流方面に向かう。
なんかMACと二人でやるのは、久々な感じだ。今日は、先週よりさらに減水していていつもと雰囲気がちがう。ダム湖とかもそうだけど、減水したり増水したりするこによってそのフィールドが別のフィールドに姿を変える。いつものフィールドが、初めてやるフィールドみたいで俺はこういう変化が好きだ。
今回はピトシの遅れもなく、朝マズメを水面で迎える。
まずはボートを下ろしてすぐの護岸濡れ濡れエリアを攻める。先週は結構反応があったらしい。しかし、今日は全く反応がない。先週良かったエリアが今週がいいとは限らない。これまたこの釣りの面白いトコの一つ。
まーとりあえず、今日のハニースポットを探す為、いろんなトコを撃ってみる。
まずは、テトラエリア。ガンガンブチ込むが、反応なし。次に流れ込み系。これまた、反応なし。思いっきり減水かましちゃってるので、流れ込みはほとんど流れてない。テトラも結構むき出し状態。
じゃーってことで、シャローがらみのブッシュを撃ってみる。
俺のザウルス「ビックラッシュスケーター」を、シャローのなんでもないトコに落とす。スイスイとスケートさせると、
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってるし。先週あれだけ乗んなかったのに、今週は一発。上がってきたのは、34cmだけどいかにも川バス。
やっぱ、ペンシルで釣ると嬉しさ倍増っしょ!っていうか、俺の記憶ん中でペンシルで釣ったことねーし・・・。幸先いいんじゃねーの!ってことで、MACも気合いが入る。
その後もチョコチョコと反応はある。けど、全く乗る気配はない。ただ遊びにきてるだけっぽいな。「ジョー」とかも、完全に持ち込むんだけど、合わせるとルアーだけがむなしく戻ってくる。出方も、「シャパッ」って感じのちょっと軽めな感じ。相当小さいのか?はたまた、馬鹿にされてんのか?
MACがいかにも怪しい角を発見。しかも、発砲スチロールが浮いてる。
「あの発砲に着いてんじゃねーの!!」
とノリノリのMAC。「反りとんぼ」を発砲の脇にブチ込む。いいトコ入ったじゃんって見てると、
「ボカンッ!!」
しかも、余裕で乗せてるし。
ゴリ巻き&ゴリ抜きでゲッツ!38cmのこれまたいかにも、川バスちゃん。
この時点で2人ともゲットなので、もう気楽なもんだな。ここからは、かなりメローな時が刻まれちゃうんだよね。途中、埼玉から来たというカヌーの人と会う。バイトはそんなにないということ。お互いの健闘を祈って別れる。
俺とMACはゆっくりとボートを進めながら、怪しいポイントを丹念に撃っていく。
これがね、ことごとく出ちゃうんだよ。護岸の角、護岸+立木、テトラの切れ目などなど、多分全部出たよ。出るには出るけど、さっきも言ったように全然乗らねーんだよね。多分、魚体が小さいんじゃないかな? なんか食いきれてない感じ。ただ乗らないには乗らないが、ここまでコテコテに反応があってくれるから、全く飽きないんだよね。
途中、護岸のオバハン下にアクエリアスのペットボトルが浮いてた。
「バスちゃん、アクエリアスでも飲んでんじゃん!!」
とMAC。そのペットボトルの脇に、お決まりの「反り」をブチ込む。そのとたん、「ボカンッ!!」
しかし、今日特有の軽いバイト。当然、乗らず。
でも、やっぱそのバスはアクエリアスを飲んでたに違いない。
12時も近づき、かなりの睡魔が俺らを襲う。とりあえず、寝るか!ってことで、小一時間ボートの上で就寝。
その後、また怪しいエリアを撃つ。またしても、反応ありあり。しかし、全然乗らねー。こういう日もあるわな。俺達は、ありとあらゆるルアーをブチ込む。そのどのルアーにも、ほぼ反応があんだよね。しかし、トレブルフックにしたって何にしたって、全くもって乗る気配なし。
さっき会ったカヌーの人が下ってきた。
「どうっすか?」
「2バイトです。乗りません。」
とのこと。やっぱ、乗らないんだよ。間違いない!
そんなメローな時が過ぎていく。そんな時、MACがキャストした瞬間、
「べキッ!」
と妙な音が。ロッドを丹念にチェックするMAC。しかし、折れてる気配はない。
「どう?」
「ブランクが抜けただけかな。」
とMAC。しかし、ブランクが抜けただけで、あんな音すっか?ぜってーなんか壊れた音でしょ。翌日わかったことだけど、ブランクを押さえてるグリップの爪が一本折れてたらしい。こんな事ありえんの?
ただ投げてただけっしょ。俺達って、そんなに道具を駆使してんのかな?俺も、気をつけよう・・・。
そんなこんなで、夕マズメを迎える。あいかわらず反応はあるが、乗らない状態が続く。そのまんまナイト突入。と、いきなり出ない。全く反応がなくなる。ナイトで反応がねーと、こんなにつまんねーことはない。即、敗退。
そんでもって、他のみんなに結果を聞くと、チキバンの2人ともに3本づつ、ピトシは本日最大ヨンヨンを含む3本。ムネちゃんにいたっては、なんと6本。
ってことは、俺達2人だけ落ちこぼれ?
でも俺は知ってんだよ、TOMの2本とKAITYの3本は全て20cm台ってことを。しかも、潜らせ系?!
稚魚ハンターコンビ、略して「チギョハン」に名前変えろ!!
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「別に見なくてもいいケロよ」

ぴちぴちっ!

ぴっちぴち!

っぴちぴち!

ぴぴっちち!

ちびちびっ!
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