
シャローパリオカ、
病みつきになってます。
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■July 26(Sat), 2003
場 所:RVR、RSV
天 気:?
メンツ:N@BBY、チキバン
今週は、MACが体調不良の為、敗退・・・。
チキバンの二人とのセッション。基本的に、この二人と釣りしていい思いしたことねーんだよね。
フィールドは、房総の某川。朝マズメ、ぎりぎりに到着。早速準備、ボートを下ろす。
根本的に、この川は濁ってる。しかし、今日はいつも以上に濁ってる。KAITYの心も濁ってる。
そんなことはどうでもいいとして、濁ってるときはフレッシュウォーターってことで、早速流れ込みを撃ってみる。
TOMの「バナナオレノ」にいきなり、
「ボカンッ!」
しかし、乗る気配なし。
再度KAITYが「ヒックリー」をぶち込む。
「ボカンッ!!」
しかも、乗った!
微妙なアワセをいれ、魚との駆け引きを楽しんでやがる。「しかしサイサキいいなー!」なんて余裕ぶっかましてっと、ポロンッ。ボートの手前で、いきなりのバラシ。けっこういいサイズだったんじゃねーの!?
しかしこの男は、バラシが多いな。ここ3〜4連続くらいゾリかましてるらしいが、出してる数は結構多いんだよ。しかも、結構乗せたりすんだよね。けど、ほとんどボートに寄せてくる時にバラスんだよね。
KAITYは、ロッドはアーティスト、ラインはナイロンなので、アワセが効いてないんじゃねーのかな?せめてラインをPEに変えるだけで、もうちょいアワセが効くんでは?まーそんなこと、分かってるでしょ。それでもナイロンラインにこだわってんだから、OKってことで。
ちなみに俺は、PEライン派。BPの60ポンドを使ってる。
昔は、ナイロン派だったんだけど、やっぱ俺たちの「ぶち込みスタイル」にはPEのほうがメリットが多い。PEラインはガイドが擦れちゃうって思ってる人いない?それは30とか40ポンドっていう細い奴の話。俺が使ってる60ポンドクラスになると、反対にガイドに優しいんじゃないのかな?俺のガイドは、ゴールドのミルドラムガイドだけど、全く擦れてない。逆にタイトの澤木さんなんか、ナイロンだけどバリバリ擦れてる。特にゴールドのガイドは擦れやすい(メッキが擦れるのかな?)と思うけど、俺のは全く擦れてないんだよね。SICじゃなくても、PEラインは太いの使えば、大丈夫ってことよ。今まで、そこらへんの理由でPEを敬遠してた人、ガンガン使ってみて。結構チョーシいいと思うよ。俺達はPEに変えてから、より攻撃的な釣りが出来るようになったよ。
あれ?どこまで、書いたっけな?あ!そうそう、KAITYのバラシまでね。
その後何度か入れてみるけど、反応なし。
今度はすぐ脇の流れ込みを撃ってみる。そうすると、俺の「ヒックリー」に、「ボカンッ!」何発目だったかな?ハードプラグを投げた後でも、「ヒックリー」には出るんだよ。あのスポンジ素材がいいのか、あの足がいいのか?しかし、乗らず。っていうか、びっくりして早アワセしちゃったんだけど・・・。
そんな感じで、流れ込みを中心に撃っていく。流れ込みだけは、そこそこ反応はある。
KAITYがテトラで一発出した以外は、全部流れ込み。ってことは、一番水量の多いアノ流れ込みはヤベーんじゃねーの?!ってことで、激釣れの流れ込みへ向かう。あいかわらずクセーし、泡も結構出てる。
ここは大体みんな釣りたいルアーを投げる。KAITYは「ブンブン丸」、TOMは、「モブス」、俺は、「バンガード」。
変わりばんこに投げていくが、「・・・・・」全くもって、反応なし。
「ヒックリー」も投げてみるけど、反応はない。その後、どこ投げても反応がなくなった。気を取り直して、流れ込み中心に撃っていくが、全く出なくなった。ということは、爆睡!!
ふっと気付くと、TOMも爆睡中。KAITYだけが、一人でやってる。
「どう?」
「流れ込みが奥にあるゴミだまりで、
ヒックリーでいいのもらったよ!でも乗らねーけど。」
KAITYは、完全に「ヒックリー」にやられ気味。結構、気に入ってる感じ。TOMも起きて、また3人で釣りを再開。しかしその後は、反応なし。上流部は、結構水も良くなっていい感じだったんだけどな。
あまりの腹減りに、敗退。バイトは、一人2〜3発はもらったし、KAITYは一発バラシてるし、結構楽しかったな。
しかし、釣果は全員ゼンゾリ!!
ガストで飯を食い、某ダムの駐車場で、爆睡。
そう!2ラウンド目は、掟破りのナイトセッション。やっぱマナー違反はダメだな。
俺が、「ヒロポン」でショボいバス(20cmぐれー)を一本。チキバンは、・・・。
バイトもかなり少ない。最後のほうに、今日一番のバイトをKAITYが「チョロ」でもらうが、乗らず。
それ以外のバイトは、すべてショボショボ・・・。
ボートを下ろすときに、膝をボートにガン打ち!激痛!いい事なし。
みなさん!マナー違反はやめましょう!!
いい事ありません!間違いありません!
さて来週は、シイラ&タイトラインズの大会、今から楽しみだ!!
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なんだかカッコイイ画だね。
(Photo by TOM, Thanks!)

ショボいバスにショボい面。
そういえばちょっと前に、
釣る人間の器と
釣れるバスのサイズについて
オモシロイ話があったような…
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パリオカの鉄則
とにかくばれないように!

あとに続くみんなもこんな感じ。
次の日は筋肉痛!

静かにアプローチすれば
ほらっ!
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■July 19(Sat)-21(Mon), 2003
場 所:ハチロー
天 気:雨、曇り、晴れ
メンツ:Mac.key、N@BBY、ムネちゃん、フジバ
【ありえねーことだらけの初日】
いやー行ってきたよ!日本最後の楽園、ハチロートリップ!
ぶっちゃけ不安はあったよ、なんせ絶不調でこのトリップを迎えたからね。
絶不調というのは、ここ2〜3週ぐらい全く魚に相手にされずに、ほんと釣れる気しねーつーことよ。
何やっても出ねーんだよ。チョーシいい時って、自分の中に絶対っていえるメソッドを持ってる時だね。
つい1ヶ月前ぐらいは、それが俺にはあったんだよ。「反りとんぼ」のモゾモゾメソッドとかね。
まー、そんな状況で迎えたトリップだったわけよ。
今回のトリップのプロデューサーは、某釣具メーカーの営業マンのムネちゃん。この男、はっきり言ってありえねーぐれーのバカなんだけど、釣りに関しては一目も二目も置かれる奴なわけ。実際、釣りに対するこだわりや経験は計り知れねーんだよ。アングラーとしては、俺は相当リスペクトしてるよ。
まーでも、あんま褒めっとチョーシこくからこれぐらいにしとくけど。
で、メンツはって言うと、ムネちゃん、MAC、フジバヤシくん、俺の4人。
このフジバヤシくんって、トップウォーター&ザウルスをこよなく愛するナイスガイ。けど、年間釣行2〜3回というありえねー感じのスタイル。ちなみに、某人気ストリートブランドのデザイナーでもある。
こんなメンツで楽しくないわけがないって感じだな。俺にしてみれば、1週間も前からワクワクしっぱなし。
まーどんなトリップになるのか?
そんなこんなで4人集合して、いざハチローへ。片道だいたい7〜8時間ぐらいって感じ。
現地に着いたのは、朝の8時ぐらいだったかな。
朝マズメのいい時間も終わっちゃってるし、ムネプロデュース第一弾「小場所パリオカツアー」!!
このために、俺達は「ヒックリ−ジョー」を買ってった。どうもこいつがないと、この企画は通用しないらしい。
フジバヤシくんもこのセッションをかなり楽しみにしてるらしく、やる気満々だ。このために来たようなもんっすよぐれー言ってたしね。
で、その場所に着くと、おいおい!!こんなトコに魚いんのかよ!ってトコ。ありえねー!!
しかしムネちゃんは自信満々の顔つき、っていうかいつも自信満々だけど・・・・。
ここの掟第一、音を立てちゃいけない。第二、姿を見られちゃいけない。要は、気配を殺せってことだな。
水深が相当浅いので、魚に気配を感じられたちゃうと魚が逃げちゃうらしい。
ルアーは言うまでもなく「ヒックリー」。いろいろ試したけど、「ヒックリー」しかないらしい。
着水音もしかり、あの艶めかしい足の動きもしかり。
とりあえずムネちゃんが先頭で、その場所を進んでいく。まるで、自衛隊のほふく前進だな。
はたから見たら、異様な感じだろな。いい大人が、全員背中丸めて小さくなって進んでるんだからね。
しかし、反応がない。何投しても、バスは喰ってこない。ムネちゃんも「おかしーな?入ってねーのかな?」って感じ。
しかしこのままで終わらないのがこの男。ムネちゃんが投げた「ヒックリー」が静かに着水したその瞬間、「ボカンッ!!」
ありえねー出かた!!すかざず合わせて、引っこ抜く。あがってきたのは、見事な魚体。間違いなく40アップのブリブリ!
今度は先頭を俺が変わることに。ある程度、「ヒックリー」のレクチャーを受け、いざ第一投。飛ばない・・・。
「ヒックリー」は1/2しかないんだった。しかし、何投かしてるうちに、ようやく投げれるかなぐれーに。
怪しげな杭がある。そこに投げ込むと、着水もしてねーのに、「ボカンッ!!」
ありえねーぐらいの、激烈バイト!!
しかし、空中では乗らず。再度、そのちょっと向こうに投げる。
チョンチョンと動かすと、水面がルアーに向かってモコモコと盛り上がったと思ったら、
「ボカンッ!!」
またもや激烈系。バシャバシャって暴れてる。乗ってる。引きも半端じゃねー。浅いからめちゃくちゃ引くんだよ。
しかしそんなのお構いナシに、いつものぶっこ抜き。上がってきたのは、やっぱり40アップのブリブリちゃん。
今年初のハチローバス。サイズとか関係ナシに嬉しいね。
パリオカも捨てたモンじゃねーよ。やり方次第では、ボートより釣れるんじゃねーかな?
そんな感じで、フジバヤシくんも1本ゲット。MACは惜しくも獲れず。しかし、まだ先は長いしね。
ムネプロデュース第一弾は、無事終了。
夕マズメは、ムネプロデュース第二弾「某エリアのボートセッション」。
このエリア選択が、釣果を分けるとこだな。やっぱ、ハチローを知り尽くしてるこの男を信じるしかねーな。
しかしこのエリア、どう考えても普通の奴ならやらないトコ。
しかしこの男は、自信満々に「ここのバスはコンディションもいいし、バイトがやべーんだよ。」って言い放つ。
正直、半信半疑で俺達はボートを浮かべる。
ムネ・フジバヤシのザウルス艇、MAC・俺のボカン艇に別れる。
流れ込みエリアで、ムネちゃんにいきなり、
「ボカンッ!!」
「あああ!!ラの字だ!」
とムネちゃん。「ラの字?」そう!雷魚だったわけ。
雷魚タックルで雷魚を釣るのは好きだが、バス狙いで雷魚はかなり嫌みたいな感じ。
フジバヤシくんは、ちょっと羨ましそう。そう、この男けっこう雷魚好き。そのために様々な道具を持ってきてた。その道具を使い、どうにか針をはずず。何気にMACも雷魚が好きみたいだ。っていうか、デカけりゃ何でもいいらしい・・・。
そうこうしてるうちに、対岸を撃っていた俺たちにも待望のバイト。俺の「ウォーターガッチャ」のただ引きに
「ボカン!」
ほんとに凄まじいというしかないバイト。房総では味わえないな、この激烈系は!
しかし、乗らず。今度は、ルアーを得意の「反りとんぼ」にチェンジ。また何気なく引いて、よそ見してっと、
「ボカンッ!!」
今度は、乗った。
今度はありえねー引き。ほんとバイトも引きもやばいね。竿なんかぶち曲がり。しかしいつものぶっこ抜きで上がってきたのは、38cmのブリブリ。コンディション抜群。サイズこそ大したことないけど、バイトと引きの強烈さに完全にやられたよ。
ハチローまできてよかったよ。こんなバイトだけでも、来る価値あるっしょ。
その後は、誰か釣ったかな?もう忘れちゃったよ。今度、トリップの時はメモでもとりながらやんねーとな。
3日もやってると、覚えてないっしょ?しかも、かなり濃い3日間だったしね。
ちなみにMACは、初日はゾリ。でも、ニコニコしてたよ。まだ先は長いしね。
宿に戻ると、ムネプロデュース第三弾「さくら特製鴨肉のだまっこ鍋」これがほんと旨い!!サイコー!!ご飯を団子状ににして、鍋にぶち込むんだけど、味がしみるとこれが美味!
俺たち4人は、ありえねーぐれー食ったよ。あまりの旨さにね。
しかし、ほんとありえねーことだらけの初日だったよ。
パリオカした小場所、炸裂バイト、強烈な引き、そんでもって鍋。
部屋に戻ると、2秒で爆睡・・・。これまた、ありえねー!?
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ムネちゃんは「ラの字」。
マジでイヤがってた。
ザウルスって「ラの字」にも
効いちゃうんだね〜。
憶えとこ。

あ〜、今度はバスだ。
うれしそーだねぇ。
その魔女っぽいポンチョも
ケッコー使えそうジャン。

ハチローでも
「反り」は通用します。
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こーゆーとこが
意外と釣れなかった。
どこへ投げても
バコバコ出るほど甘くないね。

オーッ、エンジンってイイなぁ。
引っぱってもらったから、
楽チン楽チン!
確かにちっと欲しいな。


「ちょっと貸してみ!」
泣きの一言を言えちゃうのが
N@BBYの素直なところ。
そうすると、ほらっ!
みんなアホみたいにホッツィーで釣ってるから画像はなし!
というワケじゃなくて、
写真を撮るのが面倒なほど
たくさん釣れちったのさ。。。
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【苦悩の2日目】
初日はどっちかっていうと、ありえねーことばっかで楽しかったけど、2日目はきっちり獲りてーって感じがあった。
朝起きると雨。しかも、けっこう降ってる。いいんじゃないの!!釣れちゃうんじゃないの!!
今だからこんなテンションで文章書いてるけど、そん時は実はそうでもない。
そう!俺は、めちゃくちゃ朝が弱いわけ。昨晩、さんざん置いてくとか言われてただけに、気合いで起きた?!体は起き上がってはいるが、脳はまったく稼動してない。まー、脳死状態と一緒ってこと。脳が動き出したのは、30分ぐらい経ってからかな?
で、どこ行くかいろいろ考え、とりあえず某流入河川へ行くことに。
このエリアは、どちらかというとメジャーなエリアで、俺達も2年前来た時にやったことあるトコ。
そん時は結構いい感じだった記憶がある?!2〜3時間で3〜4本獲ったかな?
現地に着くと、雨もシトシト降っていて、えれーいい感じ。釣れそうな雰囲気ムンムン。
ザウルス艇にムネちゃんと俺で本湖方面、ボカン艇にフジバヤシくんとMACで上流方面にむかう。
ムネちゃんと乗るのはかなり久しぶりだ。冬以来かな?この男、実際に良く釣るが、実は俺はこの男がバイトとるのも見たことないわけ。もちろん、釣ってるとこもね。そう!俺の中では、釣り勝てるぐれーに思ってたんだよね。もちろん、俺のほうが先頭だし。ムネちゃんは得意の「ホッツィー」、俺も得意の「反り」を装着。
開始早々、つないであるボートの先端をえぐるように通すと、「ボカンッ!!」チョイ乗りするが、獲れず。バイトは昨日とは打って変わって、ショボ目。
ここは漁具が結構あり、ストラクチャーが豊富。投げたくなるトコがいたるところにある。
俺は先頭に乗ってるので、美味しそうなポイントを次々に撃っていく。杭・漁船等々。そのストラクチャーにビタで入れ、長めのポーズ。ワンアクションで、「ボカンッ!!」これが、パターン!杭が4本入っているトコなんて、一本一本出たよ。しかし、やっぱヘタクソなのか?一本も獲れず。
そんなことしてっと、後ろでムネちゃんが、「ボカンッ!」しかも、確実にキャッチ。30cm後半ってとこか?!
俺のほうが出してる数は絶対的に多い。もちろん前に乗ってるから、チャンスが多いのも当たり前。しかし、俺はそのチャンスをものに出来ないんだよね。ムネはその少ないチャンスを確実に獲っていく。
まー、やっぱこの男結構やるよ。アングラーとしてはリスペクト!!言っとくけど、アングラーとしてだけね!!!
その後もバイトはあるものの、バラシ連発。そんなことしてっと、すかさず後ろの奴に獲られる。
ムネちゃんが2本連発しやがる。
「おいおい!そこ俺投げたぞ!」
ってトコで、連発。
しかもこの男、
「ひゅーひゅー!!ひゅーひゅーだよ!」なんて、そうとう古いことを口にしやがる。
この時点で、俺は一本も獲ってない。イライラMAX状態。
そんでもって、急に強烈な腹痛が襲ってきた。
「紙持ってる?」
「いいのあるよ!!」
ムネプロデュース第4弾、「携帯トイレットペーパー」。
これはめちゃくちゃ便利だ。首にペーパーが掛けられるんだよ。このグッズはかなり欲しい・・・。
サイコーにすっきりし、気分を入れ替える。
と、護岸に草が垂れ下がってるトコの奥に「反り」をぶち込むと、「ボカンッ!!」
もうバラしたくねー!!って感じの、ぶっこ抜き。ようやく、一本ゲット。サイズは30後半ってことかな。
その後、エンジンを積んで上流へ向かうことに。マジでエンジンっていいな!これも、かなり欲しい・・・。上流に上がると、雨の影響でけっこう濁ってる。フローターの人に聞くが、結構シブイとのこと。
ガンガン撃つが、異常なし。ボカン艇はというと、フジバヤシくんが開始早々に1本、MACは・・・。
2日目の第一ラウンド終了。
とりあえずメシ喰って、昨日のパリオカエリアへ。
今回は2ヶ所に分かれる。ここで、ようやくMACが一本ゲッツ!!俺も、バイトは多数あるものの1本しか獲れず。ムネ&フジバヤシ組は、3本づつゲットしたらしい。プラス雷魚も・・・。
2日目第2ラウンドは、昨日の炸裂バイトんトコへ。
ザウルス艇にムネ・MAC、ボカン艇にフジバ・俺に分かれる。
流れ込みを投げていたMACの「マイティーフラッター」に、「ボカンッ!!」しかし、これは雷魚。
MACは雷魚を釣りたがってたから、まあいいか!ムネちゃんにはずしてもらってたけど・・・。
その後、流れ込みで何発かいいのをもらうが、乗らず。
流れ込みは、昨日ほど効いていない。逆に、なんお変哲もないトコで、ムネちゃんとかは結構出してる。しかも、獲ってる。
俺等も、なんの変哲もないトコを、撃っていく。フジバの「ホッツィー」に、
「ボカンッ!!」
昨日同様、炸裂バイトだ。ほんとありえねー出方だよ!横から強烈に喰ってくるんだよ。捕食音も激デカ!
そんでもって、フジバが「ホッツィー」で連発!!バラシが多いので、俺が抜いちゃえって感じあおってからほとんどゲット。
そんなフジバを横目に、俺には全くと言っていいほど、反応がない。
ダブルスイッシャーを「ホッツィー」っぽく動かしてみても、来ない。来るのは、「ホッツィー」ばっか。フジバは既に10発以上の炸裂バイトをもらってる。俺はというと、・・・。
さすがに俺も、そんだけ出されっと思わず、
「ホッツィーちょっと貸してみ!」
言っちゃった・・・。
しかし、出ちゃうんだよ、これがまた「ホッツィー」に。俺もようやく、「ホッツィー」でゲット。まーそんな感じで、「ホッツィートッツィー」の一人舞台だよ、2日目は。
ほんといいルアーなんだろうな。こんだけ、魚獲ってくんだから。
その夜、車のダッシュボードに潜んでいた「ホッツィー」を箱から出しダブルフックに変更したのは言うまでもない・・・。
2日目の晩飯はというと、ムネプロデュース第5弾「鯨じゅんさい鍋」。
ナスやネギがふんだんに入ってる味噌仕立ての鍋。
初日も鍋だったんだけど、鍋って冬のイメージが強いけど、夏に食うのがこれまた旨いんだよね。
汗ダラダラかきながら、ガンガン喰う。これサイコー!!
部屋に戻ると、またもや2秒で爆睡!
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ようやく獲れた!
バラシまくってたヒックリーだし
何しろ今ごろハチロー初バス!

念願の生涯初の雷魚!
こやつのパワーは凄まじいね。
マイティのペタンペタンは
雷魚にも効いちゃうね。
憶えといてヨカッタ。
このあと反りでも
「バフ!」

ムネちゃんもビックリ!!の
激烈バイト!!!
シャローゲームで
パワーのあるヤツをかけるのは
楽しすぎる!!
ちなみにオレの釣果は
この3枚で打ち止め。

チッコイ画像だけど、
「もー食えネー!」
ってぐらい2日目も
たくさん食った。
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写真はボカン艇から。
フジバこと藤林くん。
ホッツィーのアクションが
ムネちゃんにそっくりなんだな。
今日もホッツィー絶好調!
オレの癒しパワーも絶好調!?

この魚を獲る前には
スケーターで2本バラシ!
ホッツィーに戻してこのとおり!
「オレニモカシテミテ…」
って、ホッチーの宣伝ページじゃ
ねーっつーんだよ!

宣伝すんならこっちだな。
「お食事処くるま屋」
「民宿さくら」
まぁ、くっついてんだけど、
ココはイイね!間違いないよ。
土地のものが旨く食えたり、
釣り以外の地元の話が
聞いたりって言うのも、
遠征の楽しみだかんね。
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【炸裂の3日目】
3日目、気合いで脳死状態に持ち込む俺。脳は起きてないが、体は微妙に動く感じ。みんなに言われたんだけど、下唇が出てて腰が曲がって猫背になってるらしいので、ジジイっぽいらしい。
とうとう帰る日が来ちゃったよ・・・。ほんと寂しいね。あと、1週間ぐれーは居てーな。
最後は昨日の「ホッツィー炸裂エリア」でやることに。
グーパーで組み分け。ムネ&俺、フジバ&MACに分かれる。
俺としては、2日目の1ラウンドで、前に乗ってるにもかかわらず3対1で負けてるので、ある意味リベンジなるか?!
しかも、昨晩仕込んだ「ホッツィー」もあるし、絶対的に有利な状況なわけ。
これで釣り負けたら、ほんとダセーでしょ。
そんな感じでとりあえず出船。俺の竿には言うまでもなく「ホッツィーセラフ」。
2日目同船した時も思ったんだけど、ほんとコイツ操船上手いよ。船を動かすタイミング&移動距離が抜群に上手い。ん?俺、なに褒めてんだ!
昨日までの疲労がかなり左手首にきてる。今来ちゃったらヤベーんじゃねーのって時にいきなり、
「ボカンッ!!」
今日もまた炸裂バイト!!ほんと異常な出方だよ。ここのバスは何考えてんだよ?!しかも鬼引きすんだよ、俺のマーク1のフロータースティックがバットからぶち曲げられんだよ。
結構硬い竿だから、そんなにバットから持ってかれないんだけどね。上がってきたのは、40cmチョイぐらいのブリブリ。
もうほんと出まくりだよ。知らねーうちに、4本も獲ってたよ。バラシもあったしね。
最大で43〜44cm。サイズは伸びないけど、バイトと引きだけでも充分なぐらい。ルアーは、全部「ホッツィー」。いいルアーなんだろうね。こんだけ出んだから。今度ウッドゥンのホッツィーも使ってみようかな。っていうか、もっとザウルスのルアーも使ってみっかな。
終わってみれば、4対0のパーフェクトゲーム。さすがのムネちゃんも、前で同じことやられたら、厳しかったんだろうな。
勝ってあたりまえなんだけど、やっぱ嬉しい。俺が相手なら拾えると思ってたらしいから、一応してやったりだな?!
ちなみにフックもムネちゃんにキンキンに研いでもらってたから、バラシもいつもよりは少なかったしね。
しかも一本獲るたんびに、「フックチェックしろ!」の声がかかるんだよ。
でもって、フックをチェックしてみると、曲がってたり伸びてたりするわけ。つまり、敵に塩を送りまくりなわけだな。
まー敵とも思ってないんだろうな。なんか、ムカついてきたな。ナメられてんのか?
いやー、4対0で釣り勝ったのは事実。まー、ムネくん!いつでもかかってきなさい!!相手してやるよ!
そんなこんなで、釣り三昧&旨いもの三昧の3日間があっという間に、過ぎてった。
まー、いろいろ勉強になったし、ほんと楽しかったよ。充実した3日間だったな。
最終日に、きっちり獲れたしね。「終わりよければすべてよし」でしょ。なんていいながら、帰りの高速でガス欠かましたりとか、最後までなんかあるんだけどね。
なんかレポート書いてるうちに、行きたくなってきちゃったぞ!また行っちゃうか!!?
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ガス欠…

敏腕プロデューサー・ムネ
いろんな面で
ケッコーやるヤツだが、
これだけは言わせてもらおう。
屁がくせぇ!
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今日は濁ってないけど、
出船と同時にいきなり雨…。
ケッコー強ぇーし冷てーし。
そりゃビーチクおったちですわ!
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■July 12(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:雨(さみぃ)→バカッ晴れ(極暑)
メンツ:Mac.key、N@BBY、TOM、テッチャン、ナオ
いやー!厳しい試練を俺に与えてくれるやがるな。トップウォーターって奴は・・・。
6月の絶好調ぶりから、一気に急降下し現在絶不調な俺は、「いつの日か?俺にも?!」と夢見て、またまた某川へ向かったわけよ。
某川は、先週激濁りのコーヒー牛乳タイプだったとこ。濁り取れてりゃ、サイコーっしょってあいかわらずのプラス思考。
今回のメンツは、MAC・テツ・TOM・ナオ・俺の5人。
ナオは、小学生の頃からうちに出入りしてるガキんちょ。ちょっと見ない間に、17歳になりイッチョ前のイマドキボーイになった。結構ガキの頃から、バスフィッシングはしてたらしく、俺達の釣りに相当興味を持っていた為、今回のトリップに参加。
さー!ナオは一本ゲット出切るか?んっ?その前に、俺か?!
いつも通り、朝マズメ1時間ほど前に、現地入り。そそくさと準備し、いざ入船。ボカン艇はMAC・テツ・ナオで下流方面に、チキバン艇にTOM・俺で上流へ向かう。
先週は濁りがひどく、流れ込み以外は無反応だったが、今週はそれほど濁りもないので、もっと出んじゃねーのって感じ。
雨も降っていて、なかなか良さ気なコンディションだ。
出船直後、護岸&ブッシュに俺が「マンドリラー」をぶち込むと、いきなり「ジュボ!」乗らねーと思ってたら、
「ボカンッ!!」
しかし、乗らず。
さいさきいいねー。2投目ぐらいだったかな?この時点では、俺の頭ん中は爆釣モード。
しかしそんなに甘くねーのが、トップの掟。それから先は、全く出ない。なんかこのフレーズよく聞くな。
先週のノリを引きずって、流れ込み中心に撃っていくが、全く反応なし。流れ込みはもちろん、テトラ・沈みテトラ・オバハン・護岸・ブッシュなどガンガンぶち込むが、誰も答えてくれない。もう誰でもいいからかかってこいよ!オラッ!!って感じ。相性のいいTOMとの同船だが、ここまで出ないと釣れる気が失せる。
TOMと乗ると、ほんとチョーシいいんだけどな。こいつのエンジェル効果も、俺のデビルパワーには勝てねーらしい。
よくみんなに言われんだけど、
「お前のしてきた悪事は、
どんなに償っても償いきれない。
まだ、プラマイゼロまでも達してない。」
おいおい!俺ってそんなに悪い事してねーんだけどな。なんかみんな勘違いしてんじゃねーの?って思いつつも、こんだけ釣れねーとみんなの言葉が頭をよぎんだよね。とりあえず言っとくけど、俺はそんな悪モンじゃないぜ。どちらかというと、可愛い系だな。
まーそんなことは置いといて、TOMが先週ヨンロクを獲った流れ込みに向かうことに。何箇所か流れ込みあったけど、そいつ等が比べもんになんねーくらいの水量らしい。「一気にそこまで行こうぜ!」ってことで、一気に上流へ向かう。
一気に上がっていくと、なんかの工場みたいのが見えてきた。モクモクと煙突から煙が出てる。しかも、何か化学薬品系のオイニーがする。
「なんか臭せーな!」
「そう?なんか嗅いだことある臭いだよね!」
訳のわからん回答がTOMから返ってくる。こいつ結構天然入ってんだよね。まっいいか!カーブを曲がると、200mぐらい先に流れ込みが見えてきた。んっ!?何か白いの出てんぞ。近づいていくと、その白いもんは泡だと判明。思いっきり、洗剤って感じのオイニーも醸し出してる。
「こんな泡で釣れんのか?」
「大丈夫っしょ!泡の下にいるっしょ!!」
また、訳がわからない。
まーせっかく来たし、撃ってみっかってことで、第1投。出ない。2投目、出ない。3投目、やはり出ない。やっぱこんな泡出てたら、いないっしょ。なんて言ってた4投目、TOMの「モブス」に、
「ボカンッ!!」
しかし、乗らず。
流れ込みのちょっと下側だ。俺はそん時つけてた「バンガード」をぶち込む。2〜3回首振り、
「ボカンッ!!」
乗った!!
しかし、バラシ・・・。その後、TOMの「モブス」にまた出るが、乗らず。こんな泡ん中でも出るんだな。その後は反応がなくなったので、ちょっと場を休める為、更に上流に向かう。
結構怪しい岩盤や流れ込み・テトラなどあるが、全部いない。マジいない。「マジデジマ!!」とまたしてもTOM。あいかわらず訳のわかんねーことばっか、言いやがる。まー別にいいんだけどね。そんな感じのダルダルムードの時に、TOMがぶち込んだ「オカタツポッパー」に、
「ボカン!!」
しかし、乗らず。
「オカタツポッパー」ってのは、BBSでもおなじみのオカタツ氏の作るポッパー。オカタツ氏の作るルアーは、頑丈でよく動く。ぶち込みもOKで、重さも十二分にあるのでキャストもビシバシ決まる。しかし、依然としてまだ俺達の身内は誰一人釣っていない。釣れないほうが、難しいルアーなんだけどね。
ちなみにブランド名は「FOOL BAITS」、今後このブランドが一世を風靡するのは言うまでもない!?
まーそんな感じで、場を休め再度アワアワの流れ込みに向かう。
流れ込みに到着すると、泡の隙間から背びれが見える。しかも一匹じゃない、相当数の魚がいる!!
俺達は、ガンガンぶち込む。しかし、ガンガン出ない。また、ガンガンぶち込む。またしても、ガンガン出ない。
「おい!バスじゃねーだろ、あいつら!」
と、ボートを流れ込みに近づける。よーーーく、見てみると鯉・・・。出るわけねーじゃん!!
一気にやる気を喪失した俺達は、フラフラと下流に流されていく。そう、二人とも爆睡状態に。
ふっと気づくと、相当流されたらしい。「撃ちながら戻るか?」ってことで、ボートを下ろした場所へもどることに。
撃ちながら戻っていくと、「おい!この流れ込みさっき撃ってねーか?」よーく見ると、上流に向かって進んでたんだよね。
操船してんだから気付けよって感じだが、俺も乗っていながら気付かなかったわけだから、まーしょうがねーということで。
俺は何か分かんねーけど、アカシブランドの「HT3000」を投げたくなった。そういう時ってあるでしょ?
シャローの土の部分があったので、その岸に乗せポトンっと落とす。いきなり、
「ボカンッ!」
しかし、乗らず。
こん時気付けば、俺も一本獲れたかもしんないんだけど、今思えばこの「岸のせポト落とし」が必勝パターンだったかも。次回、試そう!
その後は二人ともバイトなし。ボートを下ろした場所をちょっと過ぎたとこで、MAC達と出会う。
「どうよ?」
「テツが『ナップ』で一本!!
ナオが「HB50」で一本!!!」
おおおおう!スゲーじゃん!!
よく聞くと、ナオのはカエルくんだったらしい。でも、きっちりバスも出して乗せ、惜しくもバラシたらしい。MACは…言うまでもない。
あそうそう!!MAC達に会う寸前に、流れ込みで一発バイトもらったんだった。アブねー、アブねー、貴重なバイトだからね。
そんなこんなで、気付くと昼の12時をまわってる。なんと!8時間ぶっ通し、ゼンゾリ!!いやー、厳しいっ!!
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ナオにキャストを
1から教えようとしたけど、
けっこうウマイんでビックリ!
釣りセンスがあるね。
と思ったらバスじゃないけど、さっそくコレモンだ!

いかにもアヤシイ護岸の角に
太めの杭3本。
その護岸に乗せてポトリと落とし
痴呆ステイ、チョン、ボカンッ!
テッチャン、最近巧くなったね。

釣った人は安らかに眠れる。
ナオはカエルだったけど
メチャクチャ楽しそう。
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予定通りの1本といった感じの
ヨンゴー。
近くにいるのに遠い目をするのはなぜ???

オリャーッ!
会心の一撃!
デカポン、サイコーッ!!

題名「ボクの夏休み」
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■July 12(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:晴れ
メンツ:Mac.key、N@BBY、TOM、テッチャン、ナオ
2ラウンド目は、N@BBYが出張のため、ひさびさにMac.keyレポート。
午前のノー睡セッションがさすがに堪え、またしてもTIGHT LINESさんで2時間ばかり爆睡。もう移動するのが面倒なので、近所の川へ。今朝の雨が心配だったけど、何ら問題なし。むしろちょっと減水したみたい。
ボカン艇にはN@BBY、テッチャン、ナオが乗って上流へ。オイラとTOMの癒し艇は下流へ。
出船早々からボコボコとボイルに遭遇。ボイルって釣れる気がしないけどテンション上がるよね。
スイメンをよく見てると、いきなりベイトが「ピチピチッ!」と跳ね出す。するとその後ろが盛り上がって「ボゴゥッ!」「グブゥ!」ってえげつない音だして追い回してる。
TOMとオイラは癒し艇であることを忘れ、ペンシル片手にギラギラとスイメンを睨む。
「ピチピチッ!」
「おりゃーっ!!!」
激しくネチったり高速タダ引きしたり。沖目のボイルなんでバスが次にどこへ移動するかわかんないから、けっこう適当キャスト。ひとしきりやったけど、やっぱり釣れそうもないんだな。
マヅメを迎える頃、風が妙に冷たい。こんな時に限って短パン&タンクトップだし、ボカPも忘れた。おまけにノーバイト。あっ、これはいつもか。
しかし、オレらは最近あるポイントを発見していた。
地形的に溜まってるのかなんなのか、ど真ん中で釣れる。キシビタとかじゃない。しかも連チャンしたりするからケッコーやばいっしょ!そんなモンで、ここでのキモは
「沖キャストの癒し引き」「ヒット&アウェイ操船」
これらは連チャンする可能性のある場所を荒らさないためにTOMが考えた作戦。ちなみに「ヒット&アウェイ操船」とは、ヒットして十分フッキングしたのを確認したら、その場から静かに離れる操船術。暗い場合には、ライトをつけたり、釣り上げたあと船の上でバタンバタンッ!と暴れる音にも気を遣うほど、このポイントは神経質なのだ。
いよいよ気配を殺しながら慎重にそのポイントへ。1人ずつ投げる。
1投目はTOM。バスカヴィルの「ウォーターガッチャ(改)」。
「カチカチカチカチ…ジュポ!」
「おらっ!きた!」
おぉ、けっこう引いてんじゃん!イナしてイナして時間をかけてハンドランディング。本日初バスちゃんはヨンゴー!
TOMが外すのに手こずっているようなので、オイラがキャスト。ルアーはデカポン( チ ョ イ改)。
「確かこのへんのラインで出たよなぁ…ボカンッ!」
「おーっし!乗った!」
これまた引きまくりで、マーク1がブチ曲がり!
ボート際まで寄せて、よくバラしてただけにブチ抜き!と思ったけど、重くて抜ききれずフチに当たってる!「またかよ!」ってチョイ焦りしたものの、とっさに右足インサイドの優しいフォローで、無事ボートの中へゴール。そのとたん、コロンとデカポンが外れた。アブネー!
「デカイよ、ゴジュウいったでしょ!」
「いったかな?デケェな!」
さっそく測ってみると、惜しい…ヨンキュウだ。ゴーマルの壁は厚い!しかーし、自己最高記録更新!
そういえばよくN@BBYがよく言ってたな。
「Mac.keyはいっつも釣らねーけど、こういうヤツに限ってデカイのを獲ったりしちゃうんだよね」
N@BBYの言うとおり確かに今年はそんな感じ。予言者N@BBYよ、もっと言ってくれ!
しばらく場を休めて次はTOM。ハイフローターの「ドミナント」。
「ピタピタピタピタ…シュボッ!」
「また来た!!!」
さっきと同様イナしてイナして上がってきたのはヨンヨン!
オイオイッ、3投連続ゲットだよ。
次はオイラ。バルサ50。ムネちゃんバリに
「ひゅ〜、ポトン。シャラシャラシャラシャラ…。」
あれ?異常なし?!
3回ぐらい別の場所を通しても異常なし!
TOMに交替。お次はゴッドブレス「トリップショット(改)」。
1投目は異常なし…。
やっぱ終わったのかなと思いきや、2投目。ボートの手前で
「ボカンッ!」
「あれあれ?なんだこれ?ドラグ出てるよ!」
片手でロッドをホールドしつつエレキを操船するアク強のTOM。
「またデカイのか?!」
上がってきたよーく見ると、口のフックが外れてボディに刺さったフックだけのスレ状態だった。サイズはサンパチ。
こんだけ釣れば、「もうちょっとやってまだ出そうだったら、ボカン艇に連絡して場所をゆずろう」と余裕の癒しトークも飛び出しちゃう。
お次はまたオイラ。懲りずにバルサ50。
と思ってると、ボカン艇が下ってきた。
「シャラシャラシャラシャラ…ボカンッ!」
「よし!出た!」
今度はトリプルフックが2つもついてるから安心してランディング。サイズはさっきと同じサンパチ。
ボカン艇はというと、ナオが1バイトだけで重めのムードっぽい。確かにちょっとN@BBYがピリピリきてる。
「ナオに1本釣らせたい」
N@BBYの願い、イヤ、みんなの願いを叶えるため、ナオに例のポイント攻略を叩き込む。
そしてHB50をキャスト。
「ボカンッ!」
なんと一撃!
「サオ立てて!」「巻いて巻いて!」
ボートを離して、いざランティングという時に、痛恨のバラシ!
しかし、まだまだいけるとふんで、オイラとナオがチェンジして癒し艇に。操船をエンジェルTOMに託す。遠く離れたところでオレらは見守る。
「反りだ反り!」ということで反りトンポを装着するも沈黙。
もうダメかな?と思った頃、
「釣った釣った!」
「もうボートに上げたん?」
「上げた上げたっ!」
急いで見に行くと、マティガイなくゲット!サイズはサンパチ。初のトップ釣行でさすがに疲れ気味だったのナオもニッコニコ!ヨカッタなー、ナオ!!!
さて、次はN@BBYとテッチャン。…しかし、時すでに遅し?ベイトもすっかりどこかへ行ってしまい、もう二度とスイメンが割れることはなかった。
気づけば、14時間も釣りしてたよ。さすがに体にきちゃうね。N@BBYなんて「14時間で全ゾリ」にショックを受けて現実逃避を図り、帰りのアクアラインのトンネルで居眠り運転しそうになるしさ。アブネーって!
まー、スランプに完全突入したN@BBY、いったいどうやって脱出するのか見物だね。
乞うご期待。
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オイオイッ!また出たよ!
3投連続!!!

ぷふぅー、お腹いっぱい。。。

あっ!ザウルスにて初ゲット!

やっぱトリはナオでしょ!
若干17歳。
この先どうなるか、楽しみだね。
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こんな感じで
ニゴニゴしてるけど、
初めての場所だし出る気満々!
逆に居場所は絞りやすいっしょ?!

「N@BBYの爆裂釣り紀行」に
視聴者参加したMac.keyさん。
笑顔はいいけど、「京都」の
トリプル3連のダーターを
ブッシュにブチ込んでしまい、
ダメダメっぷりを発揮。。。

ピトシもビックリ!
絵に描いたような出方で
パックリと食っちゃった
サンキューバスちゃん。
ニゴニゴだからって
ハナっからあきらめてない?
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■July 5(Sat), 2003
場 所:RVR
天 気:バカッ晴れ
メンツ:Mac.key、N@BBY、チキバン、ピトシ
今回、俺達がフィールドとして選んだとこは、某川。
最近行ってた川筋は、ちょっと飽きてきたので、リフレッシュの意味も兼ね行ってきたぜ。このフィールドは、もうちょい前の方が良かったらしいが、俺達が行ってた川筋も良かったので、行けてなかったんだよね。
ということで、結構テンション高めで、現地に乗り込む。
今回のメンツは、MAC・ピトシ・俺+チキバンのTOM・KAITYの5人。そういえばKAITYの奴、ここんとこ毎回来てんな。やっぱ、プーは違うね。なんと言っても、平日の昼間電話すっと、昼寝とかカマしてやがるからな。ちょっと、うらやましいけど・・・。
まーそれはいいとして、ちょーど朝マズメの4時前に現地に到着した俺達は、早々に準備開始。
しかーし!!2日ぐらい前に、大雨洪水警報が出ただけあって、心配的中!どうなってんだよ!っていうぐらいのドチャ濁り。&チョイ増水。まーでも、初フィールドなもんで、こんなもんかと思い込むことで、すべて解決。
ボカン艇にMAC・ピトシ・俺で下流方面、チキバン艇にTOM・KAITYで上流方面へ向かう。
いやー!濁りは結構ヒドイけど、雰囲気は抜群だな。ほんと、感じいいよ。ストラクチャーがとりあえず多いし、俺たちを楽しませてくれるアトラクションが目白押し。
まずは、オバハンからぶち込んでみる。かなりのネチリをいれるが、やはりオバハンは手強いな。でもって今度は、沈みテトラ、護岸などを撃っていくが、やはり異常無し。
やっぱこのコーヒー牛乳のような水が原因か?んー?こうなったら、アレしかねーな。
ということで、早速始まりました
「N@BBYの爆裂釣り紀行」
「どーも!ボカンのN@BBYです!今日はね、千葉県房総にある某川にやってきました!」
なんて感じで、かなり長めの前置きが始まる。
「おお!流れ込みがありますね。こういう状況の時は、フレッシュな水。イコール流れ込み!!」
なんて解説しながら、「反りトンボ」を流れ込みの護岸に落とす。そこから水の勢いを使って、そっと流れ込みに落とす。っと、
「ボカンッ!!」
「おっー!いきなり出ましたね!!」
なんて冷静ぶるが、実は結構ヤバイ感じだったんだよね。
解説付でいきなりだからね。しかし、惜しくも乗らず。再度、撃つがその後は異常無し、だったかな?
解説付キャストでイキナシ出るとは、これまた活性高いっしょってことで、テンションは上がりまくる。
しかも解説どおりであれば、「ドチャ濁りの時は流れ込み」という法則が成り立つわけだ。
しかしそんな単純なもんじゃないっしょ、トップ道は。
なんて思っていると、次の流れ込みを発見!!「よーし!次はMACね。」
って感じに、MACが流れ込みに「31BAIT」をぶち込む。と、
「ボカンッ!!」
おいおい、またもや出ちゃったよ!流れ込みの脇の、ブッシュ前。しかし、乗らず。トップ道って、結構単純?
なんてテンション上がりまくっていると、ピトシが「あっ!聞こえますね。流れ込んでますね。」
「よし!次はピト投げてよし!」ってことで、ピトシが流れ込みに「マンドリラー」をぶち込む。と、
「ボカンッ!!」
おいおい、出まくりやがってんじゃん。しかし、これまた乗らず。
「よし!次俺ね!」ってことで進んでいくと、流れ込み発見!!一本いっとくルアー「反りトンボ」を、流れ込みにぶち込む。と、またしても
「ボカンッ!」
まあ「ボカンッ」って感じじゃないけど、確実に反応はある。水面が確実に盛り上がり喰ってきてるんだな。
しかしこれまた乗らない。なんでだろう???こんな感じで、流れ込みを探して撃っていく。ほとんどの流れ込みで反応あり。しょぼい流れ込みでも、必ず出る。水量が多い流れ込みだと、2〜3発出たりもする。トップ道って単純なもんだな。濁ってたら、濁りがなくて、フレッシュな水んとこ撃てばいいんだ。ほんと、そんな風に思っちゃうほど、流れ込みは必ず反応があった。
ある程度いったとこで、上流に戻ることに。もちろん、流れ込みを撃ちながらね。って引き返そうかなって時に、カヌーに乗った大人な感じのトッパー二人組みに出会う。
「どうっすか?」
「全然、反応ないね!どうっすか?」
「バイトはあるんすけどね。」
そんなたわいもない会話を交わす。
しかしそんなたわいもない会話が、俺はとても好きだ。やっぱ人間、挨拶大事っしょ。
カヌーの前に乗ってた人は、多分50歳くらい(間違ってたらスンマセン・・)で、これがまたカッコイイ。
俺も、そのぐらいの歳になった時でも、トップウォーターバスフィッシングを楽しんでいたいね。
だから、バス達を守っていく為に、ひとつひとつのフィールドを大事にしていかなきゃいけないと思う。「釣り禁止」とか「立ち入り禁止」とかの看板は、もう見たくないもんね。
俺の哲学「マナーを破るのは簡単だし誰でも出来る。マナーを守るのは難しい。それが出来る人間はカッコいい。」
だいぶ話それたけど話し戻って、一つの流れ込みは一人が撃つって感じに自然になってたんでけど、これがまたいいんだよ。
人のキャストもバイトシーンも見れるしね。俺たちみたいなガッツキ系人間は基本的に人を見てねーから。
今撃ってきた流れ込みの中でも、最も水量の多いやつにピトシが当たった。沈みテトラおまけ付。ピトシは、「マンドリラー」をひたすら投げ込む。5〜6回ぐらい目だろうか。もう来ねーよって時に、
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってるし。バシャバシャ、バスちゃん暴れてるし。しかも、結構デカそうだし。ピトシがテトラに潜られないように、引き抜こうとした瞬間、痛恨のバラシ。まー、人生そんなもんでしょ。
時間はもう9時を回ったぐらいで、激暑い。既に、MACとピトシは上半身裸。さすがの俺も、暑くて脱いだよ。基本的に寒がりだから、今年初かな?
関係ないけど、長靴脱いで足を水につけると、これがスゲー冷てーんだよ。2秒ぐらいしか、浸けとけないぐれー。
よーし!次は俺の番だな。流れ込みはどこかな?おっ!いい感じの流れ込みじゃん。
感じのいい流れ込み発見!って言っても、さっき撃ったとこだけどね。ここで俺のスーパーキャストが炸裂。自分で言うのもなんだけど。岸ビタ1cmってとこだな。とその瞬間
「ボカンッ!!」
しかも、乗ってる。
「よっしゃー!!」って感じでゴリ巻きっすけど、これがガンガン引く。デケーか?しかも、魚体見えねーし。下に下に潜っていくような、デカバス特有の引きなわけ。
しかし、上がってきたのは39cmの普通サイズ。デカイの期待しただけに、ちょっとがっかりだな。
でも初場所で、魚を獲るのは単純に嬉しいね。39だけに、バスちゃんサンキューってことで。どう?TOM。
日は完全に上がっちゃって、流れ込みもあんま反応が無くなってきた。とその時上流にチキバン艇発見。
なんとTOMは、上流の流れ込みで、ミキスケの「2ozダーター」で46cm、獲ったらしい。「やるじゃん!TOMさん!」KAITYは、ジャンキーの「モブス」でバラシ&バイト多数ってことだ。「釣果もプーイチロウでし!!」
ここからは、流れ込みの反応も全くなくなったので、オバハン狙いに。
オバハンと言えば、ボッコムでしょ。ってことで、「ロングB対決」に!誰が一番芸術的にぶち込めるか勝負。ただぶち込むんじゃなくて、より芸術的に。
オーバヘッドキャストのスキッピングってカッコいいでしょ。サイドキャストなんて、誰でも出来っからね。ボッコムのルアーは、水面を良く滑るんだよ。やっぱ、ぶち込み仕様って感じだね。キャストが上手くなった気がするんだよね。
ちなみにピトシは、これが出来ない。良く見ると、コヤツのキャストはスリークウォーター気味。
「男だったら黙ってオーバーヘッド!!」
これを聞いたピトシは、オーバーヘッドでぶち込むと、「おお!滑りますね!」。お前が滑れよ!
こんなやりとりで、第一ラウンド終了。チキバンは早々にあがって、車の前で爆睡。
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裸なのは上半身だけじゃないぜ!

ミキスケのダーターはデケェ!
これで釣っちゃうなんて
TOMさんステキ〜☆

Long-Bは、あまり上に跳ねずに
奥へと入っていくタイプ。
たまにヨコ気味に
スキップすることもある。
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マジで水がキレイ。
美しいとか言っちゃうぐらい。
でも、釣れそうな時ほど…

わざわざ遠くから
声をかけてくれた関口さん。
どうもっス!
マヅメはどうでした?
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■July 5(Sat), 2003
場 所:MSD
天 気:バカッ晴れ
メンツ:Mac.key、N@BBY、チキバン、ピトシ
第2ラウンドは、ヒサビサのMSDへ。ホントはTFDに行こうと思ったんだけど、スゲー人の数。
車も止めるとこねーし、ボート降ろすとこはへらいるし。敗退っしょ!ということで、MSDに変更。
MSDも人が多いな。まー、TFDほどじゃないから、いいか。
さっきのドチャ濁りを見てきたせいか、スゲー水が綺麗な気がする。=釣れそうってこと。
ボカン艇・チキバン艇に分かれ、早速入水。
俺達は、まず島周りを攻めることに。島周りに行く前に、シャローをガンガン撃つが、全く異常なし。
と、その時、フローターに乗ったトッパーが、
「ボカンさーん!ひさびさです!」
関口さんだ!埼玉の坂戸にあるショップで、BFD(ビックフィッシュダイナマイト)の常連さん。俺たちの釣行記にも登場する菊地さんの連れだ。
「どうっすか?チョーシは?」
「全然ダメっすよ。でもバドで一本かな。」
やるな!獲ってんじゃんきっちり。ただ、関口さん曰く、ここ最近で一番ダメとのこと。
「マズメですよ!マズメ!」
とか根拠もないこと言って、関口さんと別れる。
右回りで島回りに入る。しかし、出ない。こんなに出なかったけ・・・。
じゃーってことで、昔の実績エリアを撃ちにいくことに。
階段岬、スタンプシャロー、橋の下、岩盤立ち木、どこ撃っても全く異常無し。しかし人が多いな。トッパーはいないけど、メンター系がスゲー多い。また、フローターよりもボーターのほうが断然多い。エレキが免無しで乗れるようになったからだろうか?
それにしてもバスちゃん達は、どこ行っちゃったんだろう?どこ撃っても、ウンともスンとも言わない。
島周りで夕マズメを迎える。しかし何も起こらない。ピトシの「アブラゼミ」と俺の「セミヌードSP」にしょぼいバイトが一発づつ。
俺が沖目でバイトとった時、ピトシが「沖田ヒロユキですね!」なんて訳わかんないことを口走りやがる。
しょーがねーから、ツリ目でキャプテン翼を歌ってやったけど・・・。
島周りをあきらめ、上流へ。しかし、何も起こらない。
「おい!ピトシ!!俺たちの活性を上げてくれよ。イコーーール、釣れ!」とか俺も訳わかんないことも口走る。
何故か二人の反応はかなりいい。何故か結構、楽しい。何でだろう?
午前中、一本獲ってるからか?それとも、俺が成長したのか?それとも、MACが癒し系だからか?
上流から、チキバン艇が下ってきた。TOMが、「幼蝉」で41cm獲ったらしい。KAITYは、プーイチロウでし!!
ってことで短けーけど、第2ラウンド終了。
しかし、MSDは釣れなくなったな。昨年ぐれーから、チョーシ悪りーんだよね。一昨年前の大減水以来、ほんとに釣れなくなった。相当数の魚が死んだんでは?
まーでも、あと2〜3年もしたら、良くなるっしょ!!ってことで。俺の絶不調も来週まで持ち越し。
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いわゆるタダ巻きルアーを
ネチって釣るのって気持ちイー!
やっぱ1日1本は
獲りたいッスね〜。
(ピトシつぶやく)
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